「資産運用について知りたいんだけど、どうやって勉強すれば良いんだろう。やっぱりセミナーとか行くべきなの?でも怪しいしなぁ…。初心者向けの勉強方法があれば教えて欲しい。」
という疑問にお答えします。
パラレルワーカーのRyotaです。
1年前、私は投資をしていませんでした。
「ETF?何それ?資産運用とか投資って株や金じゃないの?」みたいなレベルです。
そんな私が分散投資や長期投資など資産運用のポイントを知ることができたのは『初心者向きの勉強法』を試したからです。
誰だって最初は何もしらないことから始まります。1歩踏み出せるかどうかって大きいので、あなたも「勉強しようかな?」で終わらせないようにしましょう。
当記事の内容はこちら
- 資産運用初心者向けの勉強法3つ『実践済み』
- 資産運用前に覚えておきたい5つの知識
本を読んだり銀行の人に聞いたりした結果、特に役立った内容をご紹介します。資産運用初心者はこの勉強法が『分かりやすい』です。どうぞご覧下さい。
1.資産運用初心者向けの勉強法3つ『実践済み』
資産運用初心者の勉強法は以下の3つがお勧めです。
- 1万円でスタートする
- 金融庁の投資説明で学ぶ(ブログで知識を得る)
- 専門家に聞く(銀行マンやファイナンシャルプランナー)
雑誌で学ぶ選択肢もあったのですが、あまり良い情報がありませんでした。少し知識を得てから読まないと『用語』すら理解できない状態です。
また、資産運用の経験が無いので『これってどういうこと?』という状況がありました。そのため、雑誌・書籍で学ぶ前に以下の方法をお勧めしています。
勉強法① 1万円でスタートする
勉強代として1万円を用意して資産運用をスタートしましょう。
資産運用に限らずどんなことでもそうなのですが『自己体験』以上の学び方ってありません。
- お金ってこうやって価値が変わっていくんだ
- どうして専門家は『このETF』って商品を選んだんだろう
- 100株買うって…こんなにお金が必要なの?!
という驚きや疑問がザクザク出てきます。これを1つずつ解決していくと資産運用の知識やコツが見えてきます。
勉強代に1万円って高く感じますが、セミナーに行ってその場で投資信託等を勧められるよりリスクがありません。無料のセミナーって100%『無料でする理由』があります。それは有料商品を勧める、サービスに加入させることです。
勉強法② 金融庁の投資説明で学ぶ(ブログで知識を得る)
ブログなどのネットで情報を集めるのも大切です。
専門的な深い知識を得るにはコツがありますが、初心者向けの情報は簡単に見つかります。
1番安心なのが『金融庁』の投資の基本。
人生における各種イベントを想定して、どのくらいのお金がかかるかを考えて準備したり、あるいは病気や災害といった想定外の事態に備えたりしておく必要があります。老後の生活や相続について、具体的に考えておくことも、こうしたライフプランの一部と言えるでしょう。
参考 金融庁 投資の基本
投資の必要最低限の情報が分かりやすく網羅されています。これを印刷して読むだけでも資産運用が理解できますね。下手な書籍を買うより分かりやすくてお得です。
ロボアドバイザーの『ウェルスナビ』が公表しているコラムも勉強になります。
参考 ウェルスナビ コラム
当ブログも資産運用の必要性などをまとめています。ご一緒にお読み下さい。
勉強法③ 専門家に聞く(銀行マンやファイナンシャルプランナー)
銀行やファイナンシャルプランナーなどの『お金のプロ』から説明を受けるのもありです。
私の場合は銀行で営業をしている知人がいたため『ロボアドバイザーと仮想通貨』の説明を受けた経験があります。
※「ウェルスナビを資産運用に100万円使った運用実績」という記事で紹介してます。
専門家は説明になれてます。
「仮想通貨は結論だけ言うと不安定。怖いよ。」
「ロボアドバイザーは結論だけ言うと自由が無い。初心者向け。」
と言ったイメージ。
やっぱり加入を勧められるんですが、それを断る自信があれば専門家からアドバイス受けるのって分かりやすいです。私の場合は知人なので飲みつつ雑談として話をしてました。
2.資産運用前に覚えておきたい5つの知識
資産運用を本格的にする前に覚えて欲しい知識が以下の5つです。
- 分散投資
- 長期投資
- 投資方法に応じたリスク度
- 世界経済の流れについて
- 全て自己責任である
株とか投資信託って資産運用の手段でしかありません。
大事なのは『資産の増やし方』と『リスク管理』。それには以下の5つのことを身体に叩き込んでおく必要があります。
「えっ…1ヶ月で5%もマイナスになってるよ…。や、やめた方が良いのかな。」
みたいに心が乱れて損切りすると『損』が確定します。そうならないよう知識が必要です。
知識① 分散投資
資産運用は様々な銘柄に分散します。1つの銘柄の値が下がっても他がカバーできれば資産が減りにくい、という考え方です。
- 国
- 金融商品
