「もう出世したくない…。でも転職するのも不安だし、どうすればいいんだろう。このままワークライフバランスが崩れていくのが耐えられない。」
そんな疑問にお答えします。
当記事では出世したくないあなたが取るべき道が分かります。
パラレルキャリアのRyotaです。資材管理の主任で現場を任されていました。しかし、全く別の現場管理を任される+月残業100時間を超える指示が出たため退職した経験があります。
当記事の内容はこちら
- 出世したくない…。あなたが取るべき3つの道について
- 責任と労働量から逃れるための転職リミットは35歳
- 40歳まで耐えて、これからの働き方に進む道について
評価を落として降格するか、転職するか、部下を育てて仕事を割り振るかのどれかになります。しかし、転職に関しては35歳までがリミット。キャリアを活かしての転職だと業界次第になっちゃいますよね。
それぞれの道について詳しく解説していきます。どうぞご覧ください。
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1.出世したくない…。あなたが取るべき3つの道について
以下の3つです。
- 評価を落として降格する
- 部下を育てて仕事を割り振る
- 転職または独立する
出世自体は嬉しいことですよね。問題なのは『責任と仕事量が増えすぎてパンクすること』です。
以下のツイートもご覧ください。
出世して仕事が増えた(ほぼ休めない)。社内評価も変わらないけど、給与が下がった…。という話を聞いてきました。
(手当見直しなど)働きすぎれば自分の時間がなくなりますし。ワークライフバランス取るの難しいですよね😔
— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) August 11, 2019
出世して仕事が増えた(ほぼ休めない)。社内評価も変わらないけど、給与が下がった…。という話を聞いてきました。
(手当見直しなど)
働きすぎれば自分の時間がなくなりますし。ワークライフバランス取るの難しいですよね
私の友人が地元の大手企業の出世頭。35歳で社長と相談できるくらい出世してます。しかし、彼はそれほどガツガツ働きたくない性格です。
「出世したくない…。普通の稼ぎでいいから、普通に生活したい。」
という悩みを話していました。
問題なのは出世で『ワークライフバランス』が崩れることです。このワークライフバランスに注目しつつ、それぞれの道についてお話していきますね。
ワークライフバランスについては以下の記事をご覧ください。
-
ワークライフバランスとは | 個人の取り組みで生活を豊かにする方法
続きを見る
① 評価を落として降格する
役職を下げてもらうよう行動します。
例えば仕事量がパンクして体調不良。休みがちになったら仕事が全うできません。このように理由付けして会社に『降格』を交渉します。
降格は決して珍しい話ではない
私の勤めていた工場でも降格処分がありました。しかも次長が平社員に落とされる大きな降格。
彼の場合は『全く仕事ができないから』の降格でしたね。
会社もお金がありません。無駄なお金を無能な社員に使えませんよね。なので降格自体は昔に比べて増えています。
降格したから仕事が減るとは限らない
問題は2つあります。
- 人事的に降格させられない可能性
- 降格しても仕事が維持される可能性
あなたを降格すれば他の社員に動揺が出ますよね。自分も降格されるかも…と思ってモチベーションが下がります。それを会社が不安に思えば降格してもらえません。
降格されてもあなたのスキルって残ってます。あなたに仕事が持ち込まれる可能性って高いですよね。
給与以上の仕事をしない考えも大切。
仕事って手広くすれば『全部自分の仕事として認知』されちゃうじゃないですか。それは好意でやったんだ!とか言っても通用しません。
責任以上の仕事をするのはやめましょう。
▼給与以上の仕事をしない考え方が知りたいならこちら▼
-
給料以上の仕事はしないという考え方は正しい?実践方法を解説
続きを見る
② 部下を育てて仕事を割り振る
役職は現状を維持しつつ、仕事をラクにすることを考えます。1番は部下の成長ですね。
既にお話したとおり、出世の問題って『仕事量のパンク』です。課長以上になれば残業代も発生しなくなりますよね。自分の時間が減ります。
でも部下に仕事を割り振る・ツールを導入して効率化ができればあなたの仕事が減ります。仕事が減れば降格する必要もありません。
優秀な部下が複数いれば仕事量が分散できる
- あなた直属の部下にする
- あなたの仕事を直接割り振る
これがポイントですね。直属の部下がいないとあなたの仕事が割り振れません。
あなたが『面接』に参加して、一緒に仕事ができそうな人材を見つけるのも大切です。人事との協力は必須。
