「会社員からパラレルキャリアになれるのかな?大企業が45歳のリストラをしているし、僕たちも将来に備えて色んな働き方をした方が良い気がする…。複業をしてみたい!」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。パラレルキャリア歴は10年ほど。以下のような働き方をしてきました。
- 会社員(工場に10年。必要に応じて非正社員勤務)
- 個人事業(新卒から開始。音楽・ハンドメイド・ブログ運営など)
当記事の内容はこちら
- 会社員がパラレルキャリアになるために必要なこと
- パラレルキャリアになった会社員がしてはいけないこと
- パラレルキャリア前提の仕事が見つからないあなたへ
長年、会社員+個人事業のパラレルキャリアをしてきた私なのでお伝えできることがあるかと思います。会社を上手に利用しないとパラレルキャリアを選ぶことが負担になります。
あなたが上手にパラレルキャリアに慣れるよう具体的に解説しますのでどうぞご覧ください。
1.会社員がパラレルキャリアになるために必要なこと

会社員のパラレルキャリアは時間確保を優先する
以下の2つです。
- 残業や無駄な仕事を断る
- 確定申告を自分で行う
『会社員』は安定がある一方で拘束時間や『副業の扱い』が問題になります。
私のパラレルキャリアとしての時間配分を知りたい方は先に以下の記事をどうぞ。
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【ハード】パラレルキャリアの時間の使い方を紹介【5年耐えよう】
続きを見る
必要なこと① 残業や無駄な仕事を断る
時間を確保するために定時以外の仕事は全て断ります。
- 残業
- 休日出勤
- 30分前出社
上記の通り。
パラレルキャリアは会社以外でお金を稼ぐことができます。なので、会社勤めは『安定』『スキルアップ』を得る目的にします。昇進・昇給・賞与の点でマイナスでも問題ありません。
理想的なのはリモートワーク。通勤時間が必要ないためです。
リモートワークの正社員雇用を探す方法についても記事後半で触れます。
残業や無駄な仕事を断れない場合について
業務上必要な場合のみ承諾し、それ以外は理由を作り断ります。3度ほど断れば『残業をしない社員』という扱いになるため、お願いされなくなります。
残業を断る正当性については『社労士事務所Extension』の下記の記事が参考になります。
必要なこと② 確定申告を自分で行う
会社員以外の収入は個人で確定申告をしなければなりません。
その際の注意点は以下の2つ。
- 会社にバレても問題がないか
- 個人で正しく確定申告ができるか


確定申告を会社にバレない様にする方法
以下の記事で詳しく解説しています。私はこれを実践して10年間バレることはありませんでした。(ただし100%はあり得ません。噂が広まるなど、人づてにバレるリスクもあります。)
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【注意】会社員がアフィリエイトするのはバレる?副業が会社にバレない対策を紹介
続きを見る
正しく確定申告する方法について
1冊、確定申告用の書籍を買って学びましょう。経費についても学べます。パラレルキャリア必須の知識なので、早い段階から学んで損はありません。
『フリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください』が漫画形式で初心者向けです。青色申告の方法も書いてあります。
なお、確定申告はソフトを使うと難易度が下がります。
「やよいの青色申告」は初年度0円です。簿記の知識ゼロでも作成できるようになっています。お試しに使いやすいです。
クラウド会計ソフト「freee」も無料で開始できます。銀行とクレジットカードを連携させて経理を自動化。『スマホだけでも確定申告が完了できる』ため人気です。
パラレルキャリアとして仕事を得る方法について
- 業務委託契約をする
- 自分のスキルや時間を売る
- 販売経路を作る(ブログやネットショップ)
上記3つです。
どれも難しく感じますが、個人で何もかも作る必要はありません。転職のように仕事を掲載しているサイトやネットショップを30秒で作れるサービスもあります。
詳しくは以下の記事に全てまとめています。この記事を見れば何かしらの仕事が見つかりますよ。
次にパラレルキャリアで生計を立てる場合は普通の会社員と同じように会社に勤めてはいけないことをお話します。
2.パラレルキャリアになった会社員がしてはいけないこと

