「優良な求人サイトの選び方ってどうすれば良いんだろう。調べてみると、ハローワークはブラック企業が多いって言われるし、でも求人サイトは多すぎだし・・・。結局、求人ってどう探せば安心なの?選ぶコツとかあるの?」
という疑問にお答えします。
パラレルワーカーのRyotaです。1年間で4回転職した経験があり、大手求人サイトだけでなくハローワーク・地元の転職エージェントも使ってきました。
当記事の内容はこちら
- 優良求人サイトの選び方『2つの基準』
- 自分で求人を判断できればハローワークも可
- 『職の無い時代』は終わってます
当記事を書いている私月100時間以上残業のブライダルカメラマンを1年で退職。個人事業・派遣・エリート企画部を経て小さな工場に勤めました。これだけコロコロ転職しても仕事の無い時期はありません。
会社+個人事業の働き方をしてますので、その時にあった仕事を選んでます。仕事の探し方も悩むことはなくて、ちょっとしたコツで判断してます。
こういう経験からお話しますね。
1.優良求人サイトの選び方『2つの基準』
基準は以下の2つです。
- 職業紹介優良事業者になっているかどうか
- アドバイザーの質が高いか
どの求人サイトを見ても『似た求人ばかり』なことありませんか?そして希望求人がなくなってしまい転職活動が長引きます。
大事なのは『良質な求人を扱っているか』『求人の中からあなたの能力に適したものを選んでくれるか』です。
この2点からオススメしたい求人サイトが以下の2社です。
JAIC(ジェイック)とDODAですね。
・ジェイック
※全求人先査察。厚生労働省認可の職業紹介優良事業者。
・dodaエージェントサービス
※アドバイザーの質が高め。30代からの支持率が高い。
それぞれの詳細記事はこちら
それぞれの基準について詳しく解説します。
基準① 職業紹介優良事業者になっているかどうか
国が「この転職サイトは安心ですよ。」と認可した証拠です。厳しい審査があります。
職業紹介優良事業者認定制度は、「職業紹介優良事業者行動指針」を遵守し、適正な業務運営と経営改善努力を行ない、一定の基準を満たした事業者を優良認定する国の委託事業です。
当記事を書いている現在だと、全国で1万社以上職業紹介をする会社があります。職業紹介優良事業者はその中の48社だけ。
実際に職業紹介優良事業者にインタビューもして取り組みについても聞いてきました。
残業の多すぎる求人や離職率の高い求人を扱っていると認定されません。
職業紹介事業としての売上も認定基準に含まれます。早期退職者が出た場合、売上にならないので定着率の高さが重要になります。
まとめると、職業紹介優良事業者の求人は掲載基準が厳しいので、社員に優しい求人が見つかります。20代向け転職サイトならJAICを使わないのは損です。
基準② アドバイザーの質が高い
あなたの性格・能力に適した求人を紹介してもらいやすくなります。
後述しますが、転職の成功・失敗って『マッチングの問題』です。Aさんには最悪な求人でもBさんには最高かもしれません。
私も人が憧れる『病院を設立する大会社のエリート企画部』に入りましたが、早期に辞めちゃいました。まだ転職に慣れていない時期で大手の転職サイトから自分で判断して選んだためです。
アドバイザーの質を決める要因について
アドバイザーの質は『アドバイザーの経験』と『アドバイザーの数』で決まります。
たくさんの人を見てきたアドバイザーはあなたの本音を見抜きます。アドバイザーとの相談時に「ステップアップのため。」とか言ってちゃダメ。
「前会社では残業でボロボロになって・・・。普通に働ける場所が良いんです。」みたいに言えばアドバイザーもマッチした求人を紹介しやすくなります。
経験豊富なアドバイザーは上手に本音を聞きだします。
アドバイザーも人なので性格的にあわない人っています。そういう時にアドバイザーの数が大切。アドバイザーがたくさんいれば別のアドバイザーに切り替えてもらえます。
DODAはアドバイザーの数が多い+たくさんの人が利用してるので質も高いです。
希望する業界があった場合は各業界特化の転職サービスも使う
例えば看護師や薬剤師など資格が必要な仕事があります。それぞれ特化型の転職サービスが存在します。利用しましょう。
と言うのも、大手転職サイト・エージェントでも専門職の仕事は扱っていません。リクナビネクストで看護師の求人を検索しても2019年4月22現在で23件。
工場勤務やエンジニアなど比較的仕事の多い業界・職業であれば当記事でご紹介してる転職エージェント利用で問題ありません。
第二新卒向けのおすすめ転職エージェント
