「潰れる会社の雰囲気を教えて欲しい。最近、会社の売上が悪いみたいで…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば潰れる会社の雰囲気がわかります。
アパレル会社の倒産や、工場の経営不振を間近で経験してきたRyotaです。
やっぱり雰囲気の共通点があるんですよね…。
当記事の内容はこちら
- 潰れる会社の雰囲気を実体験から紹介
- 会社が潰れそうだと判断した場合の行動について
例えば『経営者が焦る』『目先の売上にこだわる』という点ですね。
だから方針が変わったり、新しい就業規制が加わります。しかも社員には不利なことが多い…。
会社が潰れそうになったら『逃げ道』を確保すること。早くから行動しましょう。
それぞれ解説します。
▼会社がダメになる兆候のまとめはこちら▼
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会社がダメになる兆候って?個人事業主だから見抜けた9つの危険
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1.潰れる会社の雰囲気を実体験から紹介/2社で学んだ共通点とは
会社と社員が争い始めます…。
そりゃ会社の経営不振で1番焦るのって経営者です。負債になりますからね。
目先の利益にしか見えなくなってます。人件費を削ったりで社員の不満を集めちゃうんですよね。
潰れる会社の雰囲気まとめ
- 経営者 → 余裕がなくなる
- 社員 → 暗い人と明るい人がわかれる
- 社内 → 汚れる
経営者・役員の雰囲気
以下の3つです。
- 余裕がなくなっている
- 神頼みをする
- コンサルを増やす・銀行に相談する
行動が空回りして、悪いことばかりするんですよね…。
そこに気付いて『助けを求める』のですが、もう遅いことがあります。
① 余裕がなくなっている
社員に無理なことを言い始めます。
無理なことの例
- サービス残業
- 働き方の変更(交代制・夜勤など)
- 2人の作業を1人でやり遂げろ
社員にも人生がある、家庭があることを見えなくなっちゃってるんですよね。
② 神頼みをする
もう、頭が働いていないんですよね…。
神頼みする経営者の行動
- パワースポットを巡る
- 社内の風水を気にする
- 宝くじを買う
両腕に天然石のブレスレットをつけ始めたら危険です。
③ コンサルを増やす・銀行に相談する
お金がないのに複数名のコンサルを雇います。
焦ってるので『いい話のコンサル』に手を出します。結果が出せずにお金を失うパターンがあるんですよね…。
銀行さんに相談して方針を切り替える経営者もいます。
私が勤めていて倒産した会社がそうでした。
かなり経営的な話に食い込んでましたよ。社内でも『銀行さんの指示だから』という言葉がたくさん出てました。
社員の雰囲気
以下の3つです。
- 暗い人と明るい人にわかれる
- ミス・事故が増える
- 帰ることだけを考えている
何となく全員暗くなるって思いますよね。そうじゃないんです。
『諦めた社員』『道がない社員』にわかれちゃうんですよ。
ミス、事故、クレームが増えます。でも責任を感じることもないので、ゾンビみたいに働く社員が出てきます。
① 暗い人と明るい人にわかれる
違う道に進むと決める人、決められない人でわかれます。
しかも、早めに行動した人の方が辞めやすいです。
人って行動が決まらないモヤモヤした時が1番苦しみます。それが終わってるので明るくなるんです。
※しかも優秀な人から辞めます。『優秀な人材ほど早く辞めていくのは本当『会社外の居場所+複業』』という記事で解説中。
② ミス・事故が増える
仕事への情熱がなくなり集中力に欠けるためです。
最終的にクレームが増えてますます会社の売上が減っていきます…。
社員のモチベーションが落ちると不良品も通しちゃうんですよね。
『会社が適当にするのなら、俺も適当にする』という反発心のためです。
③ 帰ることだけを考えている
会社にいることが無駄。ただ、お金をもらえればいいと思います。
ポイント
- 定時ピッタリで社員がどんどん帰っていく
- 誰もが残業を断る
- 同時に有給を使う
別に悪いことはしてません。でも、会社ってそれなりに気を使って休んだりするじゃないですか。
その気遣いがゼロになります。
社内の雰囲気
以下の2つです。
- 会社への不信感が溢れている
