「やっぱり35歳って転職難しいのかな。もう10社に応募したけど面接は通過しないし、履歴書でも落とされちゃう。どうすれば採用されるの?!」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば35歳の転職の難しさ、採用への道筋がわかります。
34歳で仕事を変えたRyotaです。人手不足なので35歳でも募集は増えてます。
当記事の内容はこちら
- 35歳の転職で受からない2つの理由
- 会社側が35歳に求めていること
- 労働力不足の時代。35歳も若い人材になってます。
35歳で転職する人って『転職慣れ』してないです。
どういうことを伝えれば良いのか。何が強みなのか分かってません。
そこに気付いた瞬間、履歴書も面接も通過率が上がりますね。
当記事で具体的に解説します。
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▼35歳で使える転職エージェント▼
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1.35歳の転職で受からない2つの理由
35歳の転職で受からない理由は以下の2つです。
- 会社別に履歴書や面接内容を変えていない
- アドバイザーの質が悪い『マッチングの問題』
個人事業で広告業をしているので、職業紹介事業者の人と接点があります。彼らの意見も参考にしつつ転職で必要なことを学んでいます。
実は転職回数ってそんなに重要じゃ無くなっていて、5回・6回転職しても年収アップしてる人がいます。
35歳は未経験でも採用されるギリギリの年齢なので転職で『絶対不利』とも言えません。やっぱり転職慣れしてないことが失敗の原因です。
理由① 会社別に履歴書や面接内容を変えていない
会社別に履歴書の内容や面接で話すことを変えていないと落ちます。
例えば『ルート営業をしてきた人』が『一般営業あり』の仕事に応募したとします。
「決まった顧客を回る中で現状の悩みをヒアリングし、ニーズにあった解決策を提示することでノルマを達成してきました。」
だと落とされやすいですね。
一般営業で求められるのって新規開拓です。新規獲得に注目した内容を書くと書類が通過しやすくなります。
「決まった顧客を回る中で信頼を勝ち取ったため、新しい顧客を獲得することができました。この信頼を勝ち取る経験が御社でも役立つと考えています。」
こういうイメージです。
営業から製造(工場)に転職する場合も『営業の力を製造に役立てる方法』を考えて書くべき。
『あなたが何をしてきたか』ではなくて、今までの力を役立てると感じた理由を書きましょう。ここが分かってないと20枚でも30枚でも履歴書・職務経歴書を書き続けることになります。
理由② アドバイザーの質が悪い『マッチングの問題』
転職エージェントのアドバイザーの質が悪いと受かりません。
当ブログ内で口を酸っぱくするくらい言っていることがあります。
『転職はマッチングの問題』
です。
Aさんにはホワイトな会社でもB君にはブラックなことがあります。これってBさんが求めている内容じゃない会社に勤めちゃったから。
もちろん会社側も『雇ったは良いけど思ったような働き方はしてくれないな。』って思ってます。
あなたが細かく転職先に求める希望条件をまとめたとします。
それを見つけてくるのって『アドバイザー』です。(アドバイザーを使っていない場合はあなたが自分で求人を探すことになります。)
アドバイザーの仕事を10年続けている人と2年しか経験していない人だったら前者の方が『アドバイザーの質』は高くなりますよね。
もちろん、アドバイザーも人なので得意分野がありますし、感情でも良い求人を渡す渡さないがでてきます。
アドバイザーが本当に気をつけてることって会社側の反応です。(商売ですからね。)
35歳以上に強くてアドバイザーの質が高い求人は『35歳でも仕事が見つかる転職エージェント3選【未経験もギリギリOK】』でまとめてます。この記事内の3社を使えば安心です。
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35歳でも仕事が見つかる転職エージェント3選【未経験もギリギリOK】
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2.会社側が35歳に求めていること
会社側が35歳の人に求めていることは大きく3つです。
- 実績
- 素直な受け答えと学ぶ姿勢
- 今後、ずっと続けられるか
ここを間違えちゃって、面接で希望求人先のマイナス点をバンバン指摘しちゃうと落とされます。
『未経験ですけど大丈夫ですか?』とか聞いてもダメ。
会社側も面接で『求職者とのマッチング率』を見てます。お互いに合致するような意見の交わしあいが大事。
求めていること① 実績
会社側は35歳の人に『実績』を求めてます。
- 3人の後輩を使ってラインを稼動させてきた
