「上司から仕事用のライングループに招待された。仕事外の時間でも平気で連絡してくるらしいし、休日出勤の連絡も多くなるみたい。しかも既読が付かないと叱られる。仕事用のラインなんていりませんよね…。」
という疑問にお答えします。
パラレルワーカーのRyotaです。
結論から言うと会社にラインのアドレスを教えないほうが良いです。連絡は電話ですればいいですし、会社外の時間にラインの返信をしてもお金になりません。
当記事を書いている私も仕事先にはラインを教えませんでした。
当記事の内容はこちら
- 仕事のラインがストレスになる3つの理由
- 労働時間外の連絡は電話だけで良い
- 会社にラインのアドレスを教えない方法について
会社とプライベートの時間を分けないとあなたの人生は仕事だけになっていきます。
会社は何とかして社員の仕事を増やそうとするためです。
こういう本質的なことも解説していきますね。
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1.仕事のラインがストレスになる3つの理由
仕事のラインがストレスに関係する理由は以下の3つです。
- 仕事時間外でも仕事のことを考えなければいけない
- 会社にプライベートを束縛される
- あなたの評価に関わってくる
ラインと電話の違いが『カジュアルな連絡手段』という点。
電話って面倒なのでよほどのことじゃないとかけません。でもラインは違います。些細なことでも「どうだったっけ?」みたいなことが送られてきます。
理由① 仕事時間外でも仕事のことを考えなければいけない
仕事時間外でも仕事のことを考えるようになります。
例えば残業なしで彼女とディナーに予定だったとしましょう。食事中に会社からラインが来ていたら気になりますよね。
あなたの意識が仕事モードになります。ラインを教えていなければこういうことはありませんでした。
緊張がほぐれる瞬間があいまいになってくるのでストレスがたまります。
理由② 会社にプライベートを束縛される
会社にプライベートを束縛されます。
プライベートって自由な時間です。何をしていても良いですし、会社が関与できることがじゃありません。
ラインを教えてしまうと、
「ラインをいつでも既読できる状態にしろ。」
という命令が来ます。
「人と連絡を取るのが好きじゃないから自宅ではスマホはスリープ状態。」
ができなくなります。既読した以上は返信しないといけません。その時間も奪われます。
理由③ あなたの評価に関わってくる
ラインの連絡があなたの評価にも関わってきます。
例えば用事でラインの返信ができない。既読にできなかったとしましょう。
上司は怒ります。
「仕事のラインなんだからすぐに読んで当然。それができないのは怠慢だ。」
となって、あなたの評価が落ちてしまいます。
仕事のライングループなのに仕事以外の話も多い
仕事専用のラインなはずなのに以下のような内容も送られてきます。
- 飲みの誘い
- 会社の愚痴(上司の愚痴)
- プライベートに関する注意
- プライベートに関する質問(これはどうすればいい?など)
仕事とプライベートの線引きができない人って多いです。
2.労働時間外の連絡は電話だけで良い
会社がどうしても連絡を必要する場面って決まっています。
翌日が台風で出社時間が変わる。
緊急で連絡を必要とする(機械トラブルなど)。
こういうイレギュラーなことですね。
ラインのアドレスを上司や同僚に教えていても、緊急性の高いことって電話です。だからラインは教えるだけ『無駄な連絡』が増えます。
1度連絡が取れるとそれが当たり前になる
ラインを教えてあなたが労働時間外に細々と連絡していたとしましょう。
1度でも連絡してしまうと、あなたはラインで答えてくれる人になります。
ちょっとでもわからないことがあれば連絡。日曜日にどうしても出社してほしい状況になったから、ラインで連絡を取れる人から送信。
こんなイメージですね。
残業を引き受けてしまう人と同じです。だからラインは教えないのが1番良いんです。
法律的には電話番も仕事に含まれます
電話応対やメールの返信は労働時間に含まれます。
事務仕事で休憩時間中に電話当番が回ってきますよね。アレ、本当は休憩時間に含まれません。電話番をした人は別で定められた休憩を取る必要があります。
なので、勤務時間外のラインや仕事の連絡も給与が発生すると考えられます。
といっても、それを会社にお願いするのは難しいですよね。
だから連絡も仕事の一部だという意識を持ち、プライベートが大事なら連絡先を教えない方が良いです。
ドイツでは2014年に「反ストレス法」という呼びかけがあり、勤務時間外の電話やメールが禁止になりました。
フランスでは2017年に従業員50名以上の企業に勤務する労働者に対して「勤務時間外の仕事に関わるメール受信を拒否する法的権利」が与えられました。
3.会社にラインのアドレスを教えない方法について
会社にラインのアドレスを教えない方法は以下の2つです。
- ラインを使っていないしダウンロードの予定もないという
- 会社用のスマホを希望する
私はこの2つを併用しました。
方法① ラインを使っていないしダウンロードの予定もないという
ラインを使っていない。ダウンロードもしない状況なら会社も強く言えません。
具体的には『ラインを入れられない電話』を使えばOKです。
- 容量がいっぱいのスマホ
- そもそもスマホを使わない
が考えられます。私はずーっとガラケーを使っていたため、ラインのアドレスを教えなくて済みました。
仕事のためにスマホを持て!となったら次の方法が使えます。
方法② 会社用のスマホを希望する
会社用のスマホを希望しましょう。
スマホは通信料がかかります。スマホを持てというのは会社のために自腹を切れと言っているのと同じ。
だから会社用のスマホを会社側で用意するようお願いします。私はこのパターンも使いました。
基本的には「面倒な奴」と思われて却下されます。あなただけにスマホを与えるわけにはいかないからです。
目的はラインのアドレスを教えないことなのでOKですね。
連絡を強要する会社とは距離を置こう
以上のことから、仕事先にラインを教えてもストレスになるだけと言えます。
もしラインの連絡を強要されたら会社と距離を置いた方が良いです。
働き方を考えるのはもちろん、今後のストレスを考えて転職を意識するのも必要。
私も仕事でストレスと給与のどちらが大切か真剣に悩みました。
その結論を以下の記事でまとめています。あわせてご覧ください。
既に仕事のストレスで消耗してしまっている場合は働く意識を変えることが必要です。
まとめ:プライベートに関わることは断ろう
仕事はストレスのたまるものです。1つでもストレスと関係するものは減らすべき。
だからラインも上司に教えるべきではありません。
そもそも組織って1人がいなくても動くように作る必要があります。労働時間外に連絡を取らないといけない状況を作った会社の責任です。
会社のためにもラインのアドレスを教えるのはやめましょう。
以上、「【要注意】仕事のラインがストレスになる3つの理由『労働時間外は無報酬』」という記事でした。
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