「35歳で転職に失敗してしまった。この先どうすれば良いんだろう…。努力をするつもりはあるのだけど、何をどのように努力すれば人生が良くなるのか。どうか教えて欲しい。」
という悩みにお答えします。
パラレルワーカーのRyotaです。34歳で10年勤めた会社を退職。新しい生き方を実践しています。
当記事を見れば35歳で転職に失敗した場合の努力の方向性は2つしかないこと、今からでも人生を成功させることは可能だと分かります。
当記事の内容はこちら
- 35歳の転職で失敗した場合の2つの努力の方向性
- 35歳の転職で失敗してしまう人の考え方・共通点について
- 仕事選びは『人生をどうしたいか』で考えるべき
- 後がない35歳が次は失敗しない転職方法を解説
転職することが目的になるとさらに転職で失敗します。ブラックな会社に勤める危険があるためです。
リスクを最小限に抑える方法もあわせて解説します。当記事を見てもう1度明るい気持ちになれる仕事を探しましょう。
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1.35歳の転職で失敗した場合の2つの努力の方向性
- 定年まで働ける会社を探し続ける
- 低収入低ストレスの仕事に就き、自分でも稼ぐ
上記2つです。
仕事はしなければなりません。ポイントは『会社に頼りきり』になるか、『自分でも稼ぐ努力をするか』の2つ。
方向性① 定年まで働ける会社を探し続ける
25~30年働く前提で転職活動を続けます。
35歳の転職は難易度が高いです。1度や2度失敗するのは当たり前のこと。失敗した原因を考えて改善を繰り返していくだけです。
ポイントは『10回以上面接で落ちる可能性もある』という点。
途中で心が折れてしまって適当な会社に入社しそうになることもあるでしょう。またブラック企業や長続きしない会社に勤めても時間の無駄です。
あくまで『一生働ける仕事を見つける』を目的にすべきです。そのために半年~1年を目安に転職活動を続けます。
方向性② 低収入低ストレスの仕事に就き、自分でも稼ぐ
『会社員の安定』だけを得ます。具体的には社会保険+厚生年金に加入すること。それができれば派遣だろうが契約社員だろうがOKです。
年収が150~200万まで落ちてしまいます。足りない分は個人で稼ぎます。
正社員雇用を捨てれば仕事はたくさん見つかる
35歳で転職が難しいのは『正社員前提』です。
シニア枠・正社員以外の雇用なら大歓迎されます。40代のパート女性や60代の男性社員に比べれば35歳の男性は仕事ができると思われるためです。
シニア枠だけ狙えば40代でも50代でも仕事は見つかります。とりあえず食べていくだけなら可。
サラリーマンでも副業で稼げる。コツは時間をかけるだけ
年収200~250万、月額15~20万を副業で稼がなければなりません。
正社員でなければ時間が自由になりますよね。1日4時間ほど2年以上かけて取り組みましょう。
副業の種類はたくさんあります。例えばクラウドソーシングで企業が運営するメディアの記事を執筆する仕事を受けるとします。
1記事1,000円を1日2記事書きます。1ヶ月で6万円になります。
執筆業はスキルが上がれば単価が跳ね上がります。2年後に1記事3,000円になれば1ヶ月で18万円稼げます。
副業で稼ぐって難しい話に思えますよね。大事なのは取り組む時間です。1,000時間ほど作業するとどんなことでも形になってきます。
あなたが本気で努力できるかどうか。それだけです。
私は会社員をしつつ副業するスタイルを7年間続けました。7年後に副業のみで年収1,000万を超えました。最初の2年は無収益でした。
※サラリーマンでも稼げる副業は以下の記事で解説しています。
2.35歳の転職で失敗してしまう人の考え方・共通点について
失敗と向き合わなければ改善ができません。
35歳の転職は後がないんです。1年間転職活動を続けるのは可能ですが3年は難しいです。タイムリミットを考えると『二度と失敗しないための考え方』を学ぶ必要があります。
35歳で転職に失敗しやすい人の考え方・共通点は以下のとおりです。
考え方:今の会社を脱出できれば良い
ネガティブ理由の転職です。
今の会社が嫌になってしまい『会社を脱出するのが目的』になると転職に失敗します。退職で目的を達成しているためです。
『残業が多くてつらい→残業がない仕事に転職してストレスのない人生を送りたい。』
上記のような目的になると転職の目的が明確になっているので成功しやすいです。
共通点:スキルがない・愚痴を言う・転職先の想像ができていない
- 会社に不満や愚痴ばかりぶつけている
- 会社に貢献できるスキルがない
