「新卒で就職に失敗してしまった…。もう人生終了って感じ。友人たちと比較しちゃうし、このままフリーターになるしかないのかな?」
という不安にお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒で入社したブライダルの写真館が激務。途中で倒れて退職になりました。その後も1年間転職し続けてつらい日々を経験しています。
当記事の内容はこちら
- 新卒で就職に失敗しても人生終了にしない4つの方法
- 新卒で就職に失敗した場合の職歴・志望動機について
- 新卒1年目で何度も転職を繰り返した私の経験談について
実際に新卒で就職に失敗した私なのでお伝えできることがあります。仕事って40年続きます。1年くらい時間をかけて仕事を選んだ方が『いい仕事』が見つかります。
大学卒業後に就職できる具体的な方法もお話しますね。当記事を使って新しい就活を開始しましょう。どうぞご覧ください。
1.新卒で就職に失敗しても人生終了にしない4つの方法
以下の4つです。
- 派遣から段階的に就職する
- 半年間を『仕事体験期間』にする
- 1年間で自分で月2万稼げるようにする
- 第二新卒枠で就職する
新卒って確かに有利なカードです。でも、新卒後に就職は可能です。新卒時と違った就職活動をすれば短期間で就職できますよ。
方法① 派遣から段階的に就職する
仕事を体験した後に就職します。
例えば工場に勤めたいとしましょう。
- 製造系が得意な派遣会社に登録
- 3ヶ月だけの工場勤務をする
- 自分が工場勤務に向いているかを判断
- 実際に工場の正社員口を探す
上記のとおりです。
なお、この方法は私が実践済み。未経験業界への転職時に1度も落ちたことがありません。人事の人から「君はこの会社に応募する前にちゃんと経験してきたんだね。」と褒められるほどでした。
派遣なら職歴に期間満了で退職と書けます。これも有利ですね。
以下の記事でおすすめの派遣会社や詳しい方法をまとめています。合わせてご覧ください。
-
新卒1年目の転職は厳しいと考えているあなたへ。企業が納得する裏技を紹介
続きを見る
方法② 半年間を『仕事体験期間』にする
半年間、アルバイトやパート・派遣で色んな業界を体験します。
- 全て違う業界にする
- 短期間で終了できる契約にする
- 期間を決める
これで職歴も安心です。履歴書にも『経験しないと分からないことがあるため、期間を決めて様々な業界を経験しました。』と書きましょう。
ブライダル業界でアルバイトをします。『新郎新婦が帰らないとスタッフは帰れない』ことが分かります。新郎新婦が帰るのは20時ごろ。勤務時間が長いって分かりますよね。
その業界の『実態』を調査しましょう。
方法③ 1年間で自分で2万稼げるようにする
自分に基本給を作りましょう。
個人で時給2,500円を達成できたら立派な稼ぎになりますよね。社会人になった後も副業として継続できます。
新卒1年目の昇給で1万円もらうって厳しいです。月2万が安定して得られるって大きいですよ。個人で稼ぐのは会社員より高難易度。社会勉強にもなります。
※個人で稼ぐ方法の種類は『副業の種類を5つの分類で紹介 | おすすめな22の仕事を徹底解説』が参考になります。
方法④ 第二新卒枠で就職する
新卒枠が使えなくなったので、第二新卒枠に切り替えます。
- 第二新卒には即戦力を求めていない
- 若さを求めている企業がある
- 入社後、即退職した社員に比べれば戦いやすい
上記メリットがありますね。
就職していないことが『ポイント』なんですよ。研究や作業に没頭して就職活動をしなかった学生もいますからね。それはそれで立派な理由です。
第二新卒が得意な転職エージェントを使ってアドバイザーと相談しましょう。あなたを欲しがる企業がたくさん見つかりますよ。
おすすめの第二新卒向け転職エージェントは以下の記事をご覧ください。特にJAICは使わないと損ですよ。
-
第二新卒向け転職エージェントの選び方+おすすめ5選『経験談あり』
続きを見る
次に新卒で就職できなかった場合の職歴や志望動機をお話します。別にネガティブに書く必要はありませんよ。
2.新卒で就職に失敗した場合の職歴・志望動機について
ネガティブに書く必要はありません。ただし、ウソを書くのもNG。企業がメリットを感じられる内容のみ書きましょう。
職歴:素直に空白にする、またはアルバイトや派遣内容を書く
4月や5月に就職活動するのなら職歴ゼロですよね。素直に空白にしましょう。学歴や学生時代のアルバイト経験を書くのは問題ありません。
