「ブログ記事の検索順位にキーワードの重複が影響するって聞いたんだけど、キーワードの重複って何だろう。同じ言葉を使ってたらダメなの?それとももっと深いことなの?」
という疑問にお答えします。
アフィリエイターのRyotaです。
当記事を書いている現在でアフィリエイト歴7年目。初期に作ったブログのキーワードが重複していたため、アクセスダウンを経験しています。
その経験からキーワードの重複についてお答えしますね。
当記事の内容はこちら
- ブログ記事のキーワードの重複について『重要』
- キーワードの重複でありがちな3つの例
- キーワードの重複している記事を見つけた場合の対処法
例えば『美味しい青汁をご紹介』『この青汁は美味しかった』は重複したキーワードになりやすいです。
でも、『美味しい青汁3選』は重複していません。
こういう違いを具体的に解説していきますね。
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1.ブログ記事のキーワードの重複について『重要』
キーワードの重複についての考え方は以下の2つです。簡単なことですけど、ブログのアクセス数にも関わって来る重要なものです。
- キーワードそのものの重複
- キーワードに対する『内容の一致』を考える
キーワードが重複している記事があると検索順位が分散されます。2つの記事が下の順位を漂っている最悪なパターンになりますね。SEO的に重要です。
①キーワードそのものの重複
まず、キーワードそのものの重複があります。これは分かりやすい。
キーワード重複の例
「スリングを使えば赤ちゃんが泣き止みます」
「赤ちゃんを泣き止ますならスリングがお勧め!」
この2つは『赤ちゃん 泣き止ます スリング』が重複しています。順序が変わっているだけですね。初心者ブロガーが失敗しやすいパターンです。
自分の頭だけでブログ記事を考えていると10記事目・50記事目辺りに全く一緒の記事を書いてたりします。
言い回しを変えているだけで一緒のことを書いてませんか?確認しましょう。
タグやカテゴリでソートして見ると気付きやすいです。
キーワードそのものの重複については勘違いしやすい部分なので記事後半でも詳しく解説します。
②キーワードに対する『記事内容の一致』を考える
キーワードは重複していないものの、内容が一致している記事があります。これも重複です。
さらに言えば、キーワードに対する記事内容がブレやすいのでダメージ2倍ですね。
記事内容の一致の重複例
「お勧めコンパクトデジカメランキングベスト3位」
「コンパクトデジカメ3種類を比較します。お勧めはコレ。」
という2記事があったとします。内容が以下の通りなら重複。
ランキング記事
コンパクトデジカメ1位『X100F』
X100Fは一眼レフと同等のセンサーサイズを持っていて、コンパクトデジカメ最高峰の画質です。良い写真が撮りたいならX100Fを使いましょう。
比較記事
もっとも使えるコンパクトデジカメ『X100F』
X100Fは他のコンパクトデジカメと違って一眼レフと同等のセンサーサイズを持っています。特に比較する必要も無いくらい飛びぬけて良いですね。
比較記事なのに『客観的な比較』じゃなくてX100Fをお勧めしているだけですよね。これって、ランキング記事のX100Fを勧めているのと重複してます。
ただし、上記の例くらいの重複なら大きな影響はありません。1見出しがまるっと同じ感じになっちゃってたら重複かなーと考えた方が良いです。
別記事にして内部リンクでつなげるなどの対処が必要ですね。
いつも同じ広告をお勧めしているのならキラーページを作って誘導した方が重複文が少なくなります。
ブログは1記事に付き1キーワードで書きましょう。
『F100F 画質』というキーワードを狙ったのなら、センサーサイズなどを紹介して画質だけを追及します。
『X100F 比較』というキーワードなら競合コンパクトデジカメと比較。価格帯や機能の違いを解説します。
『X100F』の単一キーワードを狙うなら全ての情報を網羅します。こんなイメージ。ペラサイトの構造とか分かりやすいですね。
グーグルのキーワードはそれぞれ独立している
『赤ちゃん おしゃぶり ランキング』というキーワードと『赤ちゃんのおしゃぶり ランキング』というキーワードは別物です。
ここが重要!
