「求人を出したのに応募者が全く来ない。応募者を増やす方法ってあるんだろうか。広告費も限りがあるからできるだけ安く済ませたい。」
という悩みにお答えします。
パラレルワーカーのRyotaです。会社員+個人事業主の仕事を経験しており、職業紹介事業者様ともつながりがあります。
『無料の求人掲載サービス利用』『求職者が応募したくなる求人作成』『会社の公式サイトの拡大』『SNSを使った人材募集』の4つを考えましょう。
当記事の内容はこちら
- 求人の応募者を増やす4つの方法『無料』
- 長続きする人材を見抜くコツについて
広告費を減らす+人材確保ができれば会社の大きな利益です。浮いたお金で設備を整えたり、銀行融資を返済することも可能です。
即実践できることなので、事務作業の得意な社員に担当をつけて実践させましょう。
どうぞご覧下さい。
※採用コストを減らす方法もご紹介しています。
1.求人の応募者を増やす4つの方法『無料』
- 無料の求人掲載サービス利用
- 求人の応募者が多くなる求人作成
- 会社の公式サイトの拡大
- SNSを使った人材募集
この4つです。
方法① 無料の求人掲載サービス利用
当たり前ですが求人は『求職者に見られること』が必須です。知られてなければ人は絶対に集まりません。
ハローワークはもちろん、無料で求人を掲載できるサービスには全て登録すべきです。
例えばデザイナーに強い求人サイト『グラフィカルジョブ』は無料でも求人掲載期間が無期限です。
「高い広告費を支払ったのに求人掲載期間が終わってしまった…。」
というリスクがありません。手ごたえがあれば有料プランに切り替えれば良いだけなので無駄になりませんね。
(グラフィカルジョブの場合は『indeed』にも掲載されます。)
※デザイナー以外も掲載可能。無料ですしまずはチェックしてみましょう。上司に提案すれば「それはやった方がいい。」と必ず喜ばれますよ。会社の利益にしかなりませんから。
こちら グラフィカルジョブ
方法② 求人の応募者が多くなる求人作成
できるだけ正直に、具体的に求人を書きます。
- 何が大変なのか。残業はどのくらいか。
- 他社と違うメリットは何か。
- どうして給料が低いのか。または高いのか。
求人の応募者は隠されたデータがあると『悪い内容に違いない』と思います。ブラック企業に対する目線が厳しくなっており、ブラック企業を求人から見抜く方法もネットで簡単に見つかります。
あなたはその逆の求人を書かなくてはダメ。
『アットホームな会社です。』は他に書くメリットの無い会社が求人に記載すること。良かれと思って書くとマイナスになります。
求人にはデメリットを積極的に書いた方が信頼されます。
- キツイけど給料の高い仕事です。
- 30キロほどの物を持つことがあります。力は必要です。
- 残業は月40時間ほどあります。大変ですが稼ぎたい人にはピッタリです。
そうすると、求人内容に納得した人だけが応募してきます。結果的に長続きしますね。
方法③ 会社の公式サイトの拡大
会社の公式サイトを有効に利用して人を集めましょう。メリットは『広告費ゼロ』なこと。
- 日ごろからブログを書いてユーザーの注目を集める
- 公式サイトで分かりやすく人材募集コーナーを作る
Googleがジョブサーチ機能「Google for Jobs」を公開しました。日本にも上陸しています。
『求人』で検索してみて下さい。検索結果の中に求人が出てくるようになっちゃってます。『求人』以外の検索結果からもあなたの求人を見てもらう施策が必要です。
日ごろからブログ担当を作ってブログを書いていれば『あなたの会社のサイトに人が集まる流れ』を作れます。ビジネスにつながるだけでなく人材募集も可。
会社のサービスを販売することも可能です。ブログ作成は初期費用3万5千円ほど。維持費は年間1万5千円ほどと格安です。ご検討下さい。
※こちらの記事でブログを開始して、アフィリエイト部分を自社サービスや求人に変更すればOKです。
方法④ SNSを使った人材募集
