「生活が苦しい…。どうしてこんなに貧乏なんだろう。この生活から脱出するための方法や、生活が苦しくなってしまう原因があれば教えて欲しい。」
という疑問にお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。生活的に普通より下の家庭で育ちました。
- 持ち家じゃない
- 車がない
- 家族旅行は家を出るまでに数回しか行ったことがない
当記事の内容はこちら
- 生活が苦しい家庭の特徴について『収入と支出のバランス』
- 生活が苦しいときの根本的な2つの解決策
- 注意:生活が苦しいときほど楽なお金稼ぎは危険
実際に貧乏を経験した私なのでお伝えできることがあります。思い返すと生活が苦しい原因って簡単なことでした。経験談を交えつつ、あなたの生活が楽になる方法もお話します。
どうぞ最後までご覧ください。
1.生活が苦しい家庭の特徴について『収入と支出のバランス』
平成29年 国民生活基礎調査の概況によると『育児家庭と高齢者世帯』の生活が苦しいことが分かっています。
生活が苦しい理由は簡単。収入より支出が多いかギリギリラインだからです。
1人暮らしなら出費を減らすことは簡単ですよね。でも育児家庭や高齢者世帯は出費を減らすことが難しく、収入も伸ばしづらい特徴があります。
特徴① 育児家庭
育児家庭は支出が上がるのに収入を増やしづらいので生活が苦しくなります。
- 育児優先で働けない。
- 働くにも保育園に子どもを預けないといけない。時短勤務との兼ね合いで手元にお金が残らない。
- 新しく育児に関する支出が増える。
上記のとおりです。
今までアパートで暮らしていた場合は家の購入も検討する時期です。夜泣きなど、育児に関わる騒音問題でご近所トラブルがあるためです。
家の購入・引越しには数百万単位でお金が必要。大きな支出を目の前にすると「生活が苦しい…。もう少し余裕があれば…。」と思います。
特に子どもが幼い時期は貧乏です
子どもが幼稚園や小学校に通えばママが働けるようになります。共働きなら世帯収入が上がるため、それほど生活が苦しいと思いません。
問題なのは妊娠~3歳までのおよそ4年間です。
働いても貯金が増えないので生活の苦しさを実感します。
特徴② 高齢者世帯
ほとんどの世帯で年金しか収入源がなくなります。
1年間に受け取っている年金の金額を見ると、一番多いのは「50万円以上80万円未満」でした。
国民年金の老齢基礎年金の満額が、1年間に「779,300円」ですから、その前後の金額の人が一番多いのです。
次に多いのは「100万円以上150万円未満」です。
定年で退職金をもらっても65歳までの生活費に使われます。年齢的に病院に通うことも増えるため、医療費の支出が増えます。
結婚していれば2人分の年金がもらえますが、独身だと1人分の年金のみ。より生活は苦しくなります。
固定支出が多いと苦しいです
持ち家でなければ家賃を支払います。月5万円なら年間で60万円。年金の半分以上を使うことになります。田舎なら車も必須。車は維持費だけでも大きな支出です。
65歳まで生きていると『まさか』という事態を経験します。大きな病気になってお金がどんどんなくなるかもしれません。
2.生活が苦しいときの根本的な2つの解決策
以下の2つです。
- 固定費を下げる
- 収入を上げる
当たり前すぎるのですが、これが基本です。楽して生活を豊かにする方法なんてありません。あったら誰もが裕福になっています。
もう1つ問題なのは『税金がどんどん上がっていること』。
1989年に消費税が3%になりました。そして当記事を書いている現在で8%。もう少しで10%に上がります。
収入が横ばいだと生活は苦しくなるんです。
だから少しでも固定費を下げ、収入を増やすための情報を集めないといけません。
解決策① 固定費を下げる
毎月の支出を下げます。
1円でも安い食材を買う・ガソリン代をケチる人が多いんですけど、あまり効果はありません。まずは大きな支出からカットすることです。
車・家賃・通信費の3つ
まずは車。移動だけに使うなら軽自動車にします。年間の維持費が安いためです。
自動車の年間維持費
軽自動車 38万2670円
コンパクトカー(1.5L) 44万4542円
Lクラスミニバン(2.5L) 50万1734円
詳しくは以下の記事もご覧ください。
-
『車は無駄づかい』価格に対して価値のない理由と正しいお金の使い方
続きを見る
