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『事実』工場で休憩がないのは異常な理由『体験談から実態を語る』

休憩がない工場が異常な理由

「休憩がない工場に勤めている。お昼の45分休憩はあるものの、それ以外はまったく休めない。トイレすら人手不足で自由にいけない。これっておかしいんじゃないの?」

という疑問にお答えします。

 

パラレルワーカーのRyotaです。10年ほど工場勤務してきました。労働力不足と上司の協力が得られなかったので休憩時間なしによる疲労と暑さで倒れた経験があります。

結論から言うと休憩の取れない工場は現場環境の悪さを会社が把握していません。危険です。

 

当記事の内容はこちら

  1. 工場で休憩がないのは異常な3つの理由
  2. 工場で休憩がなくなってしまった私の体験談
  3. 『危険』休憩のない工場はミスと事故が増えます

 

工場は常に作業をし続ける職場です。1人が抜けると1人が応援に来ないといけません。この流れが止まっちゃうと休憩ができないし、休憩のために機械を止めると上司から叱られる事態になりますね。

詳しく解説します。

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1.工場で休憩がないのは異常な3つの理由

  1. トイレと水分補給ができない
  2. 労働力が不足している
  3. 個人的な連絡が確認できない

上記3つです。

法律的には小休憩を取らせる必要はないのですが、工場に限って言えば休憩は必須です。会社も損失があるからです。

利益の数字だけを見てしまって社員の士気を見ない工場はいずれ退職ラッシュがおきます。

理由① トイレと水分補給ができない

休憩がない工場では水分補給ができない休憩がない工場では水分補給ができない

工場は休憩時間が無いと持ち場から離れられないので、トイレと水分補給ができません。

工場は常に作業をしています。あなたがラインから抜けた場合でも機械は止められません。誰かが交代しないとダメ。それができないからトイレにも行けません。

トイレも水分補給も現場の外で行います。製造現場に下水や飲食できる環境があってはならないためです。移動や着替えをするだけで5分はかかりますよね。だから小休憩がないとトイレも水分補給もできません。

「そんなのサっと終わらせて来い。」

という上司がいたら意識が足りない証拠です。手洗いだけでも1分以上かかります。

理由② 労働力が不足している

休憩交代する人員がいないのなら、労働力が不足しています。

工場は日々機械が劣化していきます。劣化に伴い作業量は増えます(保守点検など)。機械のオーバーホール・効率の良い新機械の導入をしないと労働力は不足します。

労働力が不足すると分かっているのに社員に無理をさせて現場を回そうとするのは利益がないからです。

工場は人がいないと回りません。労働力が不足している現在の状況で退職ラッシュが始まると人手不足倒産する恐れがあります。

理由③ 個人的な連絡が確認できない

休憩がない工場では急な連絡を見られない休憩がない工場では急な連絡を見られない
  • 家族が事故をした
  • 大きな買い物をしている時の相談事項(家や車)
  • 台風や災害による学級閉鎖の連絡

 

休憩がないとこのような『プライベートだけど重要な連絡』が確認できません。スマートフォンを現場に持ち込めないためです。

「会社に連絡をすれば良い。」と言う意見があります。家族が事故をして連絡できない状況だと会社ではなくて配偶者や家族に連絡がいきますよね。

Ryota
大雨の時に自宅付近で避難勧告が出ることがあります。こういう情報も分からなくなります。

小休憩のない会社の言い訳「現場に判断を任せている」

休憩がない工場に対して問題提起すると『現場でやれ』と言われます。

 

私の会社でも現場に判断を任せる話になったため、『トイレ休憩のため機械を止めた経験』があります。機械を止めた際は特記事項に記載することになっていたので『社員のトイレ休憩のため機械停止』と書きました。

機械の不良点検のため機械停止に書き直すよう改ざんを求められました。

 

会社は正論だけでは運営できません。現場で柔軟に判断するのも考え方の1つなんですけど、困るのって働いている社員です。結局、現場の判断で対応しても叱られるためです。

普通の工場:午前・午後に10~15分の小休憩があります

私が勤めた経験のあるポテトチップスを作っている大手菓子工場では午前・午後で小休憩がありました。必ず交代人員が来てくれます。

交代するための当番が最初から用意されていました。

ポイント

10~15分という『あいまいな時間』の理由はトイレの混雑や製造現場に出入りする際のエアーシャワー待ちによる時間を考慮しているからです。

たまに急な腹痛とかありますよね。正しい理由があれば時間に誤差があっても許されます。

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2.工場で休憩がなくなってしまった私の体験談

夏場に40℃の倉庫で水分補給なしだった結果夏場に40℃の倉庫で水分補給なしだった結果

水分補給することができなくなり、熱中症で早退。医者に行きました。

会社にそのことを報告しましたが、問題化されることはなく作業環境も改善されませんでした。

休憩がなくなった理由:上司が現場を確認しないため

上司が部下にどれだけの仕事量を与えているか確認しなかったためです。

 

