「自分らしく働くってどういうことだろう。普通に正社員で勤める以外にどういう道があるのか教えて欲しい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば自分らしく働く方法・考え方がわかります。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒後の1年で4回転職をし、パラレルワークという言葉がない頃から複数の仕事を抱えて働いてきました。
当記事の内容はこちら
- 自分らしく働く方法・考え方について
- 働く目的の答えを出すと自分らしく働きやすい
- 10年間、人と違う色んな働き方をして感じたこと
結論は『食べていければいい』という点。低ストレス+あなたの理想の生活が実現できていれば、自分らしく働けています。
そもそも仕事で『お金が欲しいのか』『社会貢献したいのか』など、目的を決めることが大切。
新卒時代は色んな人から叱られました。しかし、34歳になった今は当時の友人らとも「何とか食べて行ければいいよな。」という話で意気投合しています。
それぞれ詳しく解説します。
1.自分らしく働く方法・考え方について
働く目的を決めること。
目的に応じて『正社員』『パラレルワーク』『個人事業』の3つを考えましょう。
昔は『とにかく働いて上を目指そう!』という考え方でした。これが崩壊してます。
ポイント
- 昇給が低い(年に10,000円は上がらない)
- 給与に対して仕事量が多すぎる
- 出世しても責任に対して手当が低い
だから、どうして仕事をするのか。本当に今の会社員生活でいいのかを考えます。
考え方:働く目的にあっている方法で食べていければいい
まず、食べていけるは必須です。
あなたが『株の配当金で年間200万入ってくる』とかなら違いますが、それは現実的じゃありませんよね。最低限の生活費は稼がないといけません。
食べていける額を獲得しつつ、後は働く目的に応じて働き方を切り替えます。
仕事は労働力を提供して対価を得る行動です。
基本的に不労所得ってありません。何かしらの労働はしないとダメ。その結果、不労所得を獲得できる可能性はあります。
生活費さえ稼げているなら、別にどうやって働いたって問題なし。フリーターでも食べていけるのならそれはそれでいいんです。(将来の不安はあるでしょうが。)
不安は人のストレス耐性で大きさが変わります。それも含めて『働く目的』を決定しましょう。
働く方法① 正社員
日本で1番多い働き方です。
ポイント
- 給料がほぼ確実にもらえる
- 雇用保険など、正社員が守られている制度が多い
正社員は安定してます。会社にさえ通い続けていれば、ミスをしてもあなたの売上がなくても給料がもらえるからです。
ただし、縦社会の組織。長い残業や理不尽な指示に従わなければなりません。閉鎖された空間なので、『いじわる』な場面も多いですね。
最近は終身雇用が崩壊して安定も疑問視されています。ワークライフバランスを保つため、一部リモートや残業ゼロの会社に入るのがポイント。
働く方法② 会社員+副業のパラレルワーク
2つの仕事で生計を立てる働き方です。
ポイント
- 状況に応じて会社員の雇用状況を変更できる(フルタイムパート・派遣など)
- 20代でも収入を上げやすい
働き方改革で残業できず悩んでいるあなたにもおすすめ。副業が月10万ほど稼げるようになれば、フルタイムのパートレベルで生計を立てられます。
欠点は『時間がない』こと。スマホゲームをするとか、自由な時間はほぼなくなります。副業で結果を出さないと余裕のない正社員。かなりつらいです。
▼パラレルワークについて詳しくはこちら▼
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『予想外』パラレルワークの生活10年目で私が感じた5つのこと/意外なメリットまで明らかに
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働く方法③ フリーランス・起業
会社に属さず、個人で仕事を得て生計を立てます。
ポイント
- 働く時間も内容も自由。
- 理不尽な指示もないし、無駄な会議もない。
とにかく自由です。でも、結果を出さないと収入になりません。その不安定さから、うつ状態になり会社員に戻る人も多いです。
次に『働く目的』について触れていきますね。
2.働く目的の答えを出すと自分らしく働きやすい
ただ何となく働いていると『会社に利用されている』みたいな考えが出てきます。
会社員は当然、会社のために利益を出さないといけません。自分らしく働くとは遠い働き方です。
例えば『ほどほどに働いてプライベートを楽しみたい』が目的とします。そしたら残業は全部断ればいいじゃないですか。
これも自分らしく働く1つの方法です。
働く目的の3つの種類
以下の3つです。
- お金を得て食べていく
- 社会貢献して認められる
- 仲間と共感する・コミュニケーションする
何となく『働く=お金』のイメージですが、お金だけでもありません。
