「フォトグラファーになりたいんだけど、求人ってどうやって見つければ良いんだろう。やっぱりアルバイトから採用されるしかないのかな?色んな方法を知りたい!」
という悩みにお答えします。
元ブライダルカメラマンのRyotaです。新卒で名古屋の大手写真館に採用されました。アルバイトから正社員になる以外でもフォトグラファーになれます。
実際にプロとして活動していた私なのでお伝えできることがあります。フォトグラファーの会社を見つけるのってコツがあるんですよね。あなたに安心してフォトグラファー活動できる会社を見つけたもらうために当記事を書きました。
どうぞお役立てください。
1.大手求人サイトでカメラマン・フォトグラファー案件を検索する
1度は名前を聞いたことがある大手求人サイトならカメラマン・フォトグラファー案件が見つかります。
カテゴリ化されていなければフリーキーワード入力欄で『カメラマン』『フォトグラファー』『カメラマン・フォトグラファー』のいずれかを入力しましょう。
大手求人サイトでカメラマン・フォトグラファー案件を探すメリット
- アドバイザーサービスが受けられる
- 求人サイトによってブラックな求人を除外している
大手の求人サイトに広告を掲載するにはお金がかかります。お金がない会社は掲載できません。そのため、現在伸びているフォトグラファーの会社が見つかりますね。
フォトグラファーの仕事は利益率が高いです。一方でスマホでの撮影が容易になったこと・フォトブックを気軽に作成できるサービスが増えたことで需要が落ちています。
落ち目の会社に入ってしまうと月100時間残業などの激務になります。フォトグラファーの激務については以下の記事でセキララに語っています。
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ブライダルカメラマンの仕事はきつい『独立+フリーランス前提にすべき』
続きを見る
カメラマン・フォトグラファーにおすすめの求人サイト
・パソナキャリア | 各業界・エリアに強いアドバイザーが在籍している転職エージェント。WEB関係のアドバイザーに相談すれば広告関係で写真需要のある会社も紹介してもらえます。
・ジェイック | 20代特化の転職エージェント。全求人先を査察して、離職率の高い企業を除外しているのが特徴。厚生労働省から職業紹介優良事業者として認定されています。
フォトグラファーは独立前提で目指す方が多いです。なぜなら既にお話したとおり『激務』なため。写真撮影以外の仕事で時間がかかります。(写真加工など)
そのため、職業紹介優良事業者かアドバイザーの質が高い求人サイトの利用をおすすめしています。上記2社は私が厳選したものです。ご利用ください。
2.カメラマン・フォトグラファー専門の求人サイトを確認する
数は少ないもののカメラマン・フォトグラファー特化の求人サイトがあります。
大手の求人サイトと違い『広告費にお金をジャブジャブ使えない企業』の求人が掲載されています。毎日チェックすることで近隣のフォトグラファー会社の求人が見つかる可能性があります。
カメラマン・フォトグラファー専門の求人サイト
・JOB STAGE | カメラマン・フォトグラファーのカテゴリがあります。全国のフォトグラファー案件が20件ほど見つかります。業務委託案件もありますのでフリーランスカメラマンも使えます。
・SWITCH | 写真やデザイン専門の求人サイト。広告写真撮影などWEB関係のフォトグラファー案件が見つかります。
転職エージェントのようなアドバイザーサービスがありません。必ず『サービス残業がないか』『離職率は高くないか』を確認しましょう。
サービス残業の有無は夜遅くまで会社の電気が点いていないか・社員の車が残っていないかで判断できます。
離職率については直接聞くしかありません。不安を正直に伝えると良いでしょう。
3.『地域名+写真館』で検索して、各写真館の採用枠を確認する
広告費がなくて大々的に広告を出していないものの人を募集している写真館が見つかります。
例えば私の地元である『岐阜+写真館』で検索すると、
- スタジオマリオ
- 瀬古写真
- 美写館
が見つかります。
瀬古写真と美写館は地元の写真館。求人募集があります。正社員枠・契約社員枠・アルバイト枠など、雇用形態はマチマチ。
アルバイト・パート枠しかなかったとしても1度連絡してみると良いでしょう。求人募集欄を更新していない場合があるためです。
各写真館の採用率を上げる方法について
実績があるほど信用されます。
フォトグラファーは写真撮影の操作技術よりも『どこでどういう写真を撮影するか』『コミュニケーション能力はどうか』が大切です。写真撮影の操作技術は半年ほどアシスタントをすれば身に付きます。
現場に何回も出ているのなら経験になります。この経験が即戦力の証拠。採用率が上がります。
正社員になる前のステップとしてアルバイト・パート枠で経験を積むか、クラウドソーシングでフリーランスカメラマンとして活動することをおすすめします。
4.クラウドソーシング・フリーランス向け求人枠から需要を見る
企業が個人へフォトグラファーの仕事を発注しています。発注先を確認することで労働力不足の写真館が見つかります。
近隣の会社がクラウドソーシング案件を出しているのなら応募してみましょう。信頼を獲得できれば継続して仕事を続けられます。継続することで正社員雇用の話が出る可能性があります。
レベルの低いフォトグラファー案件について
ロケーションフォトかスナップ写真撮影をおすすめします。
スタジオ撮影の場合、スタジオの機械や小物を使っての撮影になります。写真館により『型』が決まっていて自由に撮影できないんですよね。
スナップ写真ならたくさんの写真を撮影することで失敗をカバーすることも可能。幼稚園のお遊戯写真撮影など、自由に撮影できる案件があればねらい目です。
私は1ヶ月でブライダルカメラマンとして写真撮影を任されました。しかしスタジオでの写真撮影は任されませんでした。この経験が証拠です。
クラウドソーシングとフリーランスのフォトグラファー案件が見つかるサイトは以下の記事でまとめてあります。
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パラレルキャリア向けの求人サイト・仕事を探せる方法まとめ『15選』
続きを見る
私が運営している別サイト『フリーランスロード』でもクラウドソーシング・フリーランス向け求人サイトを網羅しています。さらに詳しい情報を知りたい方はご覧ください。
5.ゼクシィからブライダル向け写真館の情報を得る
ブライダル関係の写真を撮影しているフォトグラファーの会社ならほぼ100%ゼクシィに掲載しています。
しかし、ゼクシィは広告掲載料が高め。例えば東海版の4C1Pに掲載すると850,000円かかります。大手の写真館でなくては掲載できません。
大手の写真館なら積極的に人を募集しています。私が入社した写真館も東海で急激に伸びていたため、新卒で10名ほどを雇用していました。
伸びている写真館なら雇用枠がたくさんあります。中途採用枠が見つかりやすいですね。
ゼクシィ公式サイトに『写真・ビデオ』のカテゴリがあります。ここをご確認ください。
まとめ:フォトグラファーの会社を見つけて応募しましょう
フォトグラファーの会社は普通に生活をしているだけでは見つかりません。私は新卒で大手の就職フェアに参加した時にたまたま見つけて応募しました。
激務で給与の安い業界ですが、人の幸せのお手伝いができます。スキルも身に付きますので3年ほどで独立も可能。夢があります。
早速、フォトグラファーの会社を見つけて応募してみましょう。
以上、「『夢だったプロに!』フォトグラファーの会社を見つける5つの方法」という記事でした。