- テクノロジー
など、様々なものに分散できます。
A社の株に100%の資産を預けていたとしてA社が倒産したらパーですよね。でもA社・B社・C社・D社に25%ずつならA社が潰れても75%残っています。
他社の売上が上がっているならもう90%くらい資産が保てるかもしれません。こういうイメージです。
最近はグローバルな投資が人気です。
日本の経済成長が止まっているので、人口が多くて伸び率も高い『アメリカ』を中心に投資するのが安心です。
リスクを承知で資産アップを狙うなら新興国の株を買うのもあり。このように分散しつつ資産を管理していく知識を付けましょう。
知識② 長期投資
資産運用は5年・10年単位で考えましょう。
理由は2つ。『複利効果』と『安定』です。
長期投資の複利効果について
ざっくり言うと『投資の利益も投資に使おうね。』ってことです。
雪玉をコロコロ転がすとします。最初は小さな玉だけど、大きくなったらドンドン大きくなるじゃないですか。あのイメージ。
複利だと年利回り3%で月々3万円の積立を20年間続けると202万円の利息(税引後)が出ます。
このように資産運用は長期化するほど利益が出しやすくなります。
長期投資の安定について
月々の積立投資を選択した場合、資産運用を長期化すると安定します。
金融商品って値が上がったり下がったりします。
毎月一定額を積立てていると、
- 値が下がっている時はたくさん買う
- 値が上がっている時はすこし買う
という状態になり、平均化されて安定します。これは『ドル・コスト平均法』と呼ばれており、金融庁の投資の基本にも掲載されています。
知識③ 投資方法に応じたリスク度
資産運用をする場合、投資方法でリスク度が変わります。
- 保険や定期預金に預ける『元本は一定額まで保証されるが利回りは低い』
- FXで儲けたい『手元の資金よりたくさんの資金を使う場合はマイナス資産になる危険がある』
- ロボアドバイザー『安定しているが細かく調整することはできない』
あなたが資産運用でどの程度の額を得たいのかをシミュレーションしましょう。ライフプランに応じた額を獲得できれば良いのです。
無理に資産運用でたくさんの資産を得ようとすると高リスクになり破綻する恐れもあります。
20代から老後の資金を考えた場合はロボアドバイザーで積立投資やイデコで良い訳です。
シビアにそれぞれの資産運用方法の『損得』を学びましょう。
「株やってる俺格好良い…。ステータスにしたい。」みたいな人は10万円でテーマ株を買うだけで良いと思います。ちゃんと株主さんから封書も届きますし、値動きも分かります。有名な会社の株(ソニー)も1株からもてますからね。
あなたの必要に応じた資産運用をすべき。
知識④ 世界経済の流れについて
資産運用でどうして資産が増えるのかって不思議に思ったことはありませんか?
それは『投資先の値打ちが上がってるから』です。
最近は世界規模のグローバルな投資が人気とお伝えしました。そこであなたに知って欲しいのが『世界経済の流れ』です。
全世界規模に投資をした場合、世界経済が上向きならあなたの資産も増えていくって想像できますよね。
日本は60年前と比べてどうなりましたか?
わずか20年のうちにスマホが普及。ロボット掃除機も登場し、生活は一変しています。長期的に見れば世界は『便利になろう』と考え続けます。その結果、世界規模で経済も伸びていきます。
ただし、波はあります。
「今、世界の経済ってどうなっているんだろう。どういうテクノロジーが生まれていて、それは普及するのかな?」
という疑問を持ち続ければ資産運用に役立ちます。
知識⑤ 全て自己責任である
資産運用で失敗した場合、あなたの大事な資産が減ります。
どんな専門家の意見を取り入れても減るのはあなたの資産だけ。人に怒ったって資産は戻ってきません。資産運用は全て自己責任です。
だから、人生が立て直せる範囲内。無くなっても平気な資金で始めましょう。
貯金の1割か2割を積立投資することが安心です。資産が無くなってもあなたの人生って続きます。
「資産運用すればお金がウハウハ!」みたいに考えるんじゃなくて、勉強と試行錯誤を続けることが大切です。
まとめ:まずはお金に興味を持つことから始める
資産運用って難しい言葉ですけど、結局は『お金』です。
日本はお金=汚いみたいな文化があって、お金のことを知らない人が多すぎます。だから最高の勉強法はお金に興味を持つことですね。
そのうち『副業で稼いだお金を資産運用に使ってもっと稼ぐ!』みたいな発想も出てくると思います。どれもあなたのライフイベントを守る大事なこと。
あなたも『当り前な日本人』から脱出しましょう。
以上、「【初心者向け】資産運用の勉強は3つの方法がある【経験談から紹介】」という記事でした。
資産運用初心者は以下の記事からご覧下さい。
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