- 汚れが目立つ
会社がどういう方向性をとっても信用できなくなります。
完全に敵対しちゃうんですよね…。
善意の行動もなくなります。掃除も必要最低限。
自分のデスクとかは汚れ放題になりますね…。
① 会社への不信感が溢れている
役員が方針を切り替えたため、社員に説明することがありました。
社員が鬼の形相で経営陣を見てます。社長はもう汗だくで会話を『コンサルの人』に任せちゃったんですよね…。
でも40代以降の社員って簡単に転職できません。
その葛藤もあって、動けない自分への怒りも会社にぶつけてしまいます。
② 汚れが目立つ
例えばこんな感じ。
会社の汚れポイント
- 花が枯れる
- 食堂が汚れている
- 廊下など人の通り道にホコリがたまっている
- 整頓ができていない
事務所なら花に注目。
工場なら更衣室の汚れ、食堂をチェックです。意外と掃除できてません。
もし、あなたの会社が潰れそうな雰囲気だったら早めに行動しましょう。逃げ道を作ります。
2.会社が潰れそうだと判断した場合の行動について
早めに今の会社から逃げ出す準備をすることです。
少し私の体験談をお話します。
勤めていた工場の利益が低下。交代制が開始され、月々6万ほどあった残業代がゼロになりました。
これは将来が危ないと思い個人事業への取り組みを強化。
4年かけて月20万ほど稼げるようになりました。
残業代が0円になってから7年後。さらに状況は悪化して逆に『長期労働』を指示されました。
過労死レベルの残業時間だったため退職。現在は個人事業を中心とした働き方に切り替えています。
短期間で収入源を作るのは不可能。でも、数年単位なら現実的ですよね。
どちらも取り組んで損はありません。
『社内で暗くなる人の仲間入り』は避けましょう。
① 早く収入源を作っておく
副業や投資です。
※どちらもリスクはあります。その点はご注意ください。
会社に依存しない収入源を作ると会社の状況に左右されにくくなります。
ポイント
- ボーナスが減ってもダメージが少ない
- 昇給がなくても、自分で稼ぎを増やせる
- 転職先もランクダウンする選択肢が生まれる
会社の売上が下がっていくと『仕事量も減る』可能性がありますよね。そしたら時間が増えます。
その時間を副業するだけなので、あまり痛手がないんですよ。
ただし、給料が減り仕事量が増える場合はあなたにメリットなし。転職を検討します。
投資…例えば『株の配当金』なら不労所得ですよね。
余剰金があることを前提として、コツコツ高配当の株に投資していれば年収が増やせます。
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② 転職の準備をする
まずは情報を集めることです。
転職のポイント
- 市場価値を知る、業界の常識を知る
- 求人の数を知る
- 相談しつつ転職するか決める
ずっと働いてると、その会社の常識があなたの常識になっちゃうんですよ。
転職したら休みも増えて年収も上がるケースってあるんです。
それも含めて『調べること』からスタートしましょう。
転職するかどうか検討するために転職エージェントに相談しても大丈夫です。
例えばJAICなら厚生労働省が認定している職業紹介優良事業者。
全部の求人先を査察して離職率の高い企業はお断りしてます。
20代中心の転職サービスでしたが、34歳までに規模を拡大してます。1度相談してみましょう。
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35歳以上なら以下をどうぞ。
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まとめ:潰れる会社の雰囲気を知り、早く抜け出しましょう
会社の潰れる雰囲気まとめはこちら。
潰れる会社の雰囲気まとめ
- 経営者 → 余裕がなくなる
- 社員 → 暗い人と明るい人がわかれる
- 社内 → 汚れる
まずは経営者をチェックです。目が泳いでいるとか、社員に厳しくなったとか。
人が変わってしまうのですぐにわかりますよ。
優秀な人が急に明るくなったら辞める可能性があります。特に信頼されている人をチェックしておきましょう。
以上、『潰れる会社の雰囲気を実体験から紹介/2社で学んだ共通点とは』という記事でした。
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