- こういうデザインを作ってきて、顧客に採用された
- 営業で〇〇円の利益を出した
とか、こういう具体的なことです。
実績は『会社外のこと』でも使えます。個人的な作業でもクラウドソーシングで仕事を受注して月10万稼いできたのなら話すべき。
実績は20代の人より35歳の方が結果を出しています。逆に35歳で結果を出してこなかった人は採用されにくくなりますね。先に半年~1年くらいかけて個人的にキャリアを作っちゃった方がいいです。
※キャリアの作り方は『40歳で職無しになったら『キャリアを作って再就職する方法と手順』』をご覧下さい。クラウドソーシングを使った方法を解説しています。
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40歳で職無しになったら『キャリアを作って再就職する方法と手順』
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求めていること② 素直な受け答えと学ぶ姿勢
35歳の人に『素直な受け答えと学ぶ姿勢』を求めてます。
というのも、35歳くらいになると自分に自信があるので会社のことに口を出しすぎる人が多いんですよね。
会社は『前の会社ではこうだった。』みたいな意見を毛嫌いします。
後は学ぼうとする姿勢ですね。若い子の方が吸収力が優れてます。物覚えも速いです。
特に未経験に挑戦する場合は転職先に関わる勉強を先にするべき。
「未経験でプログラマー応募ですが、個人的に月5万を稼いでいた実績があります。現在はこのような書籍を元に、〇〇についての勉強をしています。」
ぐらい答えられると採用されます。
求めていること③ 今後、ずっと続けられるか
35歳の人を雇う場合に『定年まで働けるか』を重要視してます。
会社は人を雇うのにメチャクチャお金がかかります。広告を1つ打つだけでも50万くらい使います。
社会保険などの手続きも面倒。労働力を使うのでこれも会社の負担になりますよね。人が辞めるって大損失です。
だから、35歳の人は『もう辞めないだろう。』という期待を持って雇います。
そこを考えて『この年齢ですし骨を埋める気でいます。』くらい言い切るべき。
「辞めないことを前提に近くの会社を選びました。通勤に負担も無いので続けられるかと思います。」ぐらい具体的に話せると好印象です。
面接に落ちすぎて自信が無くなるとさらに失敗します。これ、恋愛と同じですね。
「僕はこういうコンプレックスがあって、君を幸せにできるか分からない。でも付き合って欲しい。」って告白して付き合ってくれる女性はいません。
面接は自信を持って答えるべき。その結果が失敗なら『マッチング』の問題です。入社しても長続きしなかったでしょうから、それはそれで良いんです。
3.労働力不足の時代。35歳も若い人材になってます。
当記事を書いている2018年現在で人口が減少して労働力不足になっています。
65歳以上の人口 28.1%
人口の増減 平成22年度より毎年1%ずつの減少。2017年は2.97%の減。
参考 統計局
労働力不足による倒産も右肩上がりで社会的なニュースになっています。
65歳以上の労働者が重宝されていることからも、35歳が採用されないということはあり得ません。労働力としては需要があるためです。
そこを考えることで仕事が見つかりやすくなります。
50名以下の小さい会社は採用されやすい
大企業より50名以下の小さい会社は採用率が上がります。
なぜなら、従業員の少ない会社は数名の退職で『会社が動かなくなる危険』があるためです。
3,000名の中から5名が辞めても影響はありませんが、50名から5名が辞めると1割がいなくなります。ヤバいです。
年収が下がるという注意点はあるものの、中小企業のみで希望を出すのはオススメです。
年収ダウンが怖くて大企業ばかり狙う人いますからね。大企業こそ若い人を欲しがるので35歳未経験は雇いません。
シニア枠のある会社に正社員として相談する戦略もアリ
シニア枠のある会社に直接連絡するのもありです。
というのも、直接連絡って『広告費』がかからないので会社側は喜びます。
シニア枠があるのは労働力不足の証拠。もちろん会社の利益率にもよりますが、シニアを数名雇うより30代の働き盛りの人を1人雇うほうが良いかなと検討してくれます。
アドバイザーに仕事を探してもらうのと並行しましょう。
まとめ
会社側の気持ちが分かれば35歳は転職可能です。受からないのはコツを知らないだけ。
「100社に応募すれば1社くらい雇ってくれるだろう。」はやめましょうね。これってあなたの希望条件もブレブレなので、入社しても続きません。
「俺はこういう会社に入りたいんだ!会社側もちゃんとメリットがあるんだ!」
くらい言えるように考えをまとめましょう。
以上、「【知りたい…】35歳の転職って難しい?会社側が35歳に求めていることがこれだ!」という記事でした。
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