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【経験者が解説】工場の求人の選び方4つ『簡単チェックで実態調査』

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工場の求人の選び方

「工場の求人の選び方を教えて欲しい。対人の仕事に疲れちゃったから工場に勤めたいんだけど、できればホワイトな工場に入りたい。でも、求人の何を見て判断すれば良いんだろう…。」

という疑問にお答えします。

 

パラレルキャリアのRyotaです。地元の小さな工場に10年ほど勤めていました。経営が悪化するまではそれなりにホワイトな職場でして、人と接するのが苦手な私でも楽しく働けました。

 

当記事の内容はこちら

  1. 工場の求人の選び方4つ『簡単チェック』
  2. 『ごまかされるな!』工場見学で必ず見て欲しい3つのこと
  3. 工場に長く勤めるため必要なこと

 

実際にサービス業から工場に転職経験のある私なのでお伝えできることがあります。何となくで工場に入っちゃうと『油ギトギト』『危険な機械の回りにフェンスが無い』など、劣悪な環境化で働くことになります。

あなたがそうならないよう、簡単チェック項目を作成しました。どうぞご覧ください。

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1.工場の求人の選び方4つ『簡単チェック』

古めの工場

古めの工場

以下の4つがチェックポイントです。

  1. 残業時間の幅が広すぎない
  2. 食品・医薬品関係か、それ以外の製造か
  3. 幅広い年齢の社員が活躍しているか
  4. 勤務時間ははっきりしているか

求人だけで判断可能です。

3番の『幅広い年齢の社員』に関しては『写真で見抜く』『若い社員が働いている会社です、など年齢に触れた表記がある』の2点で見抜けます。

ではそれぞれ解説していきますね。

① 残業時間の幅が広すぎない

工場の残業時間について

工場の残業時間について

残業時間に幅がある工場は『MAXの残業時間の月が多い』です。

お悩みマン
えっ?どうしてです?
会社は人を雇うために求人を出しています。残業が多ければ募集は減りますよね。だから少ない月が1ヶ月でもあれば、その月の残業時間を最低にします。
Ryota

なお、これに関しては経験があります。

残業時間10~20時間の工場がありました。面接時に『残業が10から20時間となっていますが、どういうことでしょうか?』と聞いたところ、『今は40時間あるよ』と言われました。

最新情報が反映されていなかったんですよね…。

詳しく聞くと、10~20時間は閑散期の話。繁忙期は60時間を超えることもあると言われました。

残業時間が『平均かどうか』にも気をつける

残業時間が30時間と掲載してあったとしても、それが平均なのかMAXなのかは聞くべきです。平均残業時間が30時間の場合、繁忙期に80時間を超える恐れがあります。

残業時間に幅のある工場はNG。30時間以上の場合は面接・見学時、または転職エージェントのアドバイザー経由で質問しましょう。聞かずに入っちゃうと後戻りできません。
Ryota

② 食品・医薬品関係か、それ以外の製造か

工場の種類について

工場の種類について

工場をざっくり2種類に分けましょう。

食品・医薬品など口に入るもの

車・パレットなど人の口には入らないもの

食品・医薬品関連はクリーンな環境です。温湿度管理もされており、ほこりやゴミが残らないよう徹底しています。

それ以外の工場も5S活動などクリーンな環境の取り組みはしていますが…食品・医薬品関連工場に比べれば管理が甘いです。

ホワイトな工場は食品・医薬品関連の工場に多いです。

お悩みマン
ホワイトな工場の特徴って何なんです?
何よりも重要なのが現場の働きやすさです。空調とか騒音対策ですね。
Ryota

想像してください。夏場に40℃を超える環境で働いていたら疲れますよね。みんなイライラして人間関係もどんどん悪くなります。

もしクーラーガンガンだったらどうでしょうか。作業が大変だったとしても、それほどストレスは溜まりません。

 

