「根回しの方法を知りたい。どうすれば、自分の意見を嫌われず通すことができるんだろう?」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば根回しの方法がわかります。
パラレルキャリアのRyotaです。
地方の工場に勤めつつ別で個人事業をしてました。万が一のことを考え、常に根回しをしていたんです。
根回しの方法は以下のとおり。
これから副業をしようと思っている方に実践して欲しいのが徹底的な『根回し』。
✔️主要な人とコミュニケーションを取っておく
✔️社員が副業をするメリットをさりげなく伝える
✔️副業をしている人の逃げ場を提案しておく小さな会社だと意外と考えを柔らかくしてもらえます。
万が一の備え。— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) November 18, 2019
会議や仕事以外の場で考えを伝えることで、『否定を弱くすること』ができます。
具体的に掘り下げて解説していきますね。
▼社内営業のコツはこちら▼
-
『経験談』社内営業をして仕事を増やす+出世につなげる5つの方法
続きを見る
1.根回しの方法『社内に敵を作らず、居場所を確保するテクニック』
以下のことです。おべっかを使ったりはしません。
- 自分の考えを事前に伝えておく
- 自分を敵だと思わせない行動をする
- 主要な人はもちろん、遠くの人にも相談する
議題に出す前に『仲間を作ること』が根回しです。
根回しが上手になると会社で自分の意見を通しやすいです。
自分の意見が通れば『あなたに有利な状況』を作れますよね。立派なビジネススキルの1つなんですよ。
1つずつ解説していきます。
① 自分の考えを事前に伝えておく
あなたが『こうしたい』と思っている内容を多くの人に伝えます。
なので、仕事外の場で意見を伝えるのがコツ。話しやすいですからね。
仕事外の場で意見を伝えられる場所
- 休憩時間
- ランチ時間
- 移動中
- 晩ご飯を一緒に食べる時
コーヒー飲んでホっとしている時間とかいいですよね。
「最近、育児が大変すぎてさぁ。残業を減らしてもらおうって伝えるつもりで…。」
のように、雑談的に会話を広げられます。
反論が多い場合は考えを下げることも必要
もし、複数の人に「それは無理じゃない?」と言われたら、意見を出すのはやめましょう。
逆にあなたの敵を増やす可能性があります。
このように根回しはリサーチから『ミスを防ぐ効果』もあるんですよ。
② 自分を敵だと思わせない行動をする
普段の習慣から味方を増やします。これの行き過ぎた例が『おべっか』ですね。
褒められるのが好きな人と嫌いな人がいますからね。
そうじゃなくて、誰からも『感謝してもらえる行動』を取り続けます。
味方だと思ってもらいやすい具体例
具体例一覧
- 自分から挨拶
- 積極的に人助けする
- 人の話を聞く
- 人の意見に賛同する
自分からコミュニケーションを取ろうってことですね。
疲れてそうな同僚を見たら『疲れてるね。』って聞くだけでも喜ばれます。
そういう習慣で味方を増やせば、あなたの意見を通しやすくなります。
③ 主要な人はもちろん、遠くの人にも相談する
他部署の人、アルバイトやパートさんのことです。
これも『育児で残業を減らしたい』を例にしますね。
育児で残業を減らしたい時の例
- 他部署やパートさんと会話する(特にパートさんは育児家庭が多いのでわかってもらいやすい)
- パートさんから、パートさんを士気してる社員に雑談で話が伝わる
- 他部署社員と、その部署とつながりのある社員の中で話が伝わる
あなたは『残業を断りたいと思っている』ことが認知されます。
自分のいない場所で『話題化』する狙い
話題化するとポジションが獲得できます。セルフブランディングの1つですよね。
『彼女を欲しい!』と言っている人ほど女性を紹介してもらえます。これと同じイメージです。
残業したくない人に残業のお願いってしづらいです。このように、知らないうちに意見が通っている可能性もあるんですよ。
私の根回し体験談『副業の例』
私の会社は副業が禁止でした。でも、何となく昔からの規定で残っちゃってる感じだったんですよね。
そこで忘年会の時とかに経営陣に『副業の時代ですねー。』とか話題に出してたんです。
意外に厳しく言われず『そうだなぁ。面白そうだなぁ。』『投資はどうなんだろうなぁ。』と、逆に聞かれるほど。
