「工場勤務の年収ってどのくらいなんだろう。低いのかな…。勤めた人の意見を知りたい。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば工場勤務の年収についてわかります。
地方の小さな製薬工場に10年ほど勤めていたRyotaです。33歳で年収370万でした。
周りでも工場に勤めていた人が複数名います。
彼らの話をもとに『20代~40代の工場勤務年収』をお話しします。
手当や役職についてもお話ししていきますので、どうぞお役立てください。
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1.工場勤務の年収について
工場仲間の話・私の経験談からまとめると以下のとおりです。
- 20代 年収250~300万(残業代別)
- 30代 年収300~400万(役職・工場の伸び方次第)
- 40代 年収400~500万(役職次第)
ある程度で年収のアップが終わります。
年収500万以上を狙うなら『工場長』など管理職に就くしかありません。
でも工場の残業って体力的に大変。40代以降はついていけないんです。
それも含めて年収を検討していくと工場勤務の年収が見えてきます。
① 20代の年収『高卒はさらに低い』
年収200万円台。ボーナスによって年収250万ほどになります。
残業があれば年収300万まで増えますね。
工場新卒の月給について
- 基本給16万 手取りは12万ほど
- 皆勤手当・フォークリフト手当があれば月5,000円ほどプラス
- 交代制なら深夜手当がつく
基本給だけだと年収192万。ボーナスが3ヶ月あれば年収240万。
私は大卒で中途採用。23歳の時点で基本給17万5,000円でした。
残業が40時間・ボーナスが3ヶ月あったので年収350万ほど。地方にしては高年収でした。
② 30代の年収『まだ伸びやすい時期』
年収300~400万円台。手取り20万の壁を感じる頃です。
工場って評価されにくい仕事なんです。
工場が評価されにくい理由
- 自分で売り上げを作りにくい
- 努力が『上司に見てもらえないこと』が多い
- 基本的に同じ作業の連続
主任になって手当1万入るようになれば、年収12万アップ。
昇給額・ボーナスも上がりやすくなるので年収350万円以上が狙えます。
平社員のままだと昇給額しか年収が増えません。35歳でも年収300万ほどになる可能性があります。
私が勤めていた工場の場合、45歳主任さんの年収が450万でした。(残業ありでの数字)
バブル時代を経験。昇給が圧倒的に高くてもこのレベルです。
今から工場に勤める場合、45歳で年収400万でも高いと言えますね。
③ 40代の年収『役職次第』
年収400万~500万円台になります。一方で年収が下がる人もいますね…。
40代になると体力的な問題が出ます。
ミスばかりするのなら『残業を減らす』ことを頼まれることがあるんです。年収ダウンですよね。
後は管理職になれるかどうか。
工場で年収が上がりやすいポイント
- 課長代理・課長など管理職になる
- 工場長・ライン責任者などの仕事をもらう
- 自分だけの仕事を持つ
40代で平社員だと年収300万円台があります。
30歳で年収320万。昇給が5,000円なら40歳で年収380万にしかなりませんよね。
小工場と大工場の年収の違い
大きな工場の方がおよそ1.3倍多いと考えてください。
大工場が有利な根拠
- 福利厚生が多い(福利厚生なしだと年間30万円ほど損)
- ボーナスが多い
- 役職が多い
- 労働組合があり、社員が働きやすい
- 昇給額が多い
私の地元でも有名な大工場に勤めていた友人がいます。
彼のボーナスは5.6ヶ月分。3.0ヶ月分だった私と比べて、もうボーナスだけで倍なんですよ。
私はカルビーでポテチを作っていたことがあります。
派遣社員だったんですが、小さな工場の年収より高かったです。時給が1,000円超えてましたからね。
残業代に頼る工場に勤めるのは危険
残業が急になくなる可能性があります。
工場によっては『残業が前提』になってます。
すると、給料も残業前提。少し給料を低くしても社員が文句を言わないことを会社が知ってるんです。
私の勤めていた工場がそうでした。
残業があるので昇給が4,000円前後。なのに残業がゼロになり社員が一気にやめました。
残業代ゼロの年収で工場を選ぶのが大事です。
次に工場勤務の年収に関わる大事なことをまとめていきますね。
2.工場勤務の年収に影響する3つのこと
以下の3つです。
- 役職手当
- 残業時間、深夜手当
