「昇進できない…。もう同期は出世してるのに、どうしてオレはダメなんだろう。必死になって残業もしてるし努力してるのになぁ。何が出世・昇進につながるのか教えて欲しい。」
という疑問にお答えします。
当記事を読めば昇進・出世できるようになります。
パラレルキャリアのRyotaです。工場勤務でカメラマン時代のスキルを活用。専務から直接仕事をもらって出世につなげた経験があります。
当記事の内容はこちら
- 出世できない人が取り組むべき4つの方法
- どうしても出世できない場合の原因『会社側の問題』
- 出世できないから転職するメリットとデメリット
- 出世は選択肢の1つでしかない時代になった話
以下の4つです。
- 社内営業する
- コミュニケーションコストを下げる
- 社内で唯一の人材になる
- 会社のブランディングに協力する
努力次第で出世は可能です。
ただし、会社にお金がなかったら出世させられないんですよね…。そんな出世に関してあなた以外の問題点についてもお話します。
そもそも『出世って必要なの?』という時代に来てます。当記事を見てあなたの人生に『出世』が必要かどうかも判断頂ければと思います。
どうぞご覧ください。
▼出世せず働く考え方はこちら▼
-
40代で出世できないなら。あなたが取るべき1つの道『個人で勝つ』
続きを見る
1.出世できない人が取り組むべき4つの方法
以下の4つです。
- 社内営業する
- コミュニケーションコストを下げる
- 社内で唯一の人材になる
- 会社のブランディングに協力する
前提としてあなたが『会社に損をさせてないこと』が重要。
普通に仕事をしているだけじゃ出世はできません。年功序列だったのは過去の話。今は個人の能力が求められています。
あなたが「私は会社に貢献しています。こんなことができてますよー。」とアピールすることが出世への近道です。
方法① 社内営業する
社内にあなたを売り込みます。
あなたがどれだけ実力ある社員でも、その実力を上司や役員に知ってもらわないとダメですよね。アイデアは発信しないと人に伝わりません。
- 改善提案書を出す
- 上司の上司とつながりを持つ
- 自分のスキルを会社に使う
上記のとおり。
※出世に役立つ社内営業をさらに知りたいあなたは『『経験談』社内営業をして仕事を増やす+出世につなげる5つの方法』をご覧ください。
方法② コミュニケーションコストを下げる
いつもニコニコで人から話しかけられやすいと印象が良くなりますよね。
印象が良ければ相談事や仕事の依頼が増えます。社内での評判が上がれば社内営業的にも成功。協調性ありと判断され『コミュニケーション能力』で出世できます。
コミュニケーションコストを下げるって簡単なんですよ。
- 気持ち良く挨拶する
- 人助けをする
- 人の嫌がる仕事を引き受ける
- 幹事など、まとめ役をする
上記のとおり。
あなたの評判が良くなると『セルフブランディング』にも使えます。残業を断っても『嫌なヤツ』って思われませんよね。
コミュニケーションコストについては以下の記事もご覧ください。
-
コミュニケーションコストを下げて社内に居場所を作る5つの方法
続きを見る
方法③ 社内で唯一の人材になる
複数のスキルを組み合わせましょう。
会社によって求められるスキルは違います。工場に転職したらマーケティング能力は必要ありません。でも、これは『一般的』な話。
自社にないスキルを持っているって凄いことなんですよ。会社に伝えるべきです。
- 工場でマーケティング → 製品の新しい売り方を発見できるかも
- 営業+フォークリフト → 工場でインフルエンザが流行した時にヘルプできる
- 営業+WEBライター → オウンドメディア作成を提案
あなただけの仕事を作ります。そしたら評価が上がって出世しやすいです。
方法④ 会社のブランディングに協力する
会社の評判を上げたら喜ばれますよね。これが出世につながります。
最初の頃は『そんなの無駄じゃないか?』と思われます。でも少しでも結果が出たら手のひらを返したように評判が変わります。
- SNS → フォロワー数が増える
- リアルでの宣伝 → 近所の人づてに評判が伝わる
最高なのは仕事につながることですね。飲み屋で話していたのが社長さんで、あなたの会社に連絡をくれたとか…。こういう話もありえます。