次に家賃。無駄に広い部屋に住む必要はありません。駅から多少遠くても安い物件を探しましょう。場合によっては小さな家を建てた方が月の支払いは安くなります。
私は1DKで家賃52,000円の物件に済んでいました。現在は注文住宅の4LDKで月62,000円の支払いです。大きな駅にも歩いて行けるようになりました。
同レベルの賃貸を探しても62,000円では見つかりません。比較して安いなと判断しました。
スマホもキャリアではなく格安SIMを利用しましょう。
「キャリアじゃないと不安…。」みたいな人がいますが、そのために月5,000円以上支出が増えてます。
固定費を下げるための情報を集めましょう
生活が苦しくなると情報にお金を使わなくなります。雑誌や本の購入を無駄遣いと考え、どんどん情報に弱くなります。
固定費を下げるためには最新サービスの利用が欠かせません。怖い・不安という気持ちがあれば、その気持ちを解決できる情報を探しましょう。
クレジットカードもそうですね。光熱費等、全ての支払いを1枚のカードにすれば年間で数万円のキャッシュバックになります。
「現金じゃないと不安…。」だと生活は苦しくなるばかりです。
解決策② 収入を上げる
当たり前ですが収入が増えれば生活は楽になります。
トヨタの豊田社長が「終身雇用は難しい」と発言しました。政府も副業を推進しています。同時に個人でお金を稼ぐ情報・サービスが増えてきました。
「副業は禁止されているし…。」
とネガティブに考えず、どういうお金稼ぎの手段があるかを知ることから始めるといいですよ。
最初に考えるべきこと → 共働き
夫婦で働けば世帯収入が増えます。もし、夫婦のどちらかが働いていないのなら仕事をすることを考えましょう。
子どものためにもママには家にいて欲しい。と考える男性がいます。
それはそれで立派な考えなんですけど、生活が苦しくて子どもに何もしてあげられないのも残念です。メリットとデメリットの両方を考えて決断しましょう。
在宅のリモートワークも稼げます
月に5万円くらいなら在宅ワークで稼げます。アルバイトやパートのように時給計算の働き方ばかりではありません。効率が悪いと時給500円以下になることもあります。
しかし、『在宅』なので隙間時間で働けますよね。子どもが寝た後の2時間だけ仕事をするのも可能。検討する価値はありますよ。
以下、リモートワークの参考になる記事です。どういう仕事があるか確認してみましょう。
-
主婦が在宅ワークをするメリットを解説『仕事内容も難易度別に紹介』
続きを見る
-
パラレルキャリア向けの求人サイト・仕事を探せる方法まとめ『15選』
続きを見る
3.注意:生活が苦しいときほど楽なお金稼ぎは危険
生活が苦しい時に限って甘い言葉に惑わされます。
- たった3ヶ月で月10万円稼げるようになります
- 20万円の教材ですけど、すぐに元が取れます
- この株を買わないと損!
こういう表現はあなたのような『生活が苦しい人』を狙ったキャッチコピーです。
楽して稼げる手段はありません。
株・FX・各種情報商材に手を出した結果を想像するべき
特に株・FX・情報商材は気をつけましょう。資産運用も一緒です。
どれも『なくなっても良い余剰資金で運用するもの』です。
当ブログでも『副業やブログ、メディア運営』をおすすめしています。しかし、簡単とは言ってません。1年以上の長期運用かつ試行錯誤してようやく稼げるレベルとお伝えしています。
株・FX・情報商材は失敗したときのリスクがでかすぎです。生活が苦しくて頭に余裕のない人が使うものではありません。
無駄なく労働時間を使うことを考えましょう
繰り返しになりますがもう1度。あなたが考えるべきは隙間時間を活用することです。
- スマホゲームをする時間を副業に使う
- 子どもが寝た後にWebライター案件をする
- 通勤方法を変更。空いた時間を副業に使う
1日1時間で1,000円の仕事を完了できれば1ヶ月で3万円。年収36万円アップします。このように時間とお金の関係を理解すれば苦しい生活から脱出できます。
まとめ:生活が苦しいなら、泥臭く対処しましょう
育児家庭や高齢者世帯だとお金を稼ぐ時間が限られます。
「お金を預けるだけで楽して稼げます。」
という情報弱者向けの案件にごまかされず、時間とお金の関係を理解することが大切。隙間時間を活用して副業に取り組めば確実に収入は増やせます。
泥臭く、コツコツと作業して苦しい生活から脱出しましょう。
以上、「生活が苦しい家庭の特徴と根本的な解決策について『たった2つだけ』」という記事でした。