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パラレルキャリア 仕事・働き方

パラレルキャリアとは。メリット・デメリット・副業との違いを解説

パラレルキャリアの全て

「パラレルキャリアって何なんだろう。副業との違いは?収入は?メリット・デメリットは?」

という各種疑問にお答えします。

 

パラレルキャリアのRyotaです。当記事を書いている現在でパラレルキャリア10年目。会社勤め+ブログ・メディア運営・Webライター・作曲で生計を立てています。

パラレルキャリアとは複数の仕事・活動をすることです。全てが本業という点で副業とは違います。

本記事でパラレルキャリアになるメリット・デメリットや収入面のことを解説します。働き方改革を取り入れ、パラレルキャリアになろうと考えているあなたに向けて書きました。

これからの時代にピッタリな働き方です。あなたも私のように働き方にこだわらない生き方ができるよう後押しさせていただきますね。

どうぞご覧ください。

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1.【パラレルキャリアとは。メリット・デメリット・副業との違いを解説

パラレルキャリアについて

パラレルキャリアについて

パラレルキャリアはPeter F. Druckerが著書の『明日を支配するもの』で提唱している働き方です。

  • 本業とは別で仕事をする
  • その仕事も『副業』ではなく、本業と同等の扱い
  • 仕事だけではなく『社会貢献』も含まれる

特徴は上記のとおり。

  • 会社員+ブログ・メディア運営
  • 会社員+音楽家
  • ブログ・メディア運営+Webライター
  • 会社員+ボランティア団体運営

具体的な働き方があるわけでありません。どういう仕事を組み合わせるかはそれぞれ違います。

① 副業との違いを解説

  • 全てが同じ優先順位
  • 金銭を得る目的とは限らない

上記2点が副業との違いです。

自己実現・人との出会い・スキルアップなど、お金では買えない価値がパラレルキャリアには含まれます。

最初は副業にしていたものがメインの仕事になって『起業』。本業をリモートワーク化して事業を展開するなど、副業からレベルアップして昇華した形になることが多いです。

とは言え分かりづらいので、私の実体験を具体例としてお話します。

ブログと音楽で人生を変えた | 工場勤務から抜け出した私の話

私は高校時代から音楽を学び、サウンドプロダクションと音楽作家契約をしました。同じく高校時代より趣味でブログを使っての音楽配信を開始。いつか音楽を仕事にすることが夢でした。

しかし、現実はラクではありません。

最初に就いたブライダルカメラマンの仕事が激務すぎて倒れます。地元の工場に勤めることになりました。それでも個人の活動の夢が捨てきれず『動画サイトでの音楽配信』『Wordpressを使ってのブログ・メディア運営』を開始。活動の幅を広げます。

次第に個人の活動で成果が出ます。動画サイトでの音楽配信でバズを起こし楽曲がゲームで採用。カラオケ配信されるようになりました。

WordPressを使ってのブログ・メディア運営は7年間かけて月100万円を達成。単なる工場作業員では経験できない人生になっていったのです。

 

現在は工場を退職。リモートワークしつつ、ブログ・メディア運営、Webライター中心の生活をしています。不規則だった工場勤務から抜け出したことで家族との時間が増え、子どもの成長を間近に見ることができています。

個人の活動から普通では知り合えないような『経営者』『銀行員』『実業家』とも交流ができました。働けば働いただけ成果の出る環境なので、高いモチベーションで作業を続けています。

▼パラレルワークの具体例を知りたいならこちら▼

パラレルワークにおすすめの働き方
パラレルワークにおすすめの働き方『身近な事例を元に3つ紹介』

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② パラレルキャリアのメリットとデメリット

パラレルキャリアで稼いだお金

パラレルキャリアで稼いだお金

収入源が増えるのはもちろん、1つの仕事で達成できなかったものが手に入ります。『やりがい』や『楽しさ』ですね。

失うものは時間。自由な時間はほぼゼロです。

メリット:生活が安定する・人生が豊かになる

  • 若くして所得が上がる
  • リスクヘッジになる
  • やりたかったことが実行できる
  • 本業にスキルを生かせる
  • 人脈が広がる

上記のとおり。

特に生活面が安定します。複数の仕事をしますので、20代で年収600万以上が可能。本業が倒産しても収入がゼロになりません。本業でスキルを活用して評価アップにつなげることもできます。

人生面では夢とつながります。本業は別で『自分の好きなことを仕事にできる』ため、学生時代からの夢に挑戦できます。その結果、本業では知り合うことのできなかった人と知り合えます。

