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お金の稼ぎ方

総合学科のメリットとは『複業の基本となった教育を解説します』

総合学科で学ぶ学生

「総合学科の高校に入ろうか悩んでるんだけど、メリットとかあるの?実際に学んで卒業した人はどんな道に進んでいるの。将来に関わるし、ちゃんとした話が聞きたい。」

そんな中学生・保護者の悩みにお答えします。

 

パラレルワーカーのRyotaです。

私は岐阜の総合学科・総合学園高等学校で音楽を専攻しました。しかし、それ以外の分野も学ぶことができました。

現在は「製造業・広告業・創作分野の仕事・投資」など、様々な仕事で活躍しています。

 

当記事の内容はこちら

  1. 総合学科で学ぶ3つのメリット『考え方が柔らかくなる』
  2. 総合学科で学ぶデメリット
  3. 総合学科を卒業して分かったメリット
  4. 総合学科に向いている人・向いていない人の違い

 

結論から言うと、これからの時代に総合学科は役立ちます。「お金稼ぎ」を学びたい方は入るべきです。

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1.総合学科で学ぶ3つのメリット『考え方が柔らかくなる』

自分たちで学んでいる学生

総合学科で学ぶと『柔軟な思考』が身に付きます。

理由は総合学科が授業を選択する特殊な高校だからです。1年のうちから一部授業が選択になり、2年で本格派。3年に至ってはそれぞれの『専門力』に差が出ます。

クラスで学力を争うこともありませんし、そもそもクラスの存在が薄いんです。朝礼後は一斉にそれぞれが選んだ授業に移動。自分の席すら無いのと一緒。

この特殊な環境が他の高校と違い柔軟な思考を高めます。

 

他にも柔軟な思考に役立つこんなメリットがあります。

  1. 大学的な『自分で選択する力』が学べる
  2. 複数の技術を学べる
  3. 自分の得て不得手が分かる

 

メリット① 大学的な『自分で選択する力』が学べる

総合学科は2年目から自分で授業を選択し1日の流れを決めなければなりません。

これって凄く難しくて、高校から選択できるのは大切だと実感しています。

ただ好きな授業を選んでいるだけではダメです。体育の授業が2つ並んだ後に遠方の教室で別授業を受ける場合、時間に間に合わないことがあります。

先生の数が限られているので授業枠も限りがあります。

「この授業とこの授業は一緒には学べない・・・。」みたいな制約も出てきて、ゲームの縛りプレイ的に考えなければいけません。

 

ポイント

授業の選択を高校の時点で体験できると時間の使い方が上手くなります。大学でも無駄な時間を作らず授業の選択と自主勉強・アルバイトが組めるので充実した4年間が過ごせます。

ちなみにビジネスでも時間の使い方に無駄が無くなります。

そのくらい総合学科での授業選択って難しくて厳しく教えられるんですよ。

メリット② 複数の技術を学べる

自由に授業を選べるので『専攻分野』以外の分野が学べます。これ、メチャクチャ強みになります。

私の場合は『芸術文化 音楽』を専攻。

しかし、部活動はビジネスで役立つパソコンスキル取得を選択。音楽以外では『工芸』『歴史関係』『地球環境』の3つを取得。

合計で5つの分野を学びました。

歴史関係は歴史好きという『趣味』になっています。音楽と工芸はクリエイティブ分野の仕事に。

パソコンスキルは広告業・企画業で役立っています。

地球環境は・・・ちょっと役立ちませんでしたねw

メリット③ 自分の得て不得手が分かる

様々な授業を選択できるので、自分の得意な分野・苦手な分野も見えてきます。

「運動が好きだからスポーツ科学を専攻したけど、筋肉の構造などの人体的な話は付いていけなかった。」

という学生もいました。彼は途中でビジネス系に転向しましたね。

まだ16・17歳のうちに分野の体験ができるって他にはありません。ここで失敗しておけば取り戻しもラク。そういう意味でも総合学科は柔軟な思考が身に付きます。

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2.総合学科で学ぶデメリット

お悩みマン
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Ryota
もちろんデメリットもあります。気をつけましょう。

 

総合学科は他の学科に比べて『特殊』です。なのでデメリットも特殊。

あなたに知って欲しいデメリットは以下の2つです。

  1. 全て自己責任で選択・行動しないといけない
  2. 文系に弱い

 

デメリット① 全て自己責任で選択・行動しないといけない

サボろうと思えばいくらでもサボれます。なぜなら、クラスが無くて授業が全員違うからです。

同じクラスなら体育の授業で怪我をしたとか『情報の共有』ができます。クラスの団結力も付きますね。そういうのがありません。

強いて言えば同じ専攻の集まりができるくらいですね。授業が選択できるようになるまえの『1年』での親友とずっとご飯を食べている人もいます。

 