本社からの引き抜きがリスク
部下が育ちすぎると本社が欲しがります。部下の栄転なんですが…あなたの考えからは外れちゃいますよね。
私の友人はこのパターンで優秀な部下を失いました。部下は非常に喜んでいたとのこと。仕方ありませんよね。
③ 転職または独立する
仕事量を減らすために転職・独立を考えます。あくまで『仕事量ダウン』が目的なので年収については考えません。
- 他業界なら1からスタート。平社員に戻れる
- リモート枠があるなど、働きやすい会社に入れる
- 現在の役職も転職に有利
役職があれば各社に『コネ』もありますよね。そのコネを活かして独立。フリーで働く手段もあります。
コンサル系・ITエンジニア系の人が多いですね。現場仕事だとフリーの方が単価が高いので、年収が上がる可能性があります。
業界が狭いと仕事がしづらい
全国的に狭い業界だと既にあなたの名前が知られています。他社へ転職したのが限会社に即バレますね。仕事がしづらくなります。
こうなると他業界しな逃げ場がなくなります。しかし年齢と共に他業界への転職は難しくなりますよね。転職リミットについても詳しく解説します。
2.責任と労働量から逃れるための転職リミットは35歳
35歳以上になると今のスキルを活かした転職が普通になります。
役職のある人が『出世をしたくない・ほどほどに働きたい転職』ってまだ一般的じゃありません。
企業側も「この人なら管理を任せられるな。」と期待して採用します。
35歳以上だと他業界に進むことができなくなる
結局は他業界に進むしかないんです。でも35歳以上だと別の業界ってチャレンジできませんよね。年齢的にアウトです。
なので、出世したくないから転職を考える場合は35歳がタイムリミット。
もしくは『社員を甘やかせてくれる企業』に入社を狙います。例えば『サイボウズ』は副業を2012年から推奨。社員に自由を与えて離職率を28%から4%に減らしました。
35歳以上向けの転職エージェントは以下の記事で紹介しています。
-
35歳でも仕事が見つかる転職エージェント3選【未経験もギリギリOK】
続きを見る
3.40歳まで耐えて、これからの働き方に進む道について
役職があればそれなりに給与がもらえます。
- お金を貯める
- 資産運用する
- 配当金で年間50~100万円を得る
- 食べていけるだけの額を自由に働いて稼ぐ
上記の流れです。
株の配当金で毎月5万の収入があったら気がラクじゃありませんか。年収300万円くらいの正社員で十分食べていけます。
だからお金を貯めれば自由は広がります。それまでの我慢として働くのはアリです。
貯蓄があれば程よい仕事量で食べていくのは可能
お金がない人ってどうやっても『働く』しかありません。
でもお金があればできることってたくさんあります。
- 株を買う
- 土地を買って貸す
- 1年ほど自由にしつつ、個人で稼ぐ技術を身に付ける
マネックス証券の投資信託分配金利回りをチェックしてみましょう。
ちょっと夢を感じますよね。
あなたの『人生』と向き合おう
大手の住宅メーカーの営業さんと話しました。
30代で年収が1,000万近くあるのに休みがほぼゼロ。お金を使う暇がなくて「何をしているのか分からない…。」
これって悲しいですよね。
あなたの人生は1度しかありません。仕事に打ち込むのは素晴らしいことです。ただ、仕事で自分を犠牲にしていないかを考えて欲しいんです。
現状維持だとますます仕事は増えていきます。
土日は何もする気が起きなくて家で寝ているだけ。その毎日って価値がありませんよね。どういう人生を送りたいのか数日間考えてみましょう。
私はこれからの働き方を実践することを決めました。
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これからの働き方とは『10年パラレルキャリアの私が教える5つのこと』
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まとめ:出世したくないなら、5年後のことを想像しましょう
出世はあなたの人生に関わる大きなことです。
5年後にどういう生活をしたいか考えましょう。今以上に忙しくなっていてもいいのか、ほどほどに生活したいのかに注目します。
もし出世をしたくないと判断したなら以下の3つのことを試します。
- 評価を落として降格する
- 部下を育てて仕事を割り振る
- 転職または独立する
今のうちの働くだけ働いて貯金。資産運用して配当金を利用した生活に切り替えるのもありです。
出世するだけが道じゃありません。ワークライフバランスを考えた働き方に切り替えましょう。
以上、『これ以上出世したくない…。あなたが取るべき道は3つ『現状維持は注意』』という記事でした。