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働き方改革の副業解禁の現実と問題点について『地方の現実から解説』

働き方改革の副業解禁について

「働き方改革で副業が解禁されたけど正直言ってどうなの。あんまり副業してる人をみないし、そもそも会社が禁止のままじゃないのかな…。」

そんな疑問にお答えします。当記事を見れば副業解禁がまだ浸透していないことが分かります。

 

パラレルキャリアのRyotaです。地方で複数の仕事をこなす働き方をしています。副業が解禁されても地方には全く響いてないですね…。

 

当記事の内容はこちら

  1. 働き方改革の副業解禁の現実と問題点
  2. 今、副業を開始するのはチャンスなのかどうか
  3. これからの地方の暮らし・給料事情について

 

地方は副業解禁に関して『無関心』です。一方で働き方改革の『残業削減』や『有給消化』は前向きに取り組もうとしています。残業がなくなれば給料が下がりますよね。

地方は副業前提じゃないと今までの暮らしができなくなります。

そのためにあなたが今からどうすべきかも合わせて解説しますね。どうぞご覧ください。

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1.働き方改革の副業解禁の現実と問題点

働き方改革の副業解禁の現実について

働き方改革の副業解禁の現実について

地方では副業解禁後も何も変わってません。

お悩みマン
就業規則を変更する会社とか出ているんじゃないです?大企業とか。
比較的新しい企業・IT/WEB系は取り入れているんですけどね。ほとんどの企業は何も対策をしていません。
Ryota

私は岐阜に住んでいます。副業可で、裁量制を取り入れているのは株式会社リーピーくらいですね。特に小さな会社だと『副業』について考えることもしていないです。これが現実。

地方では副業をしている人が『凄い人・変わった人』という認識レベル

副業の勉強をしている男性

副業の勉強をしている男性

株・投資に興味を持っている人はいます。しかし、個人で作業をしてお金を得ようとしている人はいません。

私が音楽活動で多少の収入を得ていた時は以下のような状況でした。

  • あくまで『趣味』
  • あちこちでCDを販売する → 凄い、面白そう
  • 黒字になっていることを伝える → 副業禁止だぞ

問題点は『趣味』という認識だったのに黒字だと『副業禁止』にすり替わる部分。そもそも副業の定義がないんですよ。

音楽活動の場合、

企画 → 製作 → 宣伝 → 販売(営業・物流)

が全て関わってきます。この過程に目を向けられる人はいませんでした。

役員・経営者レベルになってようやく『商売』として見てくれましたね。

副業に取り組んでいる人は全国的にも少ない

厚生労働省のデータが参考になります。

副業のアンケート調査

引用 複数就業者についての実態調査

しかし、徐々に副業をする人は増えてきています。理由が『本業の収入だけでは生活が苦しいから』。会社の意見はおいといてやむを得なく開始する人が多いと言えます。

就業規則で副業禁止状態のままが普通

就業規則で副業禁止状態のまま

就業規則で副業禁止状態のまま

政府が副業を解禁しても会社側で禁止しています。

今まで政府が副業禁止をモデルにしていたんですよね。副業解禁はその『国がつくるモデル就業規則の副業禁止規定』を変更した結果です。

平成30年1月、モデル就業規則を改定し、労働者の遵守事項の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」
という規定を削除し、副業・兼業について規定を新設しました(第14章第67条)。

引用 厚生労働省

国が変更しても会社が変更してなければ意味がありません。従業員にとって就業規則は守るべきものですからね。

誰かが『言及』しない限りこの状況は続きます。

改善提案書を提出しても役員クラスが納得しないと副業は解禁されません。

私も改善提案書を提出しました。そしたら見事に却下でしたね…。というのも、古い会社ほど副業を嫌うからです。
Ryota

副業をすることが『会社にとって悪』になっている

副業を禁止する会社の気持ちについて

副業を禁止する会社の気持ちについて

時代についていけていない会社ほど副業のデメリットのみ見ています。

  • 本業がおそろかになる
  • 社員が勝手に稼ぐことが面白くない
  • スキルが流出する
  • 残業が断られる、会社に批判的になる

上記のとおりです。

実際に私も忘年会で役員から軽く注意されたことがあります。当時は『音楽活動』について社内で話してしまっていました。

一応黒字の話になったら「うちは副業禁止だからな。ハハ。」と急に言われましたね。そういう感覚です。

一方で副業推進の会社は副業のメリットを見ています。社員に自由を与えることが逆に『定着率アップ』につながる考えを持っていますね。

これについてはワークライフバランスについて学ぶと分かりやすいです。

ワークライフバランスとは
ワークライフバランスとは | 個人の取り組みで生活を豊かにする方法

続きを見る

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2.今、副業を開始するのはチャンスなのかどうか

今、副業を始めることについて

今、副業を始めることについて

体感で恐縮ですが、今から開始した方が良いです。

お悩みマン
どうして…です?
本格的にみんなが副業を開始したら仕事の数って限られますよね。今のうちにノウハウを身につければ成果が出せます。
Ryota

先行者メリットみたいなものですね。ヒルナンデスなどの番組でハンドメイド販売がピックアップされています。テレビで流れたらもう遅いです。

答え:今のうちにノウハウを身につけるのはチャンス

副業を考え始めた人のデスク

副業を考え始めた人のデスク

副業で成果を出すには時間がかかります。

  • 最初の半年 → 成果ゼロ、勉強期間
  • 1年後 → 少しずつ成果が出るようになる
  • 2年後 → 軌道に乗る

Webライターやテープ起こしなど、即お金になる仕事もあります。これも『効率』があるため、半年・1年後の方が稼ぎやすくなりますね。

今から勉強しておけば1年後に副業ブームが来たとして他の人より前に進めます。

副業に関するセミナーや勉強会の開催も可能ですね。講師になるのも立派な副業の1つ。今すぐ勉強を開始しましょう。

 

