「給料が上がらない…。このままこの会社で働き続けるメリットが感じられない。どうしよう。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば給料が上がらない理由と対処法がわかります。
元年収が180万円だったRyotaです。
転職して業界を変えただけで年収が300万円台にアップしました。
その後、パラレルワークをして年収を年間50万単位で増やしてきました。
当記事の内容はこちら
- 給料が上がらない会社の4つのメカニズム
- 給料が上がらない人の考え方/入社前に考えて欲しいこと
- 給料を上げるために今できる2つの行動
『人件費が少ない』『利益率の低い業界・職種』『給与体系的に伸びシロがない』『替えがきく仕事ばかり』ですね…。
入社した時点で年収(将来的な部分も含めて)は決まります。
業界・会社選びが給料の全てなんですよ。
だから、転職するか会社以外で稼ぐかが大切になります。
それぞれ解説しますね。
▼働き方の記事一覧はこちら▼
1.給料が上がらない会社の4つのメカニズム
以下の4つです。
- 人件費が少ない
- 利益率の低い業界・職種
- 給与体系的に伸びシロがない
- 替えがきく仕事ばかり
昇給・役職手当しか給料が上がる可能性がない。
それなのに、昇給額が低く役職手当が低い会社になります。
特に20代の給料が上がりません。地方だと残業ゼロで手取り20万になるのが30代半ばです。
① 人件費が少ない
割合的に少ないか、そもそも利益が低くて人件費が少ないかのどちらかです。
利益が下がっているのに昇給を続けていたら人件費で破産します。
人件費のポイント
- 会社は給料を上げるのは簡単でも、下げるのは難しい
- 人件費のバランスを取るため、新入社員の基本給は低くしている
バブル世代が会社の主要ポストについてます。
彼らが自分たちの高い給料を維持するため、若手の給料を下げています。
もちろん、給料の上げ方も緩やか…。
今の50代の給料とあなたが50代になった時の給料は一緒じゃありません。
限られた人件費を社員で奪い合っている
全員がボーナス10万アップ!みたいな話はまずありません。
同僚がボーナス10万アップなら、誰かのボーナスが合計で10万下がってます。
だから人件費の額がそもそも少ないと給料が全く上がりません。
昇給も途中で『上がらなくなる可能性』があります。
② 利益率の低い業界・職種
どれだけ売り上げても利益が低いです。
私はブライダルカメラマンをしていました。
結婚式関係って利益率がメチャクチャ悪いんですね。でも、そこの会社は写真館も併設してたんです。
写真はとんでもない利益率。機材を揃えれば加工して印刷するだけです。
上手にバランスを取って経営されてました。
モノを作って売る仕事は利益率が悪いです。
顧客さんから買い叩かれてたらますます利益率は下がります。
例:サービス業・アパレルの店員
特に利益率が低めの仕事
- サービス業/ホテルや旅館など
- アパレル/服は1年で価値が9割下がる『生もの』
逆に利益率が高いのが『IT/WEB』や『銀行』ですね。
③ 給与体系的に伸びシロがない
シンプルに『成果給』があるかどうかです。
成果給について
- 結果を出せば増える部分
- 保険の営業など、営業職で多い
- 3年目で年収700万とかも可能
成果給がなければ『昇給』『役職手当』『残業』の3つでしか給料を上げられません。
しかし、『働き方改革』と『同一労働同一賃金関係2法』で手当と残業は減っていきます…。
同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。
給料を上げたいなら成果給が必要
自分の努力で自由になる給料がないと年単位でしか給料は上がりません。
唯一期待できるのが『ボーナス』。
でも、人件費に枠がある以上、ボーナスが上がるのってよほど結果を出した時だけ。
現実的じゃないんですよね。
④ 替えがきく仕事ばかり
キャリアにならない仕事ですね。誰でもできる内容です。
むしろ、給料が上がっちゃう前に若い新人さんと交代して欲しいと思われてます。
ブラックな考え方ですが、こういう会社多いです。
そのうち『代行』や『自動化』で仕事も減らされます。
人を雇うって社会保険料とかも必要で高いんですよ。
例:ライン工
単純作業の代表がライン工。
何となく特殊な仕事に思われますが『その会社でしか通用しないスキル』なんです。
特注の機械が多いですからね。
キャリアにならない仕事の例
- ライン工
- 事務
- 販売員
- 補充関係
その他、給料が上がらない会社の細かな特徴
- 年齢層にばらつきがある/一部社員の給料を若手が支える形
- 先輩、上司にお金がない
- 会社規模に対して社員が多すぎる
- 残業が多い(残業代で給料を補填する働き方になっている)
- 特定の顧客に依存している
- 人件費以外に投資しすぎている
※例えば、高い設備を買ったばかりだと給料は上がりにくいと考えられます。
2.給料が上がらない人の考え方/入社前に考えて欲しいこと
以下の2つです。
- 頑張れば給料が上がると思っている
- 会社の浮き沈みを想像していない
努力の方向性を間違えてるんです。
以下のツイートも反響がありました。
入社した時点でほぼ年収が決まってしまう…。
ここに気付くかどうか大事ですよね😟・年収300万
・昇給5,000円10年後、年収は360万。
出世したとしても、それほど増えません。
ドカンと給料が増えることはほとんどないです。だから努力の方向性を切り替えるの大事だと考えてきました。
— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) November 24, 2019
入社した時点でほぼ年収が決まってしまう…。
ここに気付くかどうか大事ですよね😟
・年収300万
・昇給5,000円
10年後、年収は360万。
