「副業のスキルを本業に活かす方法ってあるのかな。相互的に使えれば利益も評価も伸びそう…無駄なくスキルを使いたい。具体例を教えてください。」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒の時点で音楽プロダクションと作家契約を結んでおり、個人事業のスキルを本業で使ってきました。
当記事の内容はこちら
- 『実践済』副業のスキルを本業に活かす具体例4つ
- 提案後の反応で分かる、副業のスキルが活かせない本業について
- 【注意】あなたの提案を理解できる人に提案しよう
実際に改善提案を毎週のように提出していた私なのでお伝えできることがあります。実際に評価も上がってボーナスの上昇率が社内1位になりました。
ただし、提案に失敗して『金目当てで提案してるんだろ?』と係長からいじめられたこともあります。そういう経験も含めてお話しますね。どうぞご覧ください。
1.『実践済』副業のスキルを本業に活かす具体例4つ
以下の4つです。
- 撮影スキルで商品撮影を引き受ける
- Canvaで社内ポップやデザインを担当する
- マーケティングスキルで営業活動を手伝う
- SNS運用スキルでSNS担当になる
本業と分野の違うことであるほど使えます。
ほとんどの技能がどの会社でも役立つんですよね。工場だってポップ作ったりします。でも、工場でデザインスキルある人っていないじゃないですか。
具体例① 撮影スキルで商品撮影を引き受ける
モノ撮りはもちろん、公式サイト用の写真を撮影します。
商品写真を営業さんの資料に使うとか。用途に合わせた内容で撮影できるのも魅力ですよね。
私は工場で資材管理の仕事をしていました。その時に改善提案書で写真撮影を提案。新製品の写真を『パッケージ』『内容物』など、分けて撮影。公式サイトと資料に掲載していました。
具体例② Canvaで社内ポップやデザインを担当する
フォトショップやイラストレーターが使えなくてもある程度のデザインが作成できます。テンプレートも豊富。
- 社内ポップの作成(注意書きなど)
- 資料のデザイン担当
- 広報の作成
上記に使えます。特に資料と社内ポップの作成に便利ですね。
無料で使えるのも魅力。改善提案書に『フォトショップ購入』『イラストレーター購入』って書けないじゃないですか。会社って無駄なお金を嫌うので…。
Canvaについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
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【便利すぎ】Canvaの有料版の機能が必要以上に充実?素材だけでもブログの時短ツールになる理由
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具体例③ マーケティングスキルで営業活動を手伝う
モノを売る、会社や製品のブランド力をアップさせる取り組みをしましょう。
- 営業用LP作成
- 公式ブログ運営
- オウンドメディア立ち上げ
- 販促用動画作成
- SEOの勉強
- ブランディング
どれも営業活動に役立ちますよね。特にブログやオウンドメディア、ブランディングに関しては『営業さんが1人増えるのと同じ状況』を作ることが可能。
Webマーケティングの知識ゼロの会社なら90%売上伸びますよ。ただし成果が出るまでに時間がかかります。
具体例④ SNS運用スキルでSNS担当になる
クレーム対策・ブランディングに役立ちます。
製造業ならツイッター運用は必須ですね。役員クラスなら重要性に気付いているはずです。
ちなみに海外ですが工場のインスタグラマーも登場しています。公式インスタグラムで話題を取り、働きやすそうな会社のイメージを定着させるのもありですね。採用コスト削減につながります。
インスタなら毎日複数枚投稿することでアカウントを育てることが可能です。
このように、副業のスキルは考え方次第で本業に活かせます。ただし、副業スキルが活かせない本業もあります。以下解説を続けますね。
2.提案後の反応で分かる、副業のスキルが活かせない本業について
以下のような仕事です。
- 忙しすぎてこれ以上仕事が増やせない
- 提案できる手段がない
業界や業種は関係ありません。会社自体に余裕がないんですよね。
会社に余裕がないと人にも余裕がありません。魅力的な提案だったとしても、その提案を冷静に判断できる心の余裕がないんです。
① 忙しすぎてこれ以上仕事が増やせない
