「離職率の高い会社の特徴と原因を知りたい。ブラックな会社には勤めたくないから…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば離職率の高い会社の特徴と原因がわかります。
3年で社員の入れ替わる写真館に勤めていたRyotaです。
10年間勤めた工場では退職連鎖で社員の1割がやめました。
離職率って『社員の不満』のバロメーターなんですよ。
離職率が跳ね上がったきっかけ、どういう会社が高離職率なのか具体例を挙げつつ解説していきますね。
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1.離職率の高い会社の特徴と原因について
特徴は『人手不足』。
原因は社員の不満やストレスが高くて、早く離脱しちゃうことです。
だから、求人を見慣れた人なら離職率の高い会社は判断できます。
特徴・原因をもっと詳しくお話していきますね。
特徴:常に求人を出している
いつも人手不足だからです。
人手不足求人の特徴
- ハローワークでいつも見かける
- 急募
- 大量募集
- 即採用、未経験OK、30代以上大歓迎
誰でも使おう!という状態なんですよね…。それも離職率が高いからです。
結果、以下のような特徴が出てきます。
離職率の高い会社の特徴
- 年齢層にばらつきがある
- 求人の時点で待遇が悪い
- 具体的でないアピールポイントを出している
定着率がいいと能力ある人が残ります。
人もやめませんので、急募する必要もないんですよ。
① 年齢層にばらつきがある
3年以内に人がやめます。5年残れば店長クラスです。
30人入社しても残るのは1人や2人。若手だけが多い状態になります。
私が勤めていた写真館は残業が月100時間ありました。
3年働けば店長です。実際は3年経たずに『独立』して逃げ出す人がほとんどでした。
② 求人の時点で待遇が悪い
- 福利厚生なし
- 基本給に残業代含む
- 駐車場代は自費
上記のとおりですね。
人を雇うのにはコストがかかります。それは離職率関わらず平等。
人件費を下げてバランスを取ってるんですね…。
③ 具体的でないアピールポイントを出している
- アットホームな職場
- 笑顔あふれる職場
- 若手の多いやる気ある職場
求人を見ていればわかるのですが、アピールポイントのある会社って数字を元に紹介してます。
他にも製品の強み、売上・利益を書くこともありますね。
原因:社員の不満・ストレスが限界を超える
誰も辞めたくて辞めるわけじゃありません。
短期間で退職するのは『耐えられなかったから』です。
社員の不満・ストレスに影響するのは以下の内容。
社員の不満・ストレスが上がること
- 理不尽な指示
- 仕事量・内容に対して悪い待遇
- 方針の切り替わり
『人間関係』『給料』『労働時間』の3つに注目すると不満が見えてきます。
① 理不尽な指示
パワハラ・モラハラ的な言動ですね。
私の場合は会社側から『改善提案書を毎月出せ』という指示がありました。
毎月ちゃんと出していたら工場長から『俺の首を絞める気か。いじめか。出すな。』と指示されました…。
こんなことです。
② 仕事量・内容に対して悪い待遇
- 残業代が正しく支払われない
- 平社員なのに主任と同じレベルの仕事を求められる
- 複数の仕事の責任を負う
平等じゃない扱いは不満の原因になります。
仕事の割り振りがおかしい、特定の社員だけボーナスが高いとかですね。
残業代が正しく支払われるかどうかは『求人』と『残業のチェック方法』を見ればわかります。
残業代が手当として含まれていたら残業が多い証拠。
残業時間を手動でチェックしている場合は操作される可能性があります。
タイムカード式じゃなければ注意すべきです。
③ 方針の切り替わり
- 残業代ゼロ運動開始
- 交代制など、新制度の導入
- 年功序列から実力主義に変更
社員の不満になるだけでなく、不安にもつながります。
現状で問題なければ方針なんて切り替えませんよね。優秀な人は気付いて逃げてきます。
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2.【体験談】離職率が跳ね上がった会社の方針とは
1つの方針ではなく、流れがありました。以下見てください。
- 交代制導入
- 残業代がゼロになる
- 市役所から指摘を受け、仕事量が増加
- 交代制をしつつ残業が復活。繁忙期には月100時間もある
③番の時点で社員の1割が退職を検討。
④番で退職連鎖・退職ラッシュになりました。1割辞めましたからね。
方針:残業代ゼロ+交代制の導入
待遇の悪化と方針の切り替わりの2つを進行してしまいました。
残業カットの時点でやめる社員は少なかったんですよ。
時間が自由になるので『副業』『節約』で立て直そうと考えたからです。
その後、『残業はしたくない。つらい』というイメージが強くなっていました。
残業が復活したことで『ついていけない…』と感じた社員が多かったですね。
残業代あっての給料水準だった
古い会社だったので残業ありきの給料でした。
33歳の時点で残業ゼロ手取り19万、手取り20万に届くか届かないかレベル。
今後、また残業ありなしが変わってしまうと家族の生活に関わります。そのため退職しました。
交代制により生活リズムが変わってしまう
交代制は自分以外を巻き込みます。
交代制の注意点
- 家族の起床時間が変わってくる
- 子どもとの接点が少なくなる
一方で管理職や一部部署は交代制がなし。その不平等さも退職連鎖の原因です。
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3.離職率の低い会社に勤める方法
以下の2つです。
- 非公開の求人を狙う
- 求人先を査察している転職サイトの求人を狙う
私も合計で5回転職をしています。
安心して使えるのが『職業紹介優良事業者』なんですよ。
こんないい基準があるのに、皆さん知らないんですよ…。もったいないです。
非公開求人はほとんどの転職エージェントさんが持ってます。
なので、職業紹介優良事業者を使うことが離職率の低い会社に勤めるポイントになりますね。
方法:職業紹介優良事業者の求人をチェックする
34歳までならJAICが使えます。
JAICのポイント
- 全求人先を査察している
- 離職率の高い会社を除外している
- 履歴書を出す前に、企業と直接面談できるイベントがある
私も実際にJAICさんとお会いして話をした経験があります。
社員数が少ない会社や、業界的に離職率の高いものは本当に除外してるとのこと…。
求人を自分で判断する勇気がないのならJAICを使いましょう。
▼JAICの詳細記事はこちら▼
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まとめ:離職率の高い会社は避けましょう
離職率の高い会社の特徴は『いつも求人がある』こと。
原因は『社員の不満、ストレスが限界になった』ことです。
会社の方針がコロコロ変わったり、人使いの荒い上司がいると離職率は上がります。
少なくともハローワークの常連になってる会社は避けるべきですよ。
以上、『【後悔…】離職率の高い会社の特徴と原因は?社員の1割が辞めた恐怖の工場体験を元に解説』という記事でした。
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