副業の始め方は以下の記事で分かります。

副業の始め方
【副業の始め方】明日から自分でお金を稼ぐ5つの流れ【実践済み】

続きを見る

労働力不足と残業削減で会社の方針が変わる

深夜残業からの帰宅途中

深夜残業からの帰宅途中

5年後、確実に労働力不足になります。

人口が減っている状況を見れば分かりますね。2030年には15~64歳の割合が6,875万人になると予想されています。現在に比べて1割ほど下がりますね。

機械化・外国人労働者の雇用ができないと現状の労働者で労働力をカバーするしかありません。しかし働き方改革により過度の残業は禁止。

すると、影で残業させる動きが加速化しますよね。今でも『みなし残業』や『タイムカードを設置しない』など、上手に残業時間を伸ばす会社があります。

お悩みマン
2030年だと…40代。転職も難しくなりますね。
そうなんです。だから副業で『スキルアップ』『別のキャリアを作る』など、逃げ道確保が求められています。収入以外にもメリットがあるんですよ。
Ryota

40代になって月60時間以上の残業は厳しいですよね。これをリアルに想像して行動しましょう。

注意:副業を始める際はリスクに備えること

ただし副業にはリスクがあります。

  • 会社にバレたら居場所がなくなる
  • 副業でミスをしたらあなたの損失になる
  • プライベートの時間がなくなる

副業でワークライフバランスが崩れては意味がありません。本業の居場所がなくなっても残念ですよね。

個人事業の損失に備えた保険(無料)に入る・副業については誰にも話さないなど、副業のリスクに備えましょう。覚えておきたい副業の3大リスク『兼業サラリーマンは特に注意』が参考になります。

3.これからの地方の暮らし・給料事情について

これからの地方の暮らしや給料事情

これからの地方の暮らしや給料事情

特に地方の中小企業・工場に勤めている人は厳しくなります。

  • 他社で通用するスキルが身につかない
  • 会社に利益がないので給料が上がらない

そして物価が上がります。現在も税金が上がってますよね。社会保険・年金の金額もじわじわ上がってます…。

何か打開策を取らないと現状維持できません。

同じままだと生活が苦しくなります。

地方の暮らし:どんどん厳しくなる

地方の暮らしは厳しくなる一方

地方の暮らしは厳しくなる一方

高収入の仕事がないんです。地方で年収500・600万になる仕事って以下のとおり。

  • 銀行
  • 看護師
  • 有名チェーン店
  • 今、伸びている業界

このうち銀行は経営が厳しくなってますよね。

地銀断末魔-。東証などに上場する地方銀行78社の2019年3月期決算が出そろった。日銀の大規模金融緩和策による超低金利の長期化が響き、全体の約7割に当たる54社が減益か赤字。

引用 zakzak 夕刊フジ

なら、他の仕事はどうか。40代でも年収400万程度です。私は地方の工場に10年間勤めました。33歳でも年収370万円でしたね。(主任です。)

残業カット・税金アップ・良い求人が減る

特に働き方改革で残業カットが痛いです。地方は残業があって普通の生活をする人がほとんど。最低でも月20時間の残業を確保したいところです。

それができないため、残業代分を個人で稼がないといけません。これから副業をする人は増えていくと予想できます。

私にもリアルのつながりで『副業をしたい』と相談する人が増えています。副業をしている人は少ないけど興味を持っている人は多いことが分かりますね。

給料:上がらなくなる、若者にお金がいかなくなる

お金の計算をしている最中

お金の計算をしている最中

昇給が5,000円以下になっています。2000年初期の頃は『月10,000円の昇給』がありました。今はほとんどありません。

昇給がなければ給料が上がりません。残業代のベースもそのままですよね。特に若者にお金がなくなります。

キャッシュがないので車や家は高額ローン。手数料でさらに生活が苦しくなります。

自己責任で生活を守る工夫を考えよう

本業に力を入れて評価アップ。出世・ボーナス額アップも立派な手段です。どれを取るかはあなたの状況次第。

副業で月3万稼げれば6年分の昇給額です。

会社の状況とあなたの生活・スキルを考えつつ、どうやって生活を楽にするのか考えましょう。

ただし、地方ならではの『閉鎖的な付き合い』が副業のデメリットになります。噂が広まっちゃうので上手に隠しましょう。

▼地方で副業をする注意点はこちら▼

地方で副業
地方で副業をするメリットと注意点を解説『リアルビジネスは危険』

続きを見る

まとめ:地方では副業解禁が全く響いていません

地方ほど『働き方の自由』がないんですよ。首都圏や都市部なら仕事も豊富。無理に副業しなくても転職で状況が変えられますよね。

なのに地方って副業解禁が響いていません。

あなたも今の状況を良しとするか、思い切って副業を開始するか。早めに決断しましょう。1年遅れると機会を失いますよ。

 

以上、『働き方改革の副業解禁の現実と問題点について『地方の現実から解説』』という記事でした。

 

 

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Ryota@パラレルワーカー

メディア運営・作曲家・各種アドバイザー・講師のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

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