元ZOZOTOWN社長の前澤さん。もう何代も食べていけるような資産を作りましたよね。それでも働いてたのって『社会貢献』であり『社員が可愛かったから』じゃないですか。
だから働く目的の決定を早めにするのは大事。
ちなみに当記事を書いている私は『低ストレスで生活すること』です。
パラレルワークでそれなりに資産を作りましたので、現在は育児しつつ個人事業中心の働き方で生計を立てています。
個人事業の利益が落ちるようならフルタイムパート+個人事業の2本立てにする予定。
お金を得て食べていく
最低限の生活維持の目的です。
ポイント
- 上を目指さない
- 食べていければどういう方法でもいい
- でも、少しだけ豊かに暮らしたい
多くの人がこの考えです。でも、働いても給与は上がらないし仕事は増えるしでボロボロになってます。
年収300万くらいの残業ゼロの仕事に就いて、数年かけて『月10万を自力で稼ぐ』を検討するとワークライフバランスが保てます。
社会貢献して認められる
自己表現、承認欲求を満たすための目的です。
ポイント
- 頑張りを認めてもらい、出世する
- あなたの仕事で誰かを幸せにする
結果が良ければ収入も上がります。ただしプライベートより仕事を優先して、激務になるケースが多いですね。
会社員の場合は『会社があなたの頑張りを評価する会社』じゃないとダメ。ブラック企業勤めでは評価されません。潰されるだけです。
仲間と共感する・コミュニケーションする
属することが目的になります。
ポイント
- 人と話すために仕事をする
- 仲間を作る
- みんなで苦労や喜びを分かち合いたい
収入や仕事内容より『皆で取り組むこと』に喜びを感じます。そういう意味では、部活動だったり学校の延長線上の目的になりますね。
サービス業など、特定の職業に就きたいことが多いです。
繰り返しになりますが『目的を決め、生活費を稼げること』ができると、自分らしく働くことになります。別に職業がどうとか、そういうことではありません。
最後に10年間パラレルワークをした私が感じたことをお話しますね。
3.10年間、人と違う色んな働き方をして感じたこと
以下のとおりです。
- 働く目的は徐々に変化していく
- 違う目的同士は衝突する
- 大事なのは人の意見に流されないこと
頑張って働きたい人と『低ストレスが目的で出世を望まない人』は衝突しますよね。
でも、30代になると多くの人が『低ストレス』を考えるようになります。そしたら話が合うようになるんですよね。
働くのはあなた。無理して疲れるのもあなた。人の意見で目的を変更することはありません。というのも、仕事って『人生を台無しにする可能性』もあるんです。
ストレスで潰れるとその時点で脱落してしまう
私の友人がブラック企業で使われすぎて倒れてしまいました。
私の友人の話
- 6人必要な現場を2人で回す
- 心身ともにボロボロ。うつ病になる
- 派遣の仕事に切り替えるも、『派遣をいじめる体質の会社』ばかり
- 話しかけても反応がないような適応障害の症状が出る
今は実家で休んでます。
35歳くらいで潰れてしまうと正社員に戻ることすら難しいです。その時に自分で稼ぐ手段を持ってないと『最低限の生活』ができなくなります。
すると自分らしく働くなんて夢になっちゃいますよね。
大切なのは健康で食べていけること
自分らしく働くとストレスを感じません。
身体も心も健康なら長く働けます。もし、会社が倒産してしまったとしても半年ほどで転職できるでしょう。働き方を考える時に『あなたが健康でいられるかどうか』って大切なんですよ。
現状で『ストレスでボロボロ』なら、残業の少ない低ストレスの会社に転職することからスタートします。
※20代ならJAICに相談しましょう。全求人先を査察して厚生労働省か優良認定を受けているのはJAICだけ。詳しくは『20代の転職エージェントは『JAIC』だけで良い【理由を解説】』をご覧ください。
あなたなりの方法で食べていければいい
「自分らしく働かないといけない!会社員なんて辞めてフリーランスだ!」とか、そういう考えをする必要はありません。
最後には食べていければいいんです。後はあなたのストレス耐性次第。
ストレス耐性が強ければガンガン働いて出世して豊かに暮らせばよし。そうじゃなければ、ほどほどに働いて残業を断って、個人で少し稼げばよし。
これが自分らしく働くコツです。
まとめ:自分らしく働くため、働く目的を決めましょう
自分らしく働くために『働く目的』を決めます。
- お金を得て食べていく
- 社会貢献して認められる
- 仲間と共感する・コミュニケーションする
働く目的が決まれば働き方を考えます。主な働き方は『正社員』『パラレルワーク』『個人事業』の3つ。
低ストレスで生きたいなら、フルタイムパート+個人事業の働き方も可能です。最後には食べていければいいのですから。
あなたのストレス耐性にあった働き方が『自分らしく働くこと』です。
以上、『自分らしく働くってどういうこと?脱ストレスを追求した働き方を紹介』という記事でした。