しかし、ここまで頑張っていても出世できないことがあるんです。『会社側に問題』があったらどうしようもありませんよね。以下、続けてご覧ください。
2.どうしても出世できない場合の原因『会社側の問題』
以下の3つです。
- 会社にお金がない
- 1人だけ出世させるわけにはいかない
- いざの時のモチベーション操作材料にしている
出世って会社にとって1つの『カード』なんですよ。人件費がドカンと増えちゃうんで、ぽんぽん出世させるわけにはいきません。
だから出世させない会社があるんです。
原因① 会社にお金がない
人件費が出せないほど利益に困ってます。
28歳で出世。月1万円給与が増えたとして、会社は年に12万円の出費になりますよね。基本給の上昇率も変わるなら、ボーナスや残業代もプラスです。
会社にお金がなくて出世できなった例
私の工場であった話です。
会社が売上に困ってしまい、残業代カットの交代制も導入されました。普通に勤めていれば5~6年で主任に出世できるところ、出世に10年かかる社員が出てきました。
私をはじめ複数名がいっせいに退職した事件後。人件費が浮いたため、勤めて3年の社員が出世しました。(後から聞いた話です。)
会社がダメになる兆候を以下の記事でまとめています。該当していたら「出世は厳しいかな…。」と考えてください。
-
会社がダメになる兆候って?個人事業主だから見抜けた9つの危険
続きを見る
原因② 1人だけ出世させるわけにはいかない
同期が5人いるとします。あなただけ出世したら人間関係が悪化しますよね。
- 他の同期のモチベーションが下がる
- あなたが仲間はずれにされる恐れがある
- 給与に差が出る
上記のとおり。
なので、ある程度の役職まで『同時に出世させる会社』があるんです。ちょっと時代はずれですけどね…。
同期が何人か辞めた後に急に出世したらこのパターンです。今後も出世が遅れる可能性があります。
原因③ いざの時のモチベーション操作材料にしている
出世したら「認められた!」と思うのでモチベーションが上がります。
例えばボーナスカット。
利益がない・製品回収などでボーナスが減ることがあります。社員のモチベーションはがた落ちです。そこで出世の登場。
1人でも出世させたら「頑張れば出世はさせてもらえるんだ。」と社員に伝えられますよね。こんな幹事でモチベーションの操作に使われます。
普通に10年勤めて出世できないから転職も考えちゃいますよね。次に『出世できないから転職ってどうなの?』という疑問にお答えします。
3.出世できないから転職するメリットとデメリット
メリットは簡単。正しい評価を受けられたら出世できなくても給与アップしますからね。他の待遇も良くなるでしょう。
でも、デメリットもあるんです。それが『転職で役職が武器になる』ということ。それぞれ解説します。
メリット:あなたを正しく評価してくれる会社が見つかる
会社側に問題があった場合、転職しただけで給与が上がります。
- 人件費に使えるお金がある
- バブル世代が自分たちの世代だけを守ろうとしていない
- スキルがあれば早期の出世も可
上記のとおりです。
先ほどお話したように『過去のスキルを役立てて唯一の存在』になることも狙えますね。スキルを育てて別の仕事に就く『ジョブホッパー』が年収アップしやすいのも代わりのいない人材になるからです。
デメリット:出世してからの方が転職が有利になる
役職がもらえるって『認められた証拠』ですよね。履歴書・職務経歴書で有利です。
面接もとおりやすいです。会社側の方が『簡単に役職は与えない』と知ってますからね。
あなたを正しく評価してくれる会社の見つけ方について
転職にはリスクがあります。出世できない不満で転職したのに、転職先も同じ状況だったら意味がありませんよね。
- 経営が安定している
- 正しい人事考課がされている(ちゃんと面談があるなど)
- 社員に目を向けている
上記の求人を探します。
シンプルに『コンプライアンス』の意識があるとか、『カウンセリングがある』なら問題ないかと思いますね。こういう会社は離職率が低いです。
※離職率の低い求人を探すなら『厚生労働省認定の職業紹介優良事業者』を使うか『アドバイザーの質が高い転職エージェントの利用』を考えましょう。
あなたが10代・20代ならJAICを使わないのは損ですね。仕事で取材した経験があるんですけど、ホントに全部の求人先を査察。離職率の高い企業をお断りしてますよ。(JAICそのものは激務で知られてます…。人気なんですね。)
