「新卒1年目の転職ってやっぱり厳しいのかな。転職エージェントでもほとんどの場所は相手にしてくれないっていうし…。どうしたらいいんだろう?」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒でサービス業から未経験の製造業に転職した経験があります。また、1年間に4回転職しましたが、全て1発採用でした。
当記事の内容はこちら
- 新卒1年目の転職が厳しい時に試せる『企業が納得する裏技』
- 新卒の転職先を見つける3つの方法
- 大切なのは『二度と転職しなくていい仕事』を見つけること
実際に私が『新卒時に未経験業界に挑戦する時に使った方法』になります。
- 3ヵ月単位の派遣で仕事を経験する
- その経験談を志望動機にする
- 面接でも企業側が感心する
上記の流れです。記事後半では転職先の見つけ方・転職に関する考え方も解説します。どうぞご覧ください。
1.新卒1年目の転職が厳しい時に試せる『企業が納得する裏技』
以下の3つが手順です。
- 3ヵ月単位の派遣で仕事を経験する
- その経験談を志望動機にする
- 面接で企業に『経緯』を説明する
企業って新卒1年目で転職したあなたに対して『またすぐ辞めるんじゃない?覚悟が足りないんじゃない?』って思ってます。
そこでポイントになるのが、その企業に入るまでのステップ…準備ですね。あなたなりに考えて『本当に入りたいんだ』と伝えられたらOKです。以下の手順ならそれが可能です。
① 3ヵ月単位の派遣で仕事を経験する
派遣会社に登録。あなたが挑戦したいと思っている業界の『短期仕事』を受けましょう。
メリットは以下のとおり。
- 職歴に空白ができない
- 仕事の向き不向きが分かる
- 仕事が向いていなかった場合でも3ヵ月後に終了する
- 経験することで『未経験』ではなくなる
アルバイトやパートに比べれば給与も高いです。そして、本当に狙っていた会社・業界への採用率が上がります。これが狙いですね。
派遣会社の探し方について
地元の派遣会社に登録すれば解決です。
あなたが『大手企業を経験したい』『将来的にクリエイティブな仕事にチャレンジしたい』のなら以下のサイトを使いましょう。
・JOBNET | 外資系などの大手企業・優良企業が多い。
・クリエイターの人材派遣【マスメディアン】 | 広告・デザイン・クリエイティブ系の大手。東京で開催される派遣登録会に参加してマンツーマンの面談をする。
・ランスタッド | 製造・軽作業系の派遣。サービス業から工場等に転職を考えている場合のステップにどうぞ。
② その経験談を志望動機にする
未経験業界に挑戦する前に『派遣で体験した』ことを志望動機の1つにします。
- 社会に出てから、やはりこの業界で仕事をしたいと思うようになった
- 向き不向きや必要能力を知るために派遣で3ヵ月実務をした
- 自分が役に立てること『○○』『○○』が分かったため、改めて正社員に応募した
上記を盛り込みます。
もちろん、その会社を希望する理由も明確にしてくださいね。『短期間で辞めて未経験業界にチャレンジ』よりも信用できる内容ですよね。
事実、私も企業側に『感心』されました。未経験でチャレンジする人が多い中、事前に現場を経験して向き不向きを確認する人っていないとのこと。
③ 面接で企業に『経緯』を説明する
面接時にも『事前に体験したこと』を伝えます。
- なぜ事前に派遣で体験したのか
- それにより、会社にどのようなメリットがあるのか
- 未経験の新卒と何が違うのか
上記をまとめます。
仕事は経験して見えてくるものがあると知りました。未経験の業界にチャレンジする前に『派遣で体験して御社の役に立てるかどうか』を判断しています。
派遣先では『○○』と『○○』で評価されました。御社でもお役に立てると考えています。
単なる志望動機と違って『理由が明確』なんです。これが転職率の上がる方法です。
転職を繰り返す人って自己分析せず、完ぺきな会社を探そうとします。そうじゃなくて自分に目を向けているので『あなたにとってのホワイト企業』が見つかりやすくなりますね。
時間はかかるものの、仕事って一生もの。試す価値がありますよ。
以下の第二新卒向けの記事も参考になります。合わせてご覧ください。
他の第二新卒向け記事
次に『転職先はどうやって見つけるの?』という疑問にお答えします。
2.新卒の転職先を見つける3つの方法
以下の3つです。
- ハローワークで求人を探す
- 転職サイトで求人を探す
- 第二新卒向けの転職エージェントに相談する
他だと『直接、企業の連絡先に応募する』とか『Wantedly』で面談する方法がありますね。どちらも『新卒』が不利になります。
なので、シンプルに普通の転職方法を使いましょう。
方法① ハローワークで求人を探す
誰もが考える一般的な方法です。
- 求人数が多い
- ブラック企業の数も多い
- 地元の企業が多い
上記のとおり。求人から企業の本音が理解できる人なら使ってもOKです。