既にお話したように『派遣勤務』などで経験を積んだ場合はその内容を書きます。退職理由も『期間満了で退職』なら納得ですよね。
職歴は空白より埋めるほうが有利
企業は職歴の空白を嫌います。その間、サボっていたように感じるためです。(特に新卒は『社会の厳しさについていけなかった』とか思われますね。)
なので、アルバイトでもフリーランスでも何でも構いません。個人でお金を稼げたことは書きましょう。クラウドソーシング等で月数万お金を稼げた・業務委託契約を獲得できたのなら立派な仕事です。書きましょう。
私はサウンドプロダクションとの音楽作家契約の話題を書きました。ちゃんとした契約でしたからね。企業と取引があるって信頼されます。
志望動機:就活の時と同じ内容でOK
社会経験を書くことができませんよね。なので、就活と同じ志望動機を書けば問題ありません。
- 企業を選んだ理由
- あなたを雇うことで企業にどういうメリットがあるのか
- あなたの得意なことは何か
- 今後はどのように働きたいのか
上記4項目ですね。
既にお話したように『派遣で経験』すると社会経験を書けます。
企業を選んだ理由のところに「事前に派遣でこの業界のことを経験しました。自分に向いていると判断できたため、その中でも製造製品に興味のある御社を選びました。」みたいに書けますね。
なぜ新卒時に就職できなかったのかをポジティブに書く
必ず企業側から『新卒時に就職しなかったの?』って言われます。落ちたとか、燃え尽きたとか、そんなことをいう必要はありません。
- 就活はしたものの、当時は本当に入りたい仕事が見つからなかった
- 学業中心に切り替えた
- 卒業後、色々と経験してから仕事を探そうと考えていた
このようにポジティブかつ企業が納得する内容にします。上記の例もお使いください。
最後に無理して大手企業に入社。失敗して転職に苦労した私の経験談をお話します。新卒で就職に失敗するより、新卒1年目で転職を繰り返す方が危険です…。
3.新卒1年目で何度も転職を繰り返した私の経験談について
私は音大に通っていたこともあり『華やかで人が羨ましがる業界にチャレンジしたい』と思ってました。そこで見つけたのがブライダルカメラマンの仕事。
4回の面接をクリアして無事に入社。大学4年の頃から既に業務を開始しました。でも、ブライダル業界って大変な業界なんです…。
- 年間休日96日
- 基本給に残業代含
- サービス残業月100時間
- 忙しいと朝6時半出社、夜0時退社
入社前は『何とかなる』って思ってたんですよね。
憧れだけで業界・仕事を選んでいた
待遇とか、自分の得意・不得意で仕事を探していませんでした。
- 華やかな企業は格好いい
- 大企業は格好いい
このように仕事を選びました。大学生の半数が私と同じ状態かなと感じます。格好いいだけで仕事を選ぶと付いていけなくなるんですよ。
友人らと比較して『就職すること』が目的になっていた
どんどん大企業の内定ゲットする友人を見ると悔しくなるじゃないですか。そういう友人たちをマウンティングするための就職活動になっちゃうんですよね。
でも自己分析をしっかりしていなかったので、転職活動でも失敗します。次は『とにかく就職しないと』という焦りでブラック企業に入っちゃうんですよ。
大事なのは『長く働ける仕事を見つけること』
あなたが低ストレスで長く働ける仕事を見つけることが正しい就活です。
大企業に入っても長続きしなかったら意味がありません。
- 待遇はどの程度がいいのか
- 通勤時間は短いか(通勤時間は無駄な時間)
- 残業は少ないか
- 電話応対など、あなたが苦手なことはメインの仕事になっていないか
上記のように具体的に仕事を選ばないとダメです。「できそうだ。」で選ぶと失敗します。だから半年や1年くらいじっくり仕事を選んでも問題ありません。
1年かけて仕事を選んでも全く問題はなかった
私は1年間で4回転職しました。
でも、問題なく仕事見つかりましたからね。
新卒で就職に失敗したから人生終了…。なんて感じる必要はありません。ほとんどデメリットはないんですから。
まとめ:新卒で就職に失敗するのは平気です
新卒の時って大企業とか、名前の知られた企業ばかり挑戦しちゃいますよね。地元の小さな企業だと『未来がない』って思っちゃいます。
実際は仕事先ってたくさんあります。若いってだけで採用してくれるホワイトな企業もあるんです。あなたが見つけていないだけ。
だから新卒で就職に失敗しても人生終了だなんて思う必要はありません。打つ手がゼロになって始めて考えましょう。
以上、「新卒で就職に失敗しても人生終了にしない4つの方法『新発想の就活』」という記事でした。