パラレルキャリアのメリットについては以下の2記事も参考になります。

パラレルキャリアの収入
【経験談】パラレルキャリアは収入が上がります【20代から稼げる】

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パラレルワークについて
『予想外』パラレルワークの生活10年目で私が感じた5つのこと/意外なメリットまで明らかに

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デメリット:時間がなくなる・結果が出るまで時間がかかる

  • プライベートの時間がなくなる
  • 継続しないと結果が出ない
  • 価値観が変わるため過去の友人と疎遠になる
  • 本業の会社に認められない可能性がある
  • 業績が落ちると大きなストレスになる

パラレルキャリアをする以上、普通の生活はできません。スマホゲームはもちろんテレビを観る時間もなくなります。

しかも、個人事業は成果が見えません。成否の分からないことを継続するって難しいです。

会社員だけで生計を立てている友人らとは疎遠になります。年収の点で妬みを買いやすいためです。時間の使い方が違うので会話も合わなくなります。

政府が副業を解禁したと言え、就業規則で禁止している会社がほとんど。会社にバレるリスクがあります。

パラレルキャリアのデメリットについては以下の3記事も参考になります。

パラレルキャリアのデメリット
【体験談アリ】パラレルキャリアのデメリット3つ【解決策も語る】

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パラレルキャリアの時間の使い方
【ハード】パラレルキャリアの時間の使い方を紹介【5年耐えよう】

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パラレルキャリアの向き不向き
パラレルキャリアに向いている人と向いていない人の違い【1つだけ】

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③『ぶっちゃけ』収入ってどのくらい?

パラレルキャリア10年目の私が33歳の時点で年収1,000万を超えました。

会社員(工場) | 年収370万円

音楽(同人・カラオケ配信・作曲仕事) | 年収30万円ほど

ブログ・メディア運営 | 年収600~900万円

DODAの平均年収ランキングによると、20代男性の平均年収は367万円です。税金アップと共に手取りは下がっているため、生活水準は落ちる一方。

パラレルキャリアをスキルアップよりも『普通の生活を送るための手段』として取り入れる時代になると考えられます。

個人事業は軌道に乗れば収益が伸びます。会社と違って中間搾取がないためです。

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2.これからパラレルキャリアを始めようと考えているあなたへ

のんびり作業するパラレルキャリア

のんびり作業するパラレルキャリア

会社員との掛け持ちで取り組みましょう。

パラレルキャリアは『今日からパラレルキャリアになる!』と宣言したからなれるものではないです。

キャリア=経歴。

キャリアとして宣言できる実績を作り、初めて複数のキャリアを獲得したと言えます。キャリアを作るためには長い時間が必要。会社員で生活を安定しつつ取り組むべきです。

まずは会社員+○○で安定を考えましょう

あなたがパラレルキャリアで『高所得』になりたいのなら以下の組み合わせをオススメします。

  • 会社員+ブログ・メディア運営
  • 会社員+プログラミング
  • 会社員+デザイナー

イメージは会社員とフリーランスの掛け持ちです。

フリーランスとしても生計を立てやすいスキルを身に付けることで、社外で仕事が獲得しやすくなります。クラウドソーシング各社で需要のある仕事から身に付けるスキルを選択しましょう。

 

パラレルキャリアはコミュニティが広がります。

コミュニケーションスキルが上がるだけでなく、あなたの上の役職の人と会社外で知り合えます。相手の立場が分かれば理解しあえますよね。

これが出世にも役立ちますよ。

▼コミュニティを増やすメリットはこちら▼

コミュニティを増やす人について
コミュニティを増やす人が生き残る?居場所を作れない大人の行く末について

続きを見る

 

パラレルキャリアで人生を豊かにしたいのなら以下の組み合わせがオススメです。

  • 会社員+スポーツ(ボディビルなど大会があるもの)
  • 会社員+音楽活動
  • 会社員+ボランティア、NPO法人活動

イメージがつかみにくいと思いますので、私と私の妻を例にします。

パラレルキャリアの例:会社員+音楽活動

私が作った音楽コンテンツ

私が作った音楽コンテンツ

既にお話したとおり私は学生時代から音楽を学んできました。

会社員をしつつ以下の活動をしました。

  • 音楽素材の無料配布
  • 音楽作品を動画投稿サイトへ投稿
  • サウンドプロダクションへ音楽提出

収入は微々たるものです。もっとも稼げた時でも年収100万が限界。

しかし、音楽を通じてたくさんの出会いがありました。どの都道府県に行っても友人が1人はおります。楽器の弾けるバーで地域で活動をしている方々と知り合い、地元の活性化運動にも参加しました。(お化け屋敷設立)