クリーンで軽作業の工場ほど働きやすいです

特定分野の工場にこだわらないのなら『キレイで環境が整っており、身体の負担になる作業が無い工場』を選びましょう。

下記の記事が参考になります。

工場で体力がもたない場合の対処を解説
工場で体力がもたないなら『軽作業+クリーン現場を探すべきです』

続きを見る

③ 幅広い年齢の社員が活躍しているか

工場の年齢層について

工場の年齢層について

特定の年代のみ優遇されている、または離職率が高い可能性があります。

20代が多い工場 → 長く働いていると身体を壊す可能性があります

30代が多い工場 → 若手に厳しい恐れがあります(特に人間関係)

40代が多い工場 → 40代のみ給与面で優遇されている恐れがあります

上記のとおりです。

これについては私が勤めていた工場が該当します。

定期的に新入社員を募集していない工場でした。バブル世代の社員が全体の7割を占めており、それ以後の社員に比べて基本給で優遇されていました。

給与が安すぎることが問題化して5~10年勤めた社員が退職していきました。

 

本当にあった怖い工場の例

私の友人が勤めていた工場です。若手が次々とやめていきました。

理由は年齢と共にボーナスと昇給率が下がるため。結婚して家を建てた社員は辞めづらいので、ボーナスと昇給率を下げる方針でした。

20代で50万円もらえていたボーナスが40代だと20万円になります。

こういう損をしないためにも年齢層は要チェックです。
Ryota

④ 勤務時間ははっきりしているか

深夜残業からの帰宅途中

深夜残業からの帰宅途中

あいまいな表現が追記されている場合、勤務時間が長くなるためです。

8:30~17:30(繁忙期は早朝出社あり)

7:30~21:00(2交代制)

上記は危険な書き方です。

既にお話したとおり、求人は人を集めるための情報です。ブラックな会社ほど悪い部分を隠そうとします。

7:30~21:00(2交代制)だと何時から何時までの交代制なのか分かりませんよね。ハローワークだとこういう記載方法の工場って未だにあります。

 

交代制勤務・夜勤はできる限り避けましょう

1日単位で早番・遅番が切り替わります。

  • 急に社員が休んだ
  • 機械が壊れた関係で急ぎで商品を作らないといけない
  • 急な退職者が出た

20代なら耐えられても30代では体力的な問題で不可能になります。

 

以上の4項目が工場の求人の選び方です。

作業がラクな工場は低年収なことが多いです。しかし、年収は個人でも増やすことが可能。工場は体力を消耗しますので『定時』であるべきです。

※低ストレス、低年収工場+個人の稼ぎの考え方については下記で解説しています。

>> 【転職】働きやすい工場の選び方『楽すぎな仕事を選んで自分で稼ごう』

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2.『ごまかされるな!』工場見学で必ず見て欲しい3つのこと

ライン作業の風景

ライン作業の風景

求人内容で見抜けない部分を工場見学で判断します。

求人に問題がなくても『求人をごまかしている可能性』があるためです。

以下の3つを確認しましょう。

  1. 本当の残業時間
  2. 人手不足であるかどうか
  3. 規則が正しく守られているか

それぞれ解説します。

① 本当の残業時間

求人の記載内容と実際に残業時間が違う可能性があります。

  • 求人内容と現在の状況が違っている
  • 特定の時間以降はサービス残業にしている
  • タイムカードを30分~1時間刻みにしている

※このあたりについては法律も関わってくるのですが、上手に逃げている工場って多いです。特にタイムカードの無い工場は危険ですね。

私の勤めていた工場では残業が30分刻みでした。24分とかでタイムカードを押すって勿体無いですよね。ちなみに、労働基準局長の出している行政通達で『原則1分であっても切り捨ててはいけない。』と決まってます。

 

工場の本当の残業時間を見抜く方法

  • 面接時に現在の残業時間を聞く
  • 何時まで工場が稼動しているかチェックする(車の数で判断)

 