- 昇給額
どれも当たり前なんですが、工場だと『他社に比べて大事』なんです。
営業さんなら成果が目に見えるじゃないですか。ボーナスに影響します。
でも工場は『マイナスは多いけどプラスになることは少ない』んです。
ミスでマイナス査定されることの方が多いです。
給料に影響するわかりやすい部分で妥協しないことが年収アップへの道になりますね。
① 役職手当
入社直後に就業規則をしっかりチェックです。
役職手当の例
- 主任 月1万
- 係長 月2万
- 課長 月3万
- 工場長 月6万
もし主任手当が月2万なら他の役職手当も高くなります。狙う価値がありますよね。
逆に手当が5,000円しかないなら年収の上がりにくい工場です。
何年後に役職が就くのかを見抜くのも大事。
20代で主任になっている先輩がいるかどうか調べましょう。
② 残業時間、深夜手当
残業が多ければ残業代で年収が増えます。交代制があれば深夜手当も狙えます。
※先ほどもお話ししましたが残業代がゼロになるリスクはあります。
私の友人は夜勤がありました。
残業はそれほど長くなかったんですが、深夜手当だけで月3万。手取り28万を実現していました。
基本給が高い工場だと若くして年収450万もありますよ。
③ 昇給額
基本給が上がると『ボーナス』『残業代』の両方が上がります。
昇給が5,000円未満の工場は将来性がなくなっちゃうんですよね…。
あなたが平社員のままだと、昇給額どおりにしか年収が上がりません。
昇給3,000円なら30年働いてやっと年収100万アップです。
評価されないと本当にこのまましか年収が上がりません。
もし昇給が3,000円前後なら『自分で稼ぐ』ことも考えないと危ないです。工場の仕事ってキャリアにならないので…。
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3.工場勤務で年収を増やしたいあなたへ
工場に入社してから年収アップを狙うのをやめます。
というのも、仕事って会社選びで年収が決まっちゃうんですよね。
業界で年収と年間休日の平均が出ています。
お金がない会社に入っても使える人件費は少なめ。全く年収は増えません。
工場も同じなんですよ。
工場選びの時点で年収はほぼ決まってしまう
これから伸びると思われる製品を作っていれば未来があります。
伸びるであろう製品の例
- アンチエイジング関係
- VR関係
- 電気自動車関係(充電設備含む)
- ガジェット
老人が増えるので電動自転車も売れるでしょうね。
逆にコスパの悪い車、コンパクトデジカメは厳しいだろうなって感じます。
(若者にお金がありません。スマホのレベルが上がるので、スマホとライバル関係にある製品は落ちそう。)
私の勤めていた会社は健康ドリンクや風邪薬を作ってました。
需要がどんどん落ちてって売れなくなったんです。ライバル会社の新製品が強すぎなんですよね。
将来性の高い工場に勤めるべき
人員も問題です。
労働力が確保できなければ製品の質が高くても潰れるしかありません。
経営者が時代の先を見ているかどうかに注目しましょう。
安易に自動化しても作業員が保守・運用できなければ人員は減りません。
5年後のことも考えて機械を導入できる経営陣って少ないです。自分たちだけ逃げればいいって思ってる経営陣多いので…。
残業ゼロで副業前提にする方法もある
私はこの方法を実践しました。
工場って時間が作りやすいんです。残業ゼロなら『同じ場所に通勤して同じ作業をするだけ』。
年収が少なくても副業でコツコツ稼げますよね。年収350万の頃に自分で稼いで年収600万まで増やすことに成功しました。
これからの働き方も含めて検討しましょう。
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まとめ:工場勤務の年収はあまり期待できません
工場勤務の年収は以下のとおりです。
- 20代 年収250~300万(残業代別)
- 30代 年収300~400万(役職・工場の伸び方次第)
- 40代 年収400~500万(役職次第)
かなり低いです。しかし、大工場ならこれの1.3倍は狙えます。
どの工場に入るかであなたの生涯年収が決まります。
最初から『副業前提』など、工場をどう利用して年収を上げるのか考えて工場を選びましょう。
以上、『【暴露】工場勤務の年収ってやっぱり低い…?地方の小工場の給料を隠さず紹介します』という記事でした。
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