少しずつ副業の考えをやわらげることに成功。万が一の時は土下座でもして在職しつつ副業してやろうと考えました。
後は、たまに工場長や課長が「給料低いなら副業しろよww少しはやってるだろ?wwCD売ったり。」とか笑い飛ばしてくる時があったんです。
逆に顔を真っ赤にして「物販なんて赤字だし、モノを個人で売る大変さはわかるでしょう?!」と怒りました。
以後、私が副業をしているイメージがなくなり、現場で副業について口に出す人もいなくなりましたね。
でも、根回しってちょっと『汚い方法』のイメージあるじゃないですか。
根回しが嫌いな人にも冷静に考えて欲しいことがあるんです。
2.根回しが嫌いな人に考えて欲しいこと
以下の2つです。
- その場で意見を通す実力
- 敵が増えても戦えるメンタル
事前準備ナシに戦いに挑むようなものですね。
決意と『否定されても折れない心』が必要です。
① その場で意見を通す実力
あなたの意見を認知させず、会議や意見を出す場で話をします。
これも育児と残業を例にしましょう。
「残業しろ。」と言われて「育児が大変で…。」と伝えれば、必ず「イヤイヤ、仕事優先だろ。」と否定されます。
以下のことを伝えないとわかってもらえません。
育児で残業を断る時の話
- なぜ、残業できないほど育児が大変なのか
- 残業するとどうなるのか
- 残業の育児制限の法律の話
事前に『子どもが病弱で』とか認知されてたら断りやすいです。
そういう根回しがないので、上司と真正面でぶつかる必要がありますね。
② 敵が増えても戦えるメンタル
意見をどんどん言うタイプだと思われるため、敵が増えます。
注意して欲しいのはマウンティング上司。
マウンティング上司について
- 否定したいだけ
- 自分よりいい意見は面白くない
- 正しい意見だったとしても気に食わないと潰そうとする
マウンティングする上司って権力好きな人が多いです。
社内で強い力があるので味方にすると意見が通りやすいです。逆に敵対しちゃうんですよね…。
あまり意見を言えない系の人も意見を言う人を『面白くない』と思ってます。
それでも会社で仕事ができる強いメンタルがないと耐えられません。
3.今日から使える根回しの内容について
既に具体例を挙げてきましたが、こんなことに根回しは使えます。
- 仕事量を減らす・残業を減らす
- 部署異動
大きな役割、意見を通すだけじゃなくて『自分の身を守ること』に使いましょう。
特にスキルがない・キャリアにならない仕事をしているあなたは使うべき。
社内に敵がいないことが評価され『リストラ対象に選ばれない可能性』があるためです。
① 仕事量を減らす・残業を減らす
業務過多の状態を改善します。
まず、どうして仕事量を減らさないとダメなのか根回しします。
仕事量を減らすポイント
- 休憩時間も減らしている
- ヘトヘトで精神的に参っている
- 頑張っているけどミスが増えている
こんな感じで『仕事量を減らさないと会社的にもデメリットがあるよ』と認知。
広まった後で上司に仕事量を減らす話をします。通りやすいですよね。
▼業務過多についてはこちら▼
-
業務過多で休憩時間も返上した私の体験談/原因~解決の行動まで紹介
続きを見る
② 部署異動
他部署とも交流を持ち、あなたと仕事をしたいと考えてもらいます。
部署異動できる立場になると逃げ場が確保しやすいんですよね。
例えば『別の仕事も体験してみたい』とか『あの部署に行きたかった』という話をし続けます。
その部署の人が必要になった時に話が来るかもしれませんよね。
特に外回りから内勤など、全く別の仕事を経験するとキャリアアップになります。
将来的に出世もしやすいのでおすすめ。
まとめ:根回しを使って仕事をラクにしましょう
根回しの方法は以下のとおりです。
- 自分の考えを事前に伝えておく
- 自分を敵だと思わせない行動をする
- 主要な人はもちろん、遠くの人にも相談する
特別なことをするよりも、日々の習慣ですよね。
「こういう働き方をしたい!」と決めたら、そのことを徐々に認知させます。
社内で認知されたらあなたのもの。あなたの意見が通りやすくなりますよ。
会社から利用されるばかりでなく会社を利用することも考えていきましょう。
以上、『根回しの方法『社内に敵を作らず、居場所を確保するテクニック』』という記事でした。
-
業務過多で休憩時間も返上した私の体験談/原因~解決の行動まで紹介
続きを見る
-
『経験談』社内営業をして仕事を増やす+出世につなげる5つの方法
続きを見る