という疑問にお答えします。
元ブライダルカメラマンのRyotaです。
結論から言うと年収180万円でブライダルカメラマンを経験。激務で倒れました。
基本は薄給で激務。ただし、結婚式場によっては『少しラク』な場所もあります。当記事で解説します。
当記事の内容はこちら
- ブライダルカメラマンの年収を告白『180万円』
- ブライダルカメラマンの年収が低すぎる理由について
- ブライダルカメラマンが年収を増やす2つの方法
ちなみにサービス残業が当り前のような業界です。
つらかったら早めに逃げたほうがいい。
そういうこともお話していきますね。
▼ブライダルカメラマンの仕事について▼
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ブライダルカメラマンの仕事はきつい『独立+フリーランス前提にすべき』
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▼ブライダルカメラマンを副業にする方法▼
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【簡単】ブライダルカメラマンを副業にする方法って?必須スキルも含めて3つ解説
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1.ブライダルカメラマンの年収を告白『180万円』
私が勤めていた結婚式場のカメラ部門は初年度の年収が180万ほどでした。
※初年度なので4月~12ヶ月で計算。
基本給は18万円。ボーナスは5万円でした。途中で倒れたのでその歳の年収が180万円。フルに続けられたら221万円です。
ブライダルカメラマンに限らず、カメラマンの平均年収は400万円ほど。
アシスタントの状態だと年収300万円になります。
私の場合は『初年度』ということもあり特に低年収でした。ご参考まで。
2.ブライダルカメラマンの年収が低すぎる理由について
ブライダルカメラマンの年収が少なすぎる理由は以下の3つです。
- 基本給に時間外手当が含まれている(営業的)
- 誰もが憧れる業界なのでなり手が多い
- 独立を目指す人が多い
ブライダルカメラマンの仕事は『撮影』だと思われています。
しかし、撮影は仕事のほんの一部分。ブライダルカメラマンの仕事内容の8割は『打ち合わせ』と『撮影準備』『撮影後の写真加工』です。
理由① 基本給に時間外手当が含まれている(営業的)
基本給に時間外手当が含まれているケースがあります。私もそうでした。
「営業のみなし残業」のようなものですね。営業は仕事が終わるタイミングがつかめません。出張等もたくさんあります。なので、最初から一定の残業代をつけてしまおう。というイメージ。
ブライダルカメラマンも写真加工等で終了時間がつかめません。
プラスで残業時間が長すぎるので基本給に時間外手当を含ませて残業代をゼロにしています。
私は月100時間の残業をしました。特にGWなどの長期連休中は大変でしたね。
理由② 誰もが憧れる業界なのでなり手が多い
ブライダルカメラマンは誰もが憧れる業界なので、なろうとする人が多いです。
- 華やかで目立つ
- カメラマンが何か格好良い
- 人の幸せの役に立てる
みたいなキレイなイメージだからです。
他にも『エステティシャン』『美容師』『トリマー』『ウエディングプランナー』『バスガイド』などが薄給です。
理由③ 独立を目指す人が多い
ブライダルカメラマンは独立を目指す人が多いです。
独立を前提にした人は3年ほどで退職します。なので高離職率。
すぐに辞める人に高い給料を払っても無駄ですよね。辞める前提の給料に設定するので他の業界より低収入になります。
私の勤めていた結婚式場の場合は3年でカメラ部門のトップになれました。他店も同じです。
2年で独立する人が多かったためですね。
ブライダルカメラマンの激務については「ブライダルカメラマンの仕事はきつい『独立+フリーランス前提にすべき』」という記事にしています。
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ブライダルカメラマンの仕事はきつい『独立+フリーランス前提にすべき』
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私も低収入で過酷に働き続けるんじゃなくて、独立やフリーランスを前提にスキルを磨くことに専念すべきだと思ってます。
詳しくは次の項目でお話しますね。
3.ブライダルカメラマンが年収を増やす2つの方法
ブライダルカメラマンが年収を増やす方法は2つあります。
- カメラマンのスキルを使って副業をする
- ホワイトな結婚式場(専門式場)に転職する
ブライダルカメラマンとして3ヶ月勤めればカメラ系の専門学校で3年学んだのと同じくらいの腕前になれます。それを利用すべき。
方法① カメラマンのスキルを使って副業をする
カメラマンのスキルを使って副業をしましょう。
- 写真撮影の技術を売る
- 写真そのものを売る
- 個人で部代樽撮影の仕事を引き受ける
など、方法はたくさんあります。個人的には写真そのものを素材として売るのがラクかなーと思ってます。永久的にお金が入ってきますからね。
ブライダルカメラマンの副業に関しては「【簡単】ブライダルカメラマンを副業にする方法って?必須スキルも含めて3つ解説」にまとめてあります。
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【簡単】ブライダルカメラマンを副業にする方法って?必須スキルも含めて3つ解説
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方法② ホワイトな結婚式場(専門式場)に転職する
ホワイトな結婚式場に転職しましょう。
私が知っている限り、ホワイトな結婚式場って『専門式場』です。ゲストハウスは過酷です。
ゲストハウスはスタッフの人数が少ないのに「水やり」「環境整備」などの仕事があります。部門を越えて仕事が分担されるので雑務が増えますね。
専門式場はスタッフの数が多く仕事も分担されています。ウェディングプランナーとバンケットキャプテンも分かれてますね。
ホワイトな結婚式場に転職するには以下の2つの転職サイトがお勧め。
・業界経験豊富なカウンセラーがサポート「ブライダル特化の転職サービス」リクシィキャリア
JAICは10代・20代限定ですが、厚生労働省が認定した職業紹介優良事業者です。低離職率の求人ばかりなので、ブライダル案件も長く働ける仕事になります。
リクシィキャリアはブライダル特化の転職サービスです。ブライダル出身の人が仕事探しを手伝ってくれるので、激務とか社風の悩みを分かってくれます。相談するだけでも安心かと。
まとめ:最低限の年収は必要です
私もブライダルカメラマンになった最初は、
「やった!素敵な仕事に付けた!人にも自慢できる!」
とか思ってました。
でも年収って大事です。お金が無いとストレス発散もできません。何のための人生なんだろうって悲しく思います。
むしろ年収が多くて低ストレスならどんな仕事でも良いのかな。くらいに思うようになりました。
あなたも私のように年収200万円前後でブライダルカメラマンをしているなら『独立前提』にするか『身体が壊れないうちの転職』をお勧めします。
以上、「【えっ低すぎ?!】ブライダルカメラマンの年収を告白『副業必須です』」という記事でした。
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ブライダルカメラマンの仕事はきつい『独立+フリーランス前提にすべき』
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【簡単】ブライダルカメラマンを副業にする方法って?必須スキルも含めて3つ解説
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