以下の3つの方法を使います。
ポイント
- SNS広告を打つ
- 優秀な人にこちらからアポイントメントを取る
- 【ウォンテッドリー】で人と話す
公式ツイッターやフェイスブックで募集。興味があった人からDMをもらう流れにして、応募者だけに詳しい内容をお伝えします。
これも全くお金がかかりません。
SNSを使った人材募集のメリットは『有能な人が集まりやすいこと』です。相手のツイッターを見ればどんな人か簡単に分かりますよね。その時点で合否が決定できるほど。
少し予算があるのなら【ウォンテッドリー】を使いましょう。
- 成果報酬がいらない
- 面接前に応募予定の人と話すことができる
- 優秀な若手が使っている
上記3つのメリットがあります。
特に成果報酬ゼロが魅力。他の転職サイトを使っているのなら切り替えも検討しましょう。というのも、転職エージェントって採用コスト高すぎなんですよね…。
30日間は無料です。この期間を利用して、実際にどの程度応募が来るか確かめましょう。
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ライトプランなら何と月額4万で1年利用可能
2.長続きする人材を見抜くコツについて
- 通勤時間が30分以内である
- 社会人としての常識がある
- 自己解決能力がある
この3つですね。
人が集まってもすぐ辞めてしまったら無駄。各種手続きや教育の時間もパーになります。大切なのは『長続きする人材を見抜くこと』です。
これは面接や応募者のデータから判断できます。
コツ① 通勤時間が30分以内である
イギリスの研究で通勤時間が20分増えると給料が19%ほど減るほどのストレスになることが分かりました。
通勤時間が長いと帰宅して疲れを取る時間も無くなります。災害や天候・事故の影響による遅刻にもつながります。交通費もかかります。応募者もあなたの会社に取っても良い事はありません。
通勤時間が30分以内。長くても50分以内の社員を選びましょう。
コツ② 社会人としての常識がある
- 自分と会社両方のメリットを考えられる
- 会社に取って利益が重要だと分かっている
- TPOが理解できる
こういう当たり前の社会人としての常識が身に付いている人を選びましょう。上を見すぎるんじゃなくて『普通の人』の方が長く働いてくれます。
というのも、仕事ができすぎる人ってキャリアアップで転職しますからね。そうじゃなくて、普通に働けて『会社の指示で学ぶことができる人』が良いです。
コツ③ 自己解決能力がある
- 与えられた仕事について考え、自分で行動できる
- 会社に不満を言うのではなくて、改善点を模索できる
こういう思考の人を選びましょう。プログラマーやフリーランス出身の人はこの考えが身に付いています。
自分で考えられない人って会社に愚痴や不満だけ言います。その一方で仕事ができません。どうすれば利益になるのか・効率的になるのかが分からないからです。
給料が少ない → 会社の利益が悪い → 利益に貢献しよう
という考えになる人が自己解決能力のある人です。
職務経歴書の内容で判断できます。部下がいる・複数の仕事を与えられている人は自己解決能力があると見て良いです。
まとめ:求人の応募者はちょっとしたコツで増やせます
「大手に求人を掲載すれば人は集まる。」という時代では無くなってます。
転職者は厳しく企業を見ています。その実態に気付かないといつまで経っても『使えない人』だけが集まります。行き着く先は人手不足倒産です。
そうならないよう、日ごろから無料で求人の応募者を増やすコツを調べて実践しましょう。こういうのも『慣れ』や『コツ』の問題です。
取り合えず【ウォンテッドリー】に登録しつつ、実際に人が集まるか見てみましょう。トライアル中に人が来るようなら現在の転職サイトから切り替えるのもアリですよ。
大事な仕事の1つだと考えて事務員に割り振りしましょう。
以上、「『無料』求人の応募者を増やす4つの方法『人手不足倒産を防ぐ』」という記事でした。