音大を卒業し、プロカメラマンとして社会に出たのが2007年4月。
今は工場勤務・WEBマーケティング業・作曲家・投資のパラレルワークで生計を立てています。
当時の私は『ただ、死ぬまで同じ仕事をしていくのだろうな。』と多くの人と同じことを考えていました。
その考えが崩れ去ったのは社会に出てわずか1ヶ月後。
朝6時半出社、夜0時退社の激務は私の心と身体をボロボロにしてしまいました。
「仕事とは何だろう。そもそも、働くことは本当に苦しいことなんだろうか。」
友人・知人からは頑張りが足りないと言われ、その後も転職を繰り返す私に心配と軽蔑の眼差しを向けました。
当時の年収は180万円。派遣社員として工場に勤めつつ、音楽の著作権で得たお金で生計を立てていました。
「とにかくお金を得ないといけない。このままだと結婚もできないし、家も建てられない。」
お金が無いことは不安です。
やりたいことも、欲しいものもたくさんあるのにお金が無いと何もできない。まずは最低限のお金を得るべく正社員勤務を考えました。
音大の経験を生かすべく華やかな仕事を探していましたが、ある程度時間の自由になる近場の工場へ勤めることに。
年収は400万円まで増えました。
毎月コツコツと5万円の貯金をし、自分の欲しいものは余剰金を貯めて買う。そんな生活を送っていたある日、私は7年間付き合った彼女から『婚約破棄』をつげられます。原因は彼女の二股。
結婚資金を貯めている間、彼女を待たせてしまいました。その時間がお互いの気持ちを離れさせ最悪の結末となったのです。
悪いことは重なります。
会社の経営が悪化し、若手の給与の中心であった『残業』が無くなることに。年収は400万円から340万円まで激減します。
27歳のことでした。
上司や役員は
『お金が無くても切り詰めれば良い。』
『お金より大事なものはある。だから汗水流して働き続けるだけ。』
『俺だって苦しいよ。だからお前も苦しいのは我慢しろ。』
といいます。TVや世間もお金が無いのは当たり前といいます。
そんな世間の常識のまま生きていた結果、婚約破棄やつつましい生活を余儀なくされました。
だから私は、
自分の幸せのため
にお金を稼ぐことを決めたのです。
高校時代からブログを書き続けていたため、ブログでの収益化を考えました。調べてみるとグーグルが『クリックされればお金がもらえる広告』を配信していました。
怪しいイメージのあった『インターネットで物を売ってお金を得る』アフィリエイトにも参戦。
最初の2年間は全く収益がありませんでしたが、3年後から上昇。現在は月40~50万円平均で利益が出ています。
生活する以外のお金。余剰金が出てきたため、投資にも挑戦します。
仮想通貨とロボットアドバイザーを利用した投資で長期的な利益を得ようと勉強中。
今は結婚もし、家も建ち、子どもも生まれました。
将来的には40代中に生涯年収分のお金を獲得し、仕事やお金で消耗しない生活を目指しています。
つまらない仕事をし続けるより、家族や自分の幸せを考えています。
年収200万円台のあなたに伝えたい事
あなたも『低所得』でお悩みでは無いでしょうか。
低所得とはそれだけで『不安』になり、何かと怒りを抱えてしまいます。
会社に怒り、政治に怒り、自分を責める。
でも、脱出しようとしない。脱出する方法が分からないためです。
毎日同じように生活していては死ぬまで同じ状況です。
低所得を脱出するには別の行動をしなければいけません。
必ず『リスク』があります。
しかし、リスクを最小限に抑えることは可能です。ローリスクで新しい行動をする。
そうすればあなたもコツコツと年収を増やしていくことが可能です。
低所得から脱出して私が得た一番のものは『余裕』です。
余裕があるから怒りもしない。会社が倒産しようがストレスを感じません。
余裕があるから家族に八つ当たりもしませんし、自分らしい生き方ができています。
もう、同じ境遇の人と傷を舐めあうのは止めにしましょう。
お金を稼ぐのは悪いことではありません。
当記事が、あなたに勇気を与えられたら幸いです。