「40歳で無職になってしまった。ずっと工場勤務だったから特別な技能もないし・・・。年齢的に再就職が絶望的だ。どうすれば次の仕事が見つかるだろうか。」
そんな疑問にお答えします。
パラレルワーカーのRyotaです。
これまでブライダル・製造業・広告業・企画という様々な業界に携わってきました。全て未経験からの採用です。この経験から次の仕事を見つけるコツをお話します。
当記事の内容はこちら
- 40歳職無しがキャリアを作って再就職する方法と手順
- 40歳からでも働きやすい仕事内容について
- 転職エージェントとの正しい相談方法について
とりあえず入社してしまえば『努力するだけ』なので、経営者目線で40歳を入社しやすくなる方法をお話します。
1.40歳職無しがキャリアを作って再就職する方法と手順
結論として『キャリアを作ってしまうこと』が大切です。
20代だと若さで採用されますが、30代・40代は実績が必須。なので、実績を作ったりまとめあげれば採用率が上がります。
キャリアを作って採用されやすくする3つの手順
- 何ができるのかを『技術以外のこと』も書き出す
- 仕事を個人で請け負って成果を出す
- 実績を書類にまとめる
手順① 何ができるのかを『技術以外のこと』も書き出す
技術以外のこともキャリアになります。
- 部下や後輩に作業を教えていた
- オペレーターを5年任されていた
- 工場勤務なので防虫や汚染に対する意識がある
工場なら安全系の講習も受けてたかと思います。これも立派なキャリアの1つ。
仕事をしていたのなら『任されていた作業』があるはずです。その仕事内容をキャリアにしましょう。
手順② 仕事を個人で請け負って成果を出す
クラウドソーシングで仕事を受注すれば実績になります。
- 企画・プロモアイデア募集
- ネットショップの受注管理
- 調査案件
など、あなたが本業としてやっていた分野と少しでも関連性のありそうな仕事を請け負います。
「個人でもこのような実績があります。」
と、数字を見せるだけであなたの信用度が上がります。
私も製造業に面接を受ける前は派遣で工場勤務をして実績を作りました。広告業も『カメラマンの仕事を個人的に請け負うこと』で実績を作って開始しました。
実績を作るだけで採用率が違います。
クラウドソーシングで仕事を探すのなら『クラウドワークス』がオススメです。単純に仕事量が多いです。
>> CrowdWorks
副業で実績を作るのもアリです。副業から本業に移行することができます。
詳しくは『サラリーマンが月3万円を半年で稼げる3つの副業『しかも身近な方法』』をご覧下さい。
例えばメルカリを使った副業でも、
「自分で商品を仕入れてメルカリで販売。月10万稼いだ実績があります。」と言えば、商品管理の仕事に採用されやすくなります。こんなイメージですね。
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サラリーマンが月3万円を半年で稼げる3つの副業『しかも身近な方法』
続きを見る
手順③ 実績を書類にまとめる
キャリアと実績ができたら書類にまとめます。
まずは職務経歴を書きます。普通に職務経歴書の書き方でOKです。
分からなければマイナビの転職ノウハウがお勧めです。ここに技術以外のキャリアも書きます。
次に自分の実績をまとめます。
これは単純に『請求書』や『達成した成果の金額一覧』を見せれば信用されます。形に残る仕事なら、その仕事の写真があるとベスト。
口だけで〇〇したと言うのではなく、証拠を見せましょう。これが職務経歴の信用にもつながります。
2.40歳からでも働きやすい仕事内容について


40歳からでも働きやすい仕事内容のポイントは『人間関係がつらくないかどうか』です。
製造現場でも営業でも『中途の40歳』というだけで苦しい立場です。
そのストレスが無いと働きやすいですね。
具体的には以下の2つに注意すべき。
- 1人の作業時間が長い
- 若手が少ない
仕事内容① 1人の作業時間が長い
人と関わる時間が長ければ長いほど人間関係のストレスが溜まります。