出世したとしても、それほど増えません。
ドカンと給料が増えることはほとんどないです。
だから努力の方向性を切り替えるの大事だと考えてきました。
① 頑張れば給料が上がると思っている
サラリーマンは安定を得る代わりに搾取されます。
搾取の例
- 銀行の融資返済
- 役員の報酬
- 上司の給料
- 先輩の給料
- 設備投資
あなたを育てるためにも会社はたくさんの資金を使ってます。
頑張っても9割以上、会社に取られちゃうだけ。
ボーナスを30万増やしたいなら300万以上『利益』を出さないといけません。
▼真面目に働く損について▼
-
頑張っても報われない…。仕事で真面目が損をする3つの理由と正しい働き方について
続きを見る
会社は上手に人を使うもの
会社はどうすれば社員を安く使えるか考えてます。
あるあるなのが『利益が上がればみんなの給料も上げるからな』という話。
わからない未来に期待するより、今どうするかが大事ですよ。
② 会社の浮き沈みを想像していない
安定してる会社の方が少ないと思ってください。
浮き沈みのポイント
- 特定の顧客に売上の多くを頼っていないか
- 製品、技術が古くなっていないか
- SNS運営など、クレーム対策をしているか
あまりに社員の使い方がひどければ内部告発もあります。
顧客ともども経営不振になるケースも考えられます。
あなたの会社が10年後も存続しているかってわかりません。
会社のほとんどは『倒産』している
新しく起業した会社が残っている可能性がざっくり以下のとおり。
- 1年後 50%
- 5年後 15%
- 10年後 5%
頑張っても給料を上げるどころの話じゃありません。
社員にお金を渡せるのは『余裕のある会社だから』です。あなたの会社は本当に安定していますか?
だから、給料を上げるために個人で努力しましょう。
3.給料を上げるために今できる2つの行動
以下の2つです。シンプル。
- 伸びている業界、企業に転職する
- 個人で稼ぐ
会社選びの時点で年収が決まります。だから仕事を変えましょう。
仕事を変えられないのなら自分で稼ぎましょう。
副業する時間がないのなら、時間が作れる会社に転職します。
そういう意味で大事なのは時間だと言えますね。
ジョブホッパー的に考えた方が給料は上がります。
① 伸びている業界、企業に転職する
経営が安定していて利益が上がってます。
伸びている業界の例
- IT/WEB関係
- 最新のエンタメ系(ドローンやVRなど)
- アンチエイジング系(高齢化社会)
テーマ株で株価を見ると判断しやすいです。
ネットビジネス系は特に人気。というのも、利益率が段違いで高いんですよね。
人件費を豊富に使い優秀な人を集めようとしている
伸びている業界は使える人を砂漠で水を欲しがるように求めてます。
そのため、全国各地から人を集めてます。年収も高め。
ハローワークでなく、人気の転職エージェントを使って求人を確認しましょう。
IT/WEB系
ワークポートを使います。
もともとがIT/WEB系特化の転職エージェントで、大手クラスに求人が集まってます。リモートも豊富。
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これからのリモート時代に『ワークポート』を使った転職が有利な理由
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職業紹介優良事業者
JAICを使います。厚生労働省が認定した優良事業者。
全求人先を査察して離職率の高い企業を除外してます。20代特化でしたが、34歳までの求人を扱うようになりました。
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20代の転職エージェントは『JAIC』だけで良い【理由を解説】
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② 個人で稼ぐ
副業をしましょう。
短期間で数十万稼ぐ!みたいなのは無理。でも、1年に月1万を増やすのは十分可能です。
月1万なら何だって稼げます。
- ハンドメイド品販売
- Webライター
- データ入力
- ブログ、メディア運営
どれでも大丈夫。ただ、最初の1円を出すまで時間がかかります。
習慣化して継続すること。これだけが1年で月1万稼ぐコツだと思ってください。
会社のように搾取されない
副業は税金さえ払えば全て自分のもの。
会社のように搾取されないし、完全成果給です。
パラレルワークするメリット
- 会社員の安定と、副業の成果給の組み合わせになる
- スキルが上がる
- 本業がキャリアにならなくても、キャリアを作ることができる
副業の始め方
クラウドソーシングで仕事を獲得するのが簡単です。
当ブログのように『ブログを運営して広告収入を得ること』も可能。得意なことをお試しください。
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パラレルワークについて
本業+副業をするので時間はありません。
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まとめ:給料が上がらない会社の特徴を知り、対処しましょう
給料が上がらない会社のメカニズムがこちらです。
- 人件費が少ない
- 利益率の低い業界・職種
- 給与体系的に伸びシロがない
- 替えがきく仕事ばかり
最初の業界・仕事選びで年収はほぼ決定します。
どれだけ努力しても給料が上がらないなら努力の方向性が間違ってます。
転職するか個人で稼ぐか。そのどちらかを選んだ方が『効率的』に収入が上がりますよ。
以上、『給料が上がらない会社の4つのメカニズム/入社前に考えて欲しいこと』という記事でした。
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