グーグルのキーワードってそれぞれ独立しています。
だから『キーワードそのものの重複』の可能性って少ないです。同じキーワードの順番を変えてタイトル化してしまった場合のみになりますね。
実際に『赤ちゃん おしゃぶり ランキング』『赤ちゃんのおしゃぶり ランキング』を検索して見ると微妙に違うことがお分かり頂けると思います。
競合の強いキーワードでも1文字付け加えるだけで別キーワードとして勝てたりします。上記の『赤ちゃんのおしゃぶり』の例とかそうですね。
キーワードの重複に関する疑問に答えます
キーワードの重複……考えさせられますね。
例えば「〇〇大学 倍率」と「✕✕大学 倍率」「△△大学 倍率」で記事を書く場合「大学 倍率」のキーワードが重複にあたるということでしょうか。
— アークサイド@ (@Eseminimalism) December 10, 2018
例えば「〇〇大学 倍率」と「✕✕大学 倍率」「△△大学 倍率」で記事を書く場合「大学 倍率」のキーワードが重複にあたるということでしょうか。
というご質問を頂きました。ありがとうございます。
既にお話している通り、「Ryota大学 倍率」「アークサイド大学 倍率」は違うキーワードです。「倍率」という部分は一緒ですが、求められている内容が違うので独立したキーワードになります。記事の内容も変わってきますよね。
『実は倍率がヤバイ!Ryota大学の偏差値について。』
『Ryota大学の倍率!普通に勉強するだけじゃダメ。』
だと「Ryota 大学」というキーワードを入れ替えただけなので重複になります。
https://twitter.com/mdk_umi/statuses/1072254538738950145
「地域名+カフェ」「地域名+ビーチ」などかぶってしまっていないのか知りたいです...!
というご質問を頂きました。ありがとうございます。
これも先ほどの大学の例と同じで「地域名+カフェ」「地域名+ビーチ」は違うキーワードです。ただし地域ブログはキーワードが重複しやすいので注意が必要です。
『〇〇のお店に行ったよ♪2回目。』みたいな記事はガッツリ重複。切り口を変えないと危険です。
次に『微妙な重複』についてお話します。これも混乱しやすい内容。
例えば、『愛知の美味しいカフェ3選』と『愛知のビーチに近い美味しいカフェ3選』は重複してそうに見えますが、全く別のキーワードです。
でも記事内容が似るので重複しやすいです。
あなたが考えなければならないのは『狙ったキーワードに対する答えを記事に書けているかどうか』です。
狙ったキーワードに対する答えだけを記事の内容にしよう
大事なことなので繰り返します。
キーワードの重複を避ける方法。
- 記事を書く前にキーワードを選定する
- 狙ったキーワードでタイトルを決定(仮でも良いです)
- そのキーワードで各見出しを決定
- キーワードに対する結論を先に書く
これができていれば、1記事1キーワードで書けます。
当ブログで分かりやすい例は以下の2記事ですね。例としてご確認下さい。
『仕事 出来ない ストレス』を狙ってます。
-
【朗報】仕事ができないストレスの対処法は簡単?今すぐ実践できる4つのこと
続きを見る
『仕事 ストレス 割り切る』を狙ってます。
-
【耐えるな】仕事のストレスを割り切るは難しい?体調に出てしまう2つの理由
続きを見る
どちらも仕事とストレスに関係するキーワードです。内容も重複しやすいんですけど、先にキーワードを考えることで重複を避けてます。
『愛知の美味しいカフェ3選』と『愛知のビーチに近い美味しいカフェ3選』もそれぞれ切り口を変えることで内容の重複を避けられます。ちゃんと別キーワードに出来ますね。
これは余談。
私自身、仕事のストレスで悩んでました。ので、仕事のストレスに関する記事を増やそうー見たいなイメージで数種類書いたんですね。
当記事を書いている現在で上記記事はそれぞれ狙ったキーワードで1ページ目に入ってます。変動してますけど3位とか行く時もありますね。ご確認下さい。
『赤ちゃん おしゃぶり ランキング』という記事でランキング形式じゃない記事が上位に合った場合、赤ちゃんのおしゃぶりランキング5位くらいの記事を書けば上位に乗ります。
※キーワードの重複には『キーワードの属性』を考えることも必須です。
『ブログ ツール』で検索したユーザーに『ブログ運営のコツ』を話してもいらない情報。キーワードからブレてます。