パラレルキャリアで成功しても生活は質素にすべき
以下の3つです。
- 会社員勤めに全力を使う
- 見栄を張る(お金を無駄遣いする)
- パラレルキャリアをしていることを話す
どれも実体験から得たことです。『バレ防止』と『パラレルキャリア前提の働き方』をするのがポイントです。
① 会社員勤めに全力を使う
既にお話したとおり『残業』や『無駄な仕事』は断ります。100%の力を入れて仕事をする必要もありません。
体感ですが『7割ほどの力』で会社員勤めすればOKです。
パラレルキャリアは会社に頼る必要がありません。むしろ頑張って仕事をして昇進してしまうと仕事量が増え責任が重くなりますよね。
幸いなことに日本は会社員が優遇されています。
- 厚生年金と社会保険を半分会社が支払ってくれる
- 病気や怪我になっても傷病手当金が受け取れる
- 働かなくても給与が発生する有給が使える
上記の通り。会社に属しているだけでメリットがあります。
役職の社会的地位が欲しい!というあなたは他の事業で社長になれば解決です。個人事業をした時点で『代表』という肩書きも使えます。十分通用しますよ。
② 見栄を張る(お金を無駄遣いする)
パラレルキャリアをすると間違いなく若くして収入が増えます。


頑張った自分にご褒美として『新車』や『高級腕時計』を買ったとします。それが会社で噂になりパラレルキャリアがバレます。
特に同期からバレますね。同じくらいの収入なのに良いものを買っているのはおかしい?と気付かれます。妬みから上司に告げ口をされます。注意しましょう。
パラレルキャリアの収入に関しては以下の記事をご覧ください。私の年収も公開しています。
③ パラレルキャリアをしていることを話す
誰かに『パラレルキャリアをしている』と話してはいけません。そこから会社にバレます。
会社の人はもちろん、身近な人にも話さない方が良いです。実名でツイッターやインスタグラムを公開するのも止めましょう。
私の場合は父親がなぜか興奮して色んな人に言いふらしていました。どこで誰に伝わるか分かりません。世間は狭いです。
とは言え、自由にパラレルキャリアとして行動できないと個人事業の仕事が見つからなくなります。
会社員の仕事が忙しすぎてもパラレルキャリアはできませんよね。そういう場合の解決法をお話します。
3.パラレルキャリア前提の仕事が見つからないあなたへ

パラレルキャリア向けのアドバイザー
以下の2つです。
- アドバイザーに副業可・残業なしの仕事を探してもらう
- 副業可の仕事が掲載されている求人サイトを使う
① アドバイザーに副業可・残業なしの仕事を探してもらう
パラレルキャリア前提で会社を探しましょう。
- 残業なし
- 勤務時間が不規則ではない
- 副業可
- 有給が使える
上記のような条件です。
求人を見ていてもこのような仕事は見つかりません。自分で判断できないからです。素直に転職アドバイザーに『パラレルキャリア前提で仕事を探していること』を伝えましょう。
以下の記事でアドバイザーの質が高い転職エージェントを紹介しています。こちらの希望が通りやすいです。
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優良求人サイトの選び方について←基準は2つだけです
続きを見る
年収は低くてもOKです
なお、年収は300万円でも問題ありません。個人で稼げば良いからです。

② 副業可の仕事が掲載されている求人サイトを使う
フリーランス向けの求人サイトで仕事を探しましょう。
副業可はもちろん、週に1日だけ会社に出社すれば良い仕事も見つかります。正社員雇用にこだわらず『厚生年金+社会保険加入だけを得る』働き方も選択肢になります。
以下の記事で5社紹介しています。
リモートワークの正社員もアリです
完全リモートワークで月収25~30万円の仕事も見つかります。リモートワークなら通勤時間が必要ありません。働ける時間が増えるのでパラレルキャリアに最適です。
地方でもパラレルキャリアを構築しやすいため、リモートワークを狙ってスキルを学ぶのもオススメです。
まとめ:会社員のように会社勤めするのを止めましょう
会社員がパラレルキャリアになるには時間が必要です。
「今日からパラレルキャリア!」と宣言してなれるものじゃありません。スキルを磨いて毎日2時間ほど作業をする。実績を出してようやく認められます。
だから時間を作るために会社勤めの労働力を減らしましょう。そうしないとパラレルキャリアではなく、会社員+副業スタイルになります。
以上、「会社員がパラレルキャリアになるために必要なこと『時間の使い方』」という記事でした。