- どういう仕事に転職したいのかを想像できていない
上記3つです。
不満や愚痴は自己解決する考えがない証拠です。会社が不満なら早く転職すべきです。20代の方が転職には有利ですからね。
会社は『仕事ができる人』ほど早く転職します。能力があるので雇われることを知っているためです。スキルがない人は転職先が見つからないことで初めて『スキルがなかった』と気付きます。
会社を辞めるのが目的になると『○○な仕事をしたい!』という希望がありません。在職中に転職の想像ができていれば在職中から転職活動を開始します。
※逆に35歳の転職で成功しやすい人の特徴も知っておきましょう。
3.仕事選びは『人生をどうしたいか』で考えるべき
転職の成功って『あなたが思い描いた生活ができる仕事に就くこと』です。
転職に失敗する人は転職先を見つけることが目的になってます。これだと転職後のことが想像できていないので、ブラック企業に勤める可能性が高くなります。
仕事でストレスがなければ良い←低収入の仕事を選ぶ
低収入の仕事に勤めてもOKならストレスの少ない仕事を見つけやすくなります。
激務・ノルマが厳しい仕事は人がすぐに辞めてしまいます。それを防ぐために給与を上げてバランスを取ってます。
- 単純作業の連続
- 工場の事務仕事
- ノルマのない営業
など、精神的ストレスの少ない仕事も年収300万円前後が多いです。
一部業界と方針がブラックな会社だと低収入高ストレスになります。基本的には会社側の問題なので、離職率の高い会社に入らないことが大切です。
お金を稼ぎたい←残業あり+責任が重い仕事を選ぶ
給与が低くて将来が不安で転職するのなら、忙しくても給与が高い仕事を選びます。
残業が月50時間あってもフルに残業代が出れば給与は多くなりますよね。歩合制の会社なら入社2年目で年収700万とかも可能です。(向き不向きが大きいですが。)
転職で完ぺきな仕事を見つけるのは不可能と考える
ストレスが低くて給与の高い仕事って見つかりません。
・ホワイト企業は人が辞めない
・ホワイト企業の求人は公開される前に推薦で人が決まってしまう
・ホワイト企業の多くは都市部である
特に35歳だと雇う企業側にリスクがあります。35歳は体力がなく、プライドが高いからです。
そのためにも『人生の優先順位』をつけ、仕事でも何かを犠牲にすることが必要です。
4.後がない35歳が次は失敗しない転職方法を解説
- どういう仕事をしたいか答えられるようにする
- 35歳が得意な転職エージェントを使う
上記2つですね。
マインド的な部分をハッキリさせる。35歳でも需要がある求人に応募する。この2つが大事です。
① どういう仕事をしたいか答えられるようにする
- 給与はどれだけ欲しいのか。
- 年間休日は何日あれば良いのか。
- 同業界なのか。未経験なのか。
- 残業はできるのか。
全部答えられるようにしましょう。
「年収は350万か…。まぁ良いか。」
ぐらいの考えで転職すると失敗します。
年収が400万必要だとして、なぜ400万必要なのか。月の手取りと毎月の出費、将来の貯金額まで計算して判断するようにします。
35歳の転職は転職エージェントでアドバイザーに相談することが必要です。しかし、アドバイザーも人です。あなたの本心を読み取る力はありません。
あなたが明確な答えを伝えれば伝えるほどアドバイザーの仕事選びがしやすくなります。あなたも企業とあなたの不一致がなくなって働きやすい仕事が見つかるようになります。
紙に書き出してまとめると良いですよ。
② 35歳が得意な転職エージェントを使う
相談しつつ転職をしましょう。
転職に失敗する原因の1つが『孤独な転職活動』です。責任感と焦りからうつ状態になり、冷静な状態で転職できなくなります。企業選びにも失敗します。
相談することであなたの考えがまとまるだけでなく、35歳の需要がある求人を紹介してもらえます。
※35歳に強い転職エージェントは以下の記事でまとめています。こちらで紹介している3社をお使いください。
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まとめ:35歳の転職で失敗したら正しい努力が必要です
努力の方向性を間違えるといつまで経っても良い企業に入社できません。
年収の低さが問題で退職したのなら、時間をかけてでも年収の高い企業に入社しないと同じ理由で人生がつまらなくなってしまうためです。
努力はして当然です。
その努力を『あなたの人生を良くするための仕事選び』に使いましょう。
以上、「35歳の転職で失敗したらどうすべきか『努力の方向性は2つです』」という記事でした。