職業紹介優良事業者+アドバイザーの質から判断して5社を選びました。あなたが25歳以下なら以下の記事内容も候補に入れましょう。
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第二新卒向け転職エージェントの選び方+おすすめ5選『経験談あり』
続きを見る
35歳以上向けおすすめ転職エージェント
35歳以上だと全国的に使える職業紹介優良事業者がありません。アドバイザーの質で選びましょう。おすすめは以下の記事でご紹介しています。
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35歳でも仕事が見つかる転職エージェント3選【未経験もギリギリOK】
続きを見る
2.自分で求人を判断できればハローワークも可
ネットを見ていると『ハローワークは求人の質も悪いし、対応もひどい。ダメ!』と言われてますが、そんなこともありません。
私もハローワークを利用して転職をしたことがあります。
面接希望のお願いをした際にこそっと「この会社はね。止めときな。いつも人が辞めるから。」と教えてくれた男性職員もいました。
ただ、求人の数がメチャクチャ多いので良し悪しを判断できる『勉強』は必須です。
①ハローワーク求人=ブラックじゃない
ハローワークは求人掲載にお金がかかりません。なので広告費にお金を使いたくない中小企業の利用が目立ちます。
こうした企業が全てブラック企業かと言えば違います。
なぜなら、ほとんど人の辞めない企業で『個人的な理由での退職者』が出た場合の求人があるためです。
地方はいい企業の噂が簡単に広まります。わざわざ高いお金を払って全国的に広告を出さなくても、ハローワークだけで人が集まるんですよね。
②求人で確認すべきポイント
- 基本給が17万以上かどうか
- 月の残業が20時間以下
- 年間休日数125日以上
この3つが確認できればまず大丈夫です。人間関係で不安は残りますが、職場見学や面接じゃないと分からないこともあります。
基本給は残業時間やボーナス額にも影響します。妥協するのは危険。
休日数も1日違うだけで30年なら30日違います。完全週休2日+祝日休み+長期連休を狙うべき。
③自分で判断できないなら転職サイト・転職エージェント
自分で求人を判断できないなら転職サイト・転職エージェントを利用します。既にお話していますが、転職サイト・転職エージェントを利用するメリットは大きく2つ。
- 広告費を出せる程度に余裕のある企業が求人を出している
- アドバイザーが求人を選んでくれる
ハローワークと違い掲載料がかかります。DODAだと最低プランでも1ヶ月25万。掲載内容によっては180万です。
転職エージェントはあなたのスキルや性格にあった企業を抜粋してくれます。
私の転職エージェントの使い方
例えば、
・給与は低くてOK
・時間が自由になる 社会保険に入れる 正社員じゃなくてもいい
・自宅でのリモート作業も可
・私が持っているスキル『WEBマーケティング 写真撮影 メディア運営』(具体的な数字を示します)
というイメージ。ここまで具体化してると、ポンポン紹介してもらえます。
3.『職の無い時代』は終わってます
「転職できなかったらどうしよう・・・。」という心配はしなくて大丈夫。
むしろ現在は人手不足の時代です。人が集まらなくてつぶれる会社がドンドン増えてます。
①仕事選びの失敗はマッチングの問題
「転職して後悔しないかな・・・。」
「前の仕事の方が良かった!」
という悩みも結局はマッチングの失敗。
私自身も転職歴の浅い頃はたくさん失敗してました。だから1年間で4度も転職をしました。
自分だけで判断するんじゃなくて。マッチングを意識した転職サイト利用をするだけで転職は失敗しなくなります。
②仕事の選び方が分からない人向け求人サイト
まずはこちらの2社をお使い下さい。
・ジェイック
※全求人先査察。厚生労働省認可の職業紹介優良事業者。
・dodaエージェントサービス
※アドバイザーの質が高め。30代からの支持率が高い。
③35歳以上から使える求人サイト
35歳以上だとますますアドバイザーの質が重要。JAICが10代・20代特化のサイトなので使えなくなります。
おすすめはこちらの3社です。
・dodaエージェントサービス 非公開求人数No.1の大手です。30代以上にもっとも選ばれています。とりあえずここに登録が安心です。
・大手総合型転職エージェント【パソナキャリア】 50代までの転職をサポートしてくれます。業界別のアドバイザーが在籍。
・ワークポート 利用者の3割以上が35歳以上。
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