パラレルキャリアの例:会社員+NPO法人活動

育児ブログを書いている女性

育児ブログを書いている女性

私の妻は地元のママが参加するNPO法人会員です。

活動の一環として以下のことを行っています。

  • 地域のお祭りイベントに参加
  • 広告関係の仕事に携わり、SNS発信担当になる

収入はアルバイトレベルです。

しかし、託児しつつママたちと交流して仕事ができるって他にはありません。地域の活性化及び育児に悩んでいるママたちを助ける活動を通じてたくさんの仲間ができています。

まさに、パラレルキャリアはこれからの働き方と言えますね。

女性のパラレルワークは助けになる

今は共働きの時代。女性も長く働かないと世帯収入が維持できません。一方で女性の家事・育児負担って残ってます。

特に旦那さんが正社員・奥さんがパートの場合、家事・育児の9割が奥さんの負担になります。これってつらいですよね…。

託児の仕事なら一時的に育児から解放されます。パラレルワークで収入が増えれば『家事の自動化』にもお金を使えますよね。子どもが手を離れてから一気にラクになりますよ。

▼女性のパラレルワークについて詳しくはこちら▼

女性のパラレルワーク
女性のパラレルワークってどうするの?メリットだらけの2つの方法

続きを見る

パラレルキャリアの仕事の見つけ方について

まだ何をすべきか分からないあなたは自己分析から始めましょう。

以下の5点を考えてください。

1.あなたがやりたいことは何か | 学生時代からの経験を元に考える。部活動など。

2.あなたの得意なことは何か | 性格から考える。継続できる・集中力があるなど。

3.あなたは将来どうなりたいか | 好きなことを仕事にしたい。生活を豊かにしたいなど。

4.あなたのストレスは何か | 人付き合いが苦手。考えるのが苦手など。

5.あなたが得たいものは何か | お金・人間関係・社会的貢献など。

 

恐縮ながら私の例をお話します。

1.あなたがやりたいことは何か | 作曲・情報発信

2.あなたの得意なことは何か | 物事を即始められる・成果が出るまで継続できる

3.あなたは将来どうなりたいか | 低ストレスで生活したい

4.あなたのストレスは何か | 理不尽な命令、拘束、人間関係

5.あなたが得たいものは何か | お金、自己承認

上記から『音楽、ブログ・メディア運営、Webライター』の活動をしています。

 

パラレルキャリアの仕事の見つけ方具体例は以下の2記事が参考になります。

パラレルキャリア向け求人サイト、仕事情報まとめ
パラレルキャリア向けの求人サイト・仕事を探せる方法まとめ『15選』

続きを見る

パラレルキャリアの始め方
パラレルキャリアの始め方を解説『実例+最初に取り組むことも語る』

続きを見る

 

会社員がパラレルキャリアになる注意点は以下の記事が参考になります。

会社員からパラレルキャリア
会社員がパラレルキャリアになるために必要なこと『時間の使い方』

続きを見る

会社員とフリーランスの掛け持ち
『10年継続』会社員とフリーランスの掛け持ちをするメリット・疑問

続きを見る

 

いつか会社に頼らないパラレルキャリアになりたいあなたへ

フリーランス的立場になります。全て自己責任の世界ですので、会社の収入がゼロになっても安定して食べていける実力を作りましょう。

会社から離れると『属していない不安感』『生活上の不安』から抜け出せなくなります。会社員をしつつ実績を出し、1年以上継続してから考えることをオススメします。

 

フリーランス的立場のパラレルキャリアについては以下の記事が参考になります。

会社員かフリーランスか
『会社員とフリーランスのどっちが良い論争』両方経験者が比較解説

続きを見る

フリーランスになる前に準備すべき4つのこと『月20万の収入源』

続きを見る

まとめ:パラレルキャリアになって人生のリスクに備えましょう

経団連の中西会長が「終身雇用は難しい」と発言しました。これからの時代を表した一言だと感じます。

パラレルキャリアは複数の場所に属することが強みです。本業がダメになったとしても、他の居場所があります。あなたを助けてくれる人もいるでしょう。

パラレルキャリアになるということは人生のリスクに備えること。

まずは自己分析から開始して、仕事や地域の活動に挑戦することを始めましょう。当記事で必要な情報は揃いました。後は行動です。当記事を閉じ、目をつむって過去の自分を振り返りましょう。やってみたかったことがいくつか見つかるはずです。

 

以上、「パラレルキャリアとは。メリット・デメリット・副業との違いを解説」という記事でした。

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Ryota@パラレルワーカー

メディア運営・作曲家・各種アドバイザー・講師のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

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