※入社1年目で年収700万も可!みたいに書いてあったら『ノルマあるな…』って分かりますよね。
ハローワークにより対応がマチマチ
ハローワークの相談サービスは対応者次第です。(もちろん、他の転職サービスもそうなんですが、特にハローワークは目立ちます。)
Aさん → 「新卒1年で辞めるなんて。根性ないだけだろ。しっかりしろよ。」
Bさん → 「ひどい会社に出会ったんですね。大丈夫、一緒に探しましょう。」
対応が悪ければ、近場の別のハローワーク使うといいですよ。
方法② 転職サイトで求人を探す
CMでおなじみの『リク○ビNEXT』のような転職サイトを使います。
- 大手の求人が多い
- 小企業の登録が少ない
- 転職者向けサービスが使える
上記メリットがありますね。
第二新卒だけでなく、即戦力を求めている企業さんが目立ちます。
大手転職サイトは『地元の小さな企業』が掲載されていない
地元の小さな企業はまずありません。というのも掲載広告費が高いため。
地方だと『銀行』とか『チェーン店』『住宅メーカー』の求人が目立ちます。ガッツリ働いて稼ぎたい人向けですね。
方法③ 第二新卒向けの転職エージェントに相談する
新卒や第二新卒向けに特化した転職サービスに相談。これが1番安心ですね。
- 新卒、第二新卒を欲しがっている求人ばかり
- アドバイザーが新卒、第二新卒の悩みを知っている
- 利用できるサービスも就活時期と似ている
DODAのように、アドバイザーの質が高いけど第二新卒特化じゃない転職エージェントがあります。もちろん新卒、第二新卒でも使えますが…アドバイザーさんが困っちゃうんですよ。
なので、第二新卒向けのサービスを使いましょう。
第二新卒向けなら断られる不安がない
そもそも新卒・第二新卒を欲しがっている求人を扱ってます。断られるどころか大歓迎ですよね。大手転職サイトに比べると地元の企業も掲載されてます。
登録は無料ですし、相談する価値はありますよ。
第二新卒向けのおすすめ転職エージェントは以下の記事で紹介しています。
-
第二新卒向け転職エージェントの選び方+おすすめ5選『経験談あり』
続きを見る
なお、悩んだらJAICを使いましょう。厚生労働省からも『君は素敵な転職サイトだ。』と認定されています。(職業紹介優良事業者)
詳しくは以下の記事をご覧ください。
-
20代の転職エージェントは『JAIC』だけで良い【理由を解説】
続きを見る
3.大切なのは『二度と転職しなくていい仕事』を見つけること
新卒で転職するあなたが勘違いしやすいこと。それが『転職が目的』になっちゃうことです。
私はこれを失敗して1年間に4回も転職しました。家族や友人を心配させましたし、当時の彼女ともギクシャクして別れました。
転職でつまづくと私のように人生が台無しになる可能性があります。なので、しっかり業界調査をしてください。
あなたにとってのホワイト企業を具体的に想像する
工場は底辺だって言う人がいますよね。でも性格的に工場が向いている人にとっては『ホワイトな職場』になります。
人の意見じゃなくて、あなたがどうしたいのかを考えましょう。
- 過去の成功を考える
- 自分の得意を考える
- もう1度自己分析する
まずは上記からです。
人と比較して選んだ仕事ほど長く続かない
友達が大企業に就職したから自分も大企業を狙う!だと、失敗します。自分のことを考えずに転職しているからです。
長く働ける仕事選びのコツが『自分のレベルと同等の会社・少し下の会社』を選ぶこと。私も大企業に就職してうつ状態になったことがあります。
5年・10年後にどうなりたいか・どういう生活をしたいか
仕事は長く続けるものです。
入社直後が大変でも、5年後・10年後に安定するなら我慢する価値があるかもしれません。あなたの理想の生活を考えてみましょう。
- プライベートの時間が欲しい
- 忙しくてもいいからガッツリお金が欲しい
- 美女と結婚したい
などなど。色々あると思います。
例えば『美女と結婚』を考えます。一流企業に入ってバリバリお金を稼ぎます。それで婚活したら婚活はスペック市場なので色んな人から声がかかるでしょう。
ちょっといやらしいお話でしたけど、こういう気持ちにも素直になって仕事を選びます。そしたらモチベーションが続きますからね。
まとめ:新卒1年目でも転職は可能です
「3年我慢しないと仕事はダメだよ。」って話がありますよね。今はそういう時代でもありません。真剣に仕事をすれば1年で多少のスキルは身に付きます。
得たスキルをそのスキルが存在しない会社で使えば評価はうなぎのぼり。
あまり転職を『悪いこと』と考えない方がいいです。とは言え転職だらけになるのも不利。
- 3ヵ月単位の派遣で仕事を経験する
- その経験談を志望動機にする
- 面接で企業に『経緯』を説明する
上記の方法を使って、まずはチャレンジしたい業界に入ることから始めましょう。
以上、「新卒1年目の転職は厳しいと考えているあなたへ。企業が納得する裏技を紹介」という記事でした。