これを対処するにはマインドマップが必要です。マインドマップを使ったアフィリエイト記事作成については「『保存版』マインドマップを使ったアフィリエイト記事作成の手順」をご覧下さい。やっぱりブログが伸びている人って使ってます。
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『保存版』マインドマップを使ったアフィリエイト記事作成の手順
続きを見る
2.キーワードの重複でありがちな3つの例
キーワードの重複でありがちな3つの例を書きました。特に初心者ブログ運営者がやりそうなことになってます。
例① 転職系サイト
『仕事を辞めたいなら使うべき転職サイトがコレ』
『直ぐに次の仕事が見つかる転職サイトがコレ』
微妙にキーワードが違うんですけど、こういうのって中身が一緒になります。重複する可能性があるのでもっと別の切り口の方が良いです。
『パワハラの5つの例。上司に怒鳴られたらダメ』
『怒鳴る上司からは逃げるべき5つの理由』
これも『上司 怒鳴る』が重複してますし、内容も一緒になります。『パワハラ』は法律も含めた内容にして、『怒鳴る上司』は体験談や経験談にすると重複が避けられます。
例② ブログの運営報告
『3ヶ月目のブログ運営報告。PVが250UP!!』
ほとんどの人が毎月ブログ運営報告をしてます。これ、重複してますからね。
ブログの運営報告は1記事だけにしてその記事に追記するなどして更新した方が良いです。
例③ グルメブログのお店紹介
『コメダ珈琲はランチが旨い!シロノワールだけじゃない』
『2回目 コメダ珈琲のランチ再び。』
グルメ系ブログって2回目来店の記事書く人多いんですよね。これ、メニュー写真とか位置詳細とか重複してます。
1記事にして追記していく形・更新する形が良いです。
ソラマメさん(@35_restart)の30代からはじまるグッジョ部の『あんかけスパ』記事なんて上手に分割されてます。見ておく価値がありますよ。
こういう構造だと『あんかけスパ』という単一キーワードでも上がっていくと思います。
3.キーワードの重複している記事を見つけた場合の対処法
「あ・・・もうキーワードの重複やっちゃってる!」
という人は以下の3つの対処をお勧めします。
- 検索クエリから表示回数の多いものを選び特化させる
- 重複記事のどちらかを削除。またはnoindexにする
- 1つの記事に合体させる
リライト前提です。
対処法① 検索クエリから表示回数の多いものを選び特化させる
グーグルサーチコンソールを使って検索クエリを確認。表示回数の多いクエリを選んで、そのクエリに特化させた内容にしましょう。
タイトルも変更します。
これを全記事に適用すれば1記事に1キーワードになります。プラスで、各キーワードで検索順位が伸びます。
リライトの方法は以下の記事をご覧下さい。
-
【即採用】ブログ記事をリライトで検索順位1位にする2つの方法
続きを見る
対処法② 重複記事のどちらかを削除。またはnoindexにする
重複記事のどちらかを削除するか、noindexにして検索順位に入らないようにしましょう。
削除すると内部リンクも変更が必要です。重複記事が多い場合はとりあえずnoindexもあり。
リライトはグーグルサーチコンソールよりURL検査すれば早期に反映されますが、削除やnoindex後の検索順位変動は少し時間がかかりました。ご参考まで。
これはブログによっても違うと思います。
対処法③ 1つの記事に合体させる
重複記事を1つにまとめましょう。
まとめれば重複箇所に気付けていらない情報が削除できます。そのキーワードに対して全体的に検索順位の上がる可能性があります。
まとめ:キーワードの重複はブログ運営初期から考えましょう
ブログ運営初期の頃、キーワードのことを何も考えずに閃いたことをひたすら記事にしていました。その結果、270記事ほどで順位が下落。
ブログ運営初期の頃からキーワード重複には気をつけましょう。記事数が多いとリライトだけで1年が終わってしまいます。
ブログは記事を書く前が大事です。
武田信玄とか織田信長が『勝てる段階になって初めて戦は行うもの。』と言ってました。これと同じです。
ちゃんとリサーチや準備をして記事を書く。これを3ヶ月間続けましょう。
以上、「【SEO】タイトルでキーワードの重複を避ける方法『右肩上がりのアクセスを実現するポイント』」という記事でした。
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