② 人手不足であるかどうか

フォークリフト作業員

フォークリフト作業員

1つのラインに何名人がいるかチェックしましょう

複数の工程があるラインに1人しか作業員がいなかったら人手不足を疑います。

お悩みマン
そうなんです?
もちろん設備による部分もあります。でも、完成した製品を運搬しつつラインのオペレートもするって普通は無理ですよね。
Ryota

休憩時間がどのように確保されているかも尋ねましょう。

  • 休憩人員が来るのか
  • 途中でトイレに行きたくなったらどうしているのか

休憩人員が確保されていなければ作業員はトイレにもいけません。機械を停止させるには理由が必要なためです。トイレは理由になりません。

生理的なことって我慢するとストレスですからね…。トイレ休憩が自由かどうかは重要です。

下記も参考になります。

>> 『事実』工場で休憩がないのは異常な理由『体験談から実態を語る』

③ 規則が正しく守られているか

就業規則ではなくて『工場内のルール』ですね。入室前はしっかり手洗いするとか、動線が守られているかという内容です。

ルールが守られていない工場は以下の点で危険です。

  • ミス、事故につながりやすい
  • 上司と現場作業員の認識にズレがあり、どちらのルールを守るべきか悩む
  • 製品の質が落ちる

例えばフォークリフトで公道に移動する際はバックで左右を確認しつつ出ること。というルールがあったとします。

これを破って移動するとフォークで事故する可能性がありますよね。

でも、現場では忙しすぎてこのルールが守れないとします。損するのは現場です。

 

破られやすい規則について

  • 更衣の正しい手順
  • 手洗い
  • 更衣の着こなし(腕まくりはないか、ファスナーを開けすぎていないか)
  • 爪の長さ・髪の毛の長さ・髪の毛の色

上記をチェックします。疑問があれば、その場で工場を案内してくれている社員に質問します。

食品・医薬品工場なのに茶髪がいたらアウトです。体毛は異物混入になりやすいのですが、茶髪だと落ちていても色が薄くて気付きにくいですよね。
Ryota

3.工場に長く勤めるため必要なこと

管理が行き届いている工場

管理が行き届いている工場

最後に工場勤めのストレスを減らす方法をお話します。

  1. 残業はできる限り断る
  2. 人の目が届かない仕事に就く『倉庫管理など』

この2点が実現できる求人を選ぶと、より工場勤めがラクになります。重複する部分もありますが大事なことなので繰り返してご説明しますね。

① 残業はできる限り断る

工場勤めは心身ともに消耗する仕事です。定時でも大変なのに、そこからプラス2時間とか働けません。ヘトヘトになります。

残業が断れる工場は人が足りている工場です。

  • 残業時間に幅がない
  • 勤務時間がはっきりしている
  • 工場見学時に人が足りている感じがした

上記が分かれば残業自体が少ないです。チェックしましょう。

② 人の目が届かない仕事に就く『倉庫管理など』

人の集中力は限界があります。一般的には45分程度と言われています。

工場の作業は不良品を出さないことが基本。常に製品をチェックし続けていないとダメなのですが、どうしても集中力が切れてボーっとします。

その瞬間を上司や先輩に見つかるとつらいんですよね…。

だから、人の目が届かない仕事に就けると『ホっ』とできる時間になります。

  • 倉庫作業
  • 事務作業(入力や発注など)
  • 製品の運搬作業

上記作業が含まれる工場を探しましょう。

その際にフォークリフト免許があると有利です。フォークリフトを使った作業に1人の仕事が多いためです。

フォークリフトに乗る男性
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まとめ:ホワイト工場は求人の選び方で見つかります

工場の求人は以下の4つで選びます。

  1. 業時間の幅が広すぎない
  2. 食品・医薬品関係か、それ以外の製造か
  3. 幅広い年齢の社員が活躍しているか
  4. 勤務時間ははっきりしているか

 

工場見学では求人で見抜けなかった部分。求人の内容があっているかどうかを確認。長く勤める予定なら残業時間と1人の作業時間があるかどうかをチェックします。

これで働きやすい工場が見つかります。工場に勤めようと考えているあなたはどうぞお使いください。

 

以上、「【経験者が解説】工場の求人の選び方4つ『簡単チェックで実態調査』」という記事でした。

 

 

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Ryota@パラレルワーカー

Ryota@パラレルワーカー

会社員・メディア運営・作曲家のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。婚約破棄されたりパワハラで退職したりしましたが元気です。■詳しいプロフィールはこちら

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