-
20代の転職エージェントは『JAIC』だけで良い【理由を解説】
続きを見る
30代以降ならパソナキャリアをおすすめします。地域や業界別にアドバイザーがいます。細かい点まで相談できるため、30代以降の支持率が高いです。
-
パソナキャリアの評判について『メリット・デメリットも含めて紹介』
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4.出世は選択肢の1つでしかない時代になった話
今までは出世して給与を上げるしか選択肢がありませんでした。
だから少しでも頑張って仕事をする。出世するのが普通。出世できなかったら残業代で稼ぐイメージでしたよね。
今はクラウドソーシングや各種副業でお金が稼げる時代です。
出世と副業の2つを天秤にかけて、メリットのある方を選択しましょう。
あなたが出世する目的は『給与アップ』
あなたが出世する理由は『給与アップ』ですよね。
- 役職が上がる → 仕事が増える・責任が重くなる → 給与が増える
- 役職が上がる → 仕事が増える・責任が重くなる → 給与が同じ
上記で後者を選ぶ人はいないでしょう。(もっとも権力や社会的地位が欲しいのなら別ですが。)
出世して月3万くらい給与が増えれば嬉しいです。でも月5,000円しか増えないのなら出世をするメリットは減りますよね。
個人でお金を稼げれば出世をしない選択肢も生まれる
個人で月10万円くらい稼げたら出世をするメリットってないんですよ。会社によって出世で得られるものが違います。
出世を目指すか、出世せずに個人で稼ぐかを選びましょう。
以下のツイートも参考になります。
ブログで月5~10万稼げるようになると『出世を捨てる選択肢』が出てきます。これって意外と大きいです。
・責任が重くならない
・違う仕事を覚えなくて良い
・現場仕事を続けられる出世のために無理して仕事を頑張ること多いんですが、それもしなくて良いです。気持ちが変わりますよ😄
— Ryota@パラレルワーカー(Parallel Road) (@Blue_Rat_Web) 2019年5月6日
個人でお金を稼ぐ方法について
- クラウドソーシング
- スキルマーケット
- WEBライター
- ブログ運営
他にもドロップシッピング、ハンドメイドなど…。どういうことでも稼げます。営業だって営業代行サービスをスキルマーケットで販売すれば売れますからね。
個人で仕事を獲得する方法は以下の記事でまとめています。
-
パラレルキャリア向けの求人サイト・仕事を探せる方法まとめ『15選』
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40代から出世に挑戦するのは厳しい
出世できないまま40代。主任くらいにはなれるかもですが、管理職になるのは厳しいですね。既に管理職のポジションが取られているからです。
出世は椅子取りゲーム。思い切って出世をやめ、別でキャリアを作ることも考えましょう。
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40代で出世できないなら。あなたが取るべき1つの道『個人で勝つ』
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個人事業を立ち上げればあなたは『代表』です。月5万も稼げたら講師やセミナー開催することも可能です。自由にキャリアが作れますよ。
まとめ:まずは出世のための行動を開始しましょう
出世に挑戦せずに諦めるのはもったいないなって思います。せっかくの社会人経験ですからね。
まずは社内営業・コミュニケーションコストの意識をつけることから開始。協調性をアピールして出世につなげましょう。
出世すれば部下や後輩をまとめなければなりません。協調性が低いと報告・連絡・相談が止まってしまい会社に不利益です。
どうしても出世できないのなら、個人で稼ぐ道もあります。もちろん転職も可能。道はたくさんありますのでご安心ください。
以上、「昇進・出世できない人が取り組むべき4つの方法『評価が上がる+リスク減』」という記事でした。
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