「次の授業の場所どこだっけー?」

と聞ける相手もいません。忘れ物を借りるのも大変です。

常に自己責任と隣り合わせなので『学校生活なんて適当だろ?』みたいに考えている人は入ったら後悔します。

デメリット② 文系に弱い

高校で専門技術を学べる一方、文系には弱いです。進学校と比べれば偏差値は低め。

2年生と3年生が同じ授業を選択するケースもあります。なので授業の速度はそんなに早くありません。

文系で取得できる授業内容にも限りがあります。

「東大に行きたいんだ!」

みたいな人は他の学校を選ぶべきです。

3.総合学科を卒業して分かったメリット

誰もいない学校

総合学科は卒業してからメリットを感じました。

33歳になった今、総合学科で学んで良かったと心から思ってます。その理由が以下の2つです。

  1. 違う分野で活躍する友達ができる
  2. 1つに失敗しても別の道に進める

 

メリット① 違う分野で活躍する友達ができる

私の高校時代の親友たちは違う分野で活躍しています。

車関係の技術に特化した友人もいれば、理系で設計をしているヤツもいます。誰かが壁にぶつかった時、思わぬ視点からアドバイスをくれます。

同じ分野だとライバル的な関係になり、ぶつかることが多いですよね。そういう心配もありません。

メリット② 1つに失敗しても別の道に進める

仕事選びで失敗しても別の道を気軽に選べます。というのも、完全未経験じゃないからです。

私の場合は最初カメラマンになりました。

次に企画部に入り、製造業に切り替えました。

カメラマンはクリエイティブな考え方を仕事にした結果ですし、企画や製造はビジネス系のスキルを生かしての仕事になります。

 

日本の学び方だと、

「良い学校に入って良い会社に入る。死ぬまでその仕事を続ける。」

が良いとされてます。これはこれで悪くないんですが、挫折した時の立ち直りが分からないんですよね。

 

総合学科で学んでると、

「この分野で失敗したから次の分野に行こう。別の分野で学んだこともミックスしよう。」

みたいに気軽に考えられます。挫折に強くなりますね。

4.総合学科に向いている人・向いていない人の違い

最後に「こんな人は総合学科に向いてるよ。」というのをお話します。

特殊な学び方なので向き不向きがあります。

N高等学校のように通信制高校で様々な学問を学べる学校があります。雰囲気的にはこちらに近いですね。

N高等学校に関しては、インターネット授業をメインにしたこれまでの通信制高校の常識を超えた学校として話題になりました。

「自分らしさ」と「好きなことを好きなだけ」というコンセプトのもと、ネットと通学という2種類のコースを設置しています。

引用 N高投資部に入るにはどうしたいい?お金が学べる日本唯一の学校を元通信制高校職員が解説

中学生活がつらかったから総合学科を狙っているあなたへ。最初の1年は普通の高校と全く同じ状況です。むしろ、様々な人が入り混じっているため人間関係が悪化しやすいです。通信も検討する価値がありますよ。
Ryota

以下のサイトが参考になります。人間関係でお悩みならどうぞご覧ください。

こちら Re:high-school

向いている人:好奇心が強い

  • 新しいことに挑戦したい
  • 人と違うことがしたい
  • じっとしているのが苦手だ
  • 人と馴染めない

という方は総合学科にピッタリ。

中学校で人と馴染めなかったあなたも総合学科はオススメです。というのも『変わった子』が集まるからです。

2年生になれば仲の良い子とだけ付き合えば済むようになります。人間関係もラクですよ。

向いていない人:指示を待つ

  • 与えられたことをこなすのが好き
  • 良い成績を取ることが目標
  • 人から褒められるのが好き
  • 親がエリート

みたいな人はオススメしません。

少し偏見がありますけど、親さんが『堅実』な人は総合学科のやり方についていけないと思います。原宿ファッションとかああいうのも何となく分かっちゃう人なら大丈夫。

まとめ

ちなみに総合学科で学んで複数の分野で活躍している私は33歳で複業月収140万を超えました。

別に自慢とかそういうのじゃなくて、総合学科にはこういうチャンスがあるということです。

もう学歴主義も終わりかけてます。

「人生に役立つ技術・考え方を学びたい。」と思っているあなた。是非とも総合学科で学んでみて下さい。

 

以上、「総合学科のメリットとは『複業の基本となった教育を解説します』」という記事でした。

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Ryota@パラレルワーカー

メディア運営・作曲家・各種アドバイザー・講師のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

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