仲間意識の高い集団の中にあなたがポンっと入れるわけありませんよね。なので、1人の作業時間があるかどうかが大切。
- 商品の管理
- 車を運転する時間が長い内容
- 個人のデスクワークが多い
という仕事だと続けやすいです。
WEB系の広告業(外で資料を集めたり打ち合わせをして、デスクで作業する)は個人ワークが多いのでラク。フォークリフトを使った倉庫番もストレスが少ないですね。
仕事内容② 若手が少ない
若手が多い職場に40代が入るのは無理です。
年下の上司から叱られても納得できますか?ついつい反論しちゃいますよね。そうなると人間関係が悪化して終わりです。
できるだけ若手の多い『勢いのある職場』ではなくて、上から下までの年齢層が揃った『経営の安定している職場』を選びましょう。
3.転職エージェントとの正しい相談方法について
40歳からの転職は転職エージェントを使うべき。というのも、個人で応募しても同じ分野じゃないと履歴書で落とされます。
少しでもコネを使って面接までたどりつきましょう。面接できないと絶対に受かりません。
40歳で転職歴ゼロの人に限って転職エージェントのアドバイザーに相談する内容が間違ってます。
「40歳でも転職できますか?」
「未経験は無理ですよね・・・。となると何があります?」
ではなくて、アドバイザーがあなたを企業にプッシュできる内容を伝えます。アドバイザーの活動がラクになる方法があなたの転職を成功させます。
以下の3点を考えましょう。
- あなたの強みを教える
- 給与アップにこだわらない
- 35歳以上に強いアドバイザーを使う
相談方法① あなたの強みを教える
あなたの強みをアドバイザーに教えます。
既にお話した『キャリア』だったり、自分で作った『実績』ですね。実績の場合は数字があると信用されます。
車の運転でも『日ごろから長時間運転してます。6時間運転してても平気です。』と言えば強みに鳴りますよね。
趣味としての「カメラ」だと仕事には全く役立ちません。
でも、「カメラマンでお金をもらったことがある」だと違います。カメラマン系の仕事はもちろん、広告関係・WEB関係でも需要が出てきます。こんなイメージですね。
相談方法② 給料アップにこだわらない
40代・50代の転職で給料アップに成功するのは全体の2割ほど。基本的に給料は落ちます。
ただ、給料を落とすのはアドバイザー的には嬉しいこと。選べる求人が増えるからです。
「給料は今までより落ちて構いません。最低、年収〇〇円までなら良いです。」
と、具体的な数字を伝えましょう。
相談方法③ 35歳以上に強いアドバイザーを使う
転職エージェントって会社によって得意・不得意があります。
正直言って求人サイトの求人ってほとんど代わり映えしません。ポイントは「35歳以上をターゲットとしているかどうか」。
35歳以上をターゲットにしていれば35歳以上可の求人を多く持ってます。プラスでアドバイザーも相談に慣れています。
私が求人サイトを選ぶ基準は『アドバイザーの質』と『職業紹介優良事業者』かどうか。
35歳以上をターゲットとした職業紹介優良事業者はありませんので、とりあえずアドバイザーの質が高い『35歳でも仕事が見つかる転職エージェント3選【未経験もギリギリOK】』で紹介している3社を使いましょう。
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35歳でも仕事が見つかる転職エージェント3選【未経験もギリギリOK】
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まとめ
「仕事が無い!」という時代は終わってます。
40歳以上はアルバイトもキツイと言われてますけど、シニア枠の仕事に応募すればまず採用されますね。
個人で仕事を受注しながら社会保険に入るだけの仕事をこなすという働き方もあります。
焦っても履歴書で落とされるだけなので、全くキャリアが浮かばない人は個人で仕事を請け負ってキャリアを作ってからの再就職を目指しましょう。
以上、「40歳で職無しになったら『キャリアを作って再就職する方法と手順』」という記事でした。