残業が長すぎる・休憩が取れない会社だと副業のスキルは活かせません。
私が勤めていた工場の繁忙期がそうでした。月残業80時間の激務+10分ほど時間を捻出するのすらできなかったんですよ。
- SNSの運用を提案 → 手が足りない
- 写真撮影を提案 → 手が足りない
- 手元にマニュアル設置を提案 → 分かった、お前が全部やれ
上記のとおりの反応でしたね。忙しい時期に提案するのはやめましょう。
② 提案できる手段がない
改善提案書の提出先が存在しない、または設置してあるだけの状態です。
改善提案の受け入れ先が不明確なので、提案があってもどうしたらいいか上層部が分からないんですよ。逆に叱られることもあります。
社員の提案を必要としない会社のこれからについて
時代について行けず落ちていきますね。
会社は生き物です。時代と共に変化していかないと生きていけません。そのため、大企業も早期退職者を募集するようになりました。
あなたが会社のために考えた提案を会社が握りつぶす。そんな会社の将来って不安じゃないですか。ツイッターでホワイトな会社に勤めている人の話を見かけます。
- リモートで仕事できるスペースが各地に用意されている
- 仕事ができれば出社時間、働く場所も自由
- 提案を採用して別の部署を設立した
このくらい柔軟に対応しています。あなたも会社を選びましょう。
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会社に愛想が尽きた時の行動は1つ『働き方を変えるチャンス』
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最後に、提案を通すためのコツをお話します。提案しても通らなかったらガッカリですからね。
3.【注意】あなたの提案を理解できる人に提案しよう
副業のスキルを活かす提案について『喜ぶ人』『拒絶する人』の2タイプがいます。
頭が柔らかい人に改善提案を提出しましょう。改善提案書ボックス投函の他に以下の方法がおすすめです。
- 忘年会や休憩時間で提案する
- 雑談からの流れで提案する
組織の流れを破り、いきなり上司の上司に提案してもOKです。あくまで『雑談からの流れ』なので。
社内には必ず提案を拒絶するタイプの人がいる
頭の硬い人です。
- 能力がないのに出世している
- 権力争いが好き
- マウンティングが好き
- 部下の意見は取りあえず否定する
説教が好きだったり、発言内容に一貫性がなければダメですね。失敗を恐れず新しい取り組みを増やしている上司なら安心。
私の提案を拒絶された例
- 「SNSの公式アカウントを作りましょう」 → 「必要性は感じているが、作らない」
- 「商品写真撮影しましょう」 → 工場長「何の意味があるの?」
このうち、写真撮影は専務に話を通したことで許可されました。
提案を理解できる人は上層部に多い
各部署の管理職は『部署のことだけ』を見ている人が多いです。
ドラマでも部署の対立を見かけるじゃないですか。アレです。製造部が営業の仕事を手伝うのが『面白くない』ので却下します。
でも上層部は違います。会社全体のことを見ているので、あなたの提案が会社の利益になれば許可を出します。
上層部に顔が覚えられると『出世』につながります。社内営業の1つとして有効ですよ。リストラ対策にもなります。
副業のスキルは経営者向けの内容になっている
副業って小さな経営なんですよ。
- どうやって利益を出せばいいか悩む
- 時代の流れにあった内容を選ぶ
- 外注費を減らすため、個人でスキルを磨く
これを、現場のことしか見ていない人が理解できるはずがありません。副業のスキルを本業の活かしたいのなら、理解できる人に提案をしましょう。
まとめ:副業のスキルを本業に活かしましょう
副業をするだけで本業では身に付かないスキルが得られます。そのスキルを本業に活かせば本業で出世できますよね。
CanvaでもSNS運用でも、何か本業に使えないか考えてみましょう。必ず本業で役立つことがあるはずです。そしたらあなたに任される仕事が増えますよね。
後は経営陣とコネを作ること。せっかくのスキルも許可されなければ意味がありません。
あなたも頭を柔らかくして、会社に納得してもらえる提案をしましょうね。
以上、「『実践済』副業のスキルを本業に生かす具体例4つ『評価アップ+副業肯定』」という記事でした。
副業をこれから始めるあなたはこちらの記事をご覧ください。
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