私が『仕事が多すぎて夏場に40℃になる倉庫で水分補給もできない状況になっています』と報告した結果、以下のような返答が返ってきました。

 

「物理的に不可能な仕事量はどうにもならないから、ちゃんと現場で相談して仕事を回さないとダメだ。夏ってそんなに暑いのか?ちゃんと水分補給しろ。」

 

この問題点は2つです。

仕事が多すぎるから相談しているのに現場に責任を押し付けたこと。現場に来ないので暑さを理解していないことです。

「ちゃんと水分補給しろ。」という一言は『自分は注意した』と言い訳するための言葉です。

真夏に水分補給できなかった結果:熱中症で倒れました

水分補給できずに急に39℃の熱が出て医者に行くことになりました。脱水症状も出ていたので即点滴です。

 

注意ポイント

会社は現場に責任を任せました。そのため、私の熱中症も本人の健康管理ミスと判断され社内では問題化されませんでした。

3.『危険』休憩のない工場はミスと事故が増えます

休憩がないと疲労でミス・事故が増えます休憩がないと疲労でミス・事故が増えます

休憩が取れないような状況になってから私の会社では以下のようなミス・事故がありました。

 

  • 製品のロット打ち間違え
  • フォークリフトによる人身事故
  • 熱中症(私です)
  • 異物混入

 

それ以前もミスはあったのですが、人身事故まではありませんでしたね。

社員がイライラするので人間関係も悪化します。結果的に退職ラッシュにつながって社員の1割が退職しました。

事故をして1番困るのは自分自身(怪我につながる)

「会社がそういうなら、倒れたり大きなミスがあるまでこの状況を続けてやろう!」という反骨心で働くのは残念です。

なぜなら、事故をして困るのは自分。ミスをして評価が下がるのも自分だからです。

人身事故を起こした男性は即退社となりました。熱中症で休んだ私は健康管理の問題となり嫌な目で見られるようになりました。これって損です。

人生は1度しかありません。

健康に働いて評価が上がるのが1番うれしいです。そのために無駄に会社と争うのは避けて、何をすれば自分の思い通りの環境で働けるのかを考えましょう。

社員のことを考えない工場からは逃げるしかない

工場は閉鎖された空間なので、働きやすい工場・働きにくい工場の両極端になります。

  • 休憩させない
  • 長時間残業で製造数量を確保する
  • 上司が現場に来ない
  • 設備が整っていない

という工場は経営陣・役職社員の考えがズレてるので逃げるしかありません。

実際に私が工場を退職したところ『体重が増加』『夜眠れるようになる』『偏頭痛が治まる』という状況になりました。

 

現在の工場から働きやすい工場に転職する場合は『工場に強い転職エージェント』を使いましょう。

離職率の低い工場の求人を持っている+アドバイザーの質が高ければ普通の工場で働けます。体調が悪い日は『休め』って言ってくれる上司に出会えます。

工場に強い転職エージェントは『工場に強い転職エージェント3選『現場の労働環境を相談すべき』』という記事で紹介しています。

今のまま歳を取ると状況は悪化します(体力的な問題もあります)。そうなる前にお役立てください。

工場に強い転職エージェント
工場に強い転職エージェント3選『現場の労働環境を相談すべき』

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まとめ:普通の工場なら社員に休憩を取らせます

法律的に問題がないからと言って休憩時間が少なすぎる会社って『問題がある』と思っていいです。

社員の士気が下がると製品の質が落ちて利益に影響することを普通の経営者なら判断できるからです。それも忘れてしまうくらい売上が下がっているとか、そういう異常があると考えましょう。

 

以上、「『事実』工場で休憩がないのは異常な理由『体験談から実態を語る』」という記事でした。

 

 

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Ryota@パラレルワーカー

Ryota@パラレルワーカー

会社員・メディア運営・作曲家のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

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