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セミナー講師の準備 | 資料作り・会議室予約・服装や注意点を紹介

セミナー講師の準備について

「初めてセミナー講師をするんだけど何を準備したらいいんだろう。10名くらいの小規模だから、資料なしで会話だけで進めてもいいのかな?実際に講師をした人から話を聞きたい。」

というあなたへ。セミナー講師がすべき準備を全てお話します。

 

パラレルキャリアのRyotaです。先日、12名の小さなセミナー講師をして無事に終了しました。準備期間はわずか1週間です。その経験からお話します。

 

当記事の内容はこちら

  1. セミナー講師の事前準備について『大切なのは資料作り』
  2. セミナーの会議室・イベントスペース選びの注意点
  3. セミナーに人を集める企画『販促方法』
  4. セミナー当日の服装・進行方法について

 

セミナー成功の7割は事前準備にかかってます。私は30枚を超えるプレゼン資料を作成してテレビに映しながら話をしました。

セミナーが成功すれば次のセミナー開催にもつながります。あなたが講師として活躍できるよう細かい点まで解説します。どうぞご覧ください。

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1.セミナー講師の事前準備について『大切なのは資料作り』

セミナーの準備

セミナーの事前準備

以下の4つです。

  1. 誰に何を伝えたいのかを決定する
  2. セミナー内容の大まかな内容を書き出す
  3. プレゼン的な資料を作成する
  4. 大体のセミナー時間を判断する

セミナーのゴールは『伝えたいことをその通りに伝えること』です。だから資料作りの前に『目的の明確化』が必要です。

そういう意味では『ブログで記事を書く』とか『ツイッターで意見を言う』の大きい作業とも言えますね。

あくまでメインはセミナーを受けに来てくれる人です。自分が目立ちたい、自分を知ってもらいの気持ちでセミナーを運営すると失敗します。

事前準備① 誰に何を伝えたいのかを決定する

誰に何を伝えたいのか決定する

誰に何を伝えたいのか決定する

ゴールを決めます。

  • 何の悩みを持っている人に
  • 何を伝えて
  • どう解決するのか

この3つを考えれば見えてきますね。

私の場合は『ブログ初心者に基本的なブログ運営の方法をプレゼンして伝える』という目的にしました。具体的にはブログを立ち上げたけどほぼ伸びていない人に対する内容です。

お悩みマン
シンプルな内容になるんですね。
そのとおりです。目的はシンプル。そこから細分化するイメージですね。
Ryota

ポイントは『参加者に目を向ける』ことです。自分の持っている情報を必要とする参加者をイメージすれば目的が見つかります。

※考えがまとまらないあなたは『アイデアをひねり出す方法』を使いましょう。以下の記事が参考になります。

ブログを利用した企画のアイデア
ブログを利用した企画のアイデアを出す5つの方法『これからの運営』

続きを見る

事前準備② セミナー内容の大まかな内容を書き出す

セミナー内容の例

セミナー内容の例

セミナーの目次を作ります。本の各見出しのようなものですね。

セミナーの最初は軽い話を。徐々に難しい話に切り替えていくと参加者に内容が伝わりやすくなります。集中力が出てくるためです。

  1. 自分の自己紹介
  2. セミナーの目的について
  3. セミナーの内容をざっくりと解説
  4. それぞれの内容を細かく解説
  5. 質疑応答

1時間に10分ほど休憩時間を入れるのもおすすめです。休憩のあるなしも最初に伝えましょう。トイレを我慢するかどうかなど、細かい気遣いにつながります。

自己紹介をすることで「どういう人が何を伝えるのか」が分かります。あなたのブランディングにもなりますね。これは必要なことなので盛り込みましょう。

事前準備③ プレゼン的な資料を作成する

プレゼン的な資料の作り方

プレゼン的な資料の作り方

説明用の資料を作成します。資料があると説明がしやすいだけでなく、話の内容も伝わりやすくなります。

お悩みマン
写真も撮れるなら嬉しい…。
参加者にはそういうメリットもありますよね。誰もがノートパソコン持参でもありませんし。
Ryota

資料作りのポイントは以下の通りです。

  • 基本的なデザインのテンプレートを作る
  • 図解を入れる
  • 箇条書きで要点をまとめる
  • 画像を入れる

伝えるための資料ですから『視覚』でも分かるようにしましょう。伝わりきらない部分を言葉で補足します。

画像作成には無料の画像作成WEBツール『Canva』を使いましょう。

『画像』『文字入れ』『図解用のアイコン』のすべてが1つのツールで使えます。他の仕事でも使えるのでお勧めですよ。

※Canvaの使い方は以下の記事で解説しています。

関連記事 Canvaの評判・使い方とは『仕事上で使える場面も含めて解説』

事前準備④ 大体のセミナー時間を判断する

セミナー時間を判断する

セミナー時間を判断する

何時間必要なのかを考えます。

お悩みマン
長ければたくさん情報が伝えられてお得なんじゃないです?
会場費用高くなっちゃいますよね…。シンプルに講師も参加者も疲れちゃいます。
Ryota

長くても3時間が限度と考えましょう。それ以上続けるなら『お昼休み』などの長い休憩時間が必要です。

1日貸切だと会場費用が1~2万円くらいになります。予算・セミナー料金の設定にも関わるので注意しましょう。

私は勉強会+交流会で10時~15時設定の勉強会を企画しました(1時間はお昼休憩)プレゼン資料は33枚。質疑応答にも答えていたら、勉強会だけで3時間かかっちゃいました。

想像より長くなると思いましょう。

次にセミナーの貸し会議室やイベントスペース選びについてお話しますね。

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2.セミナーの会議室・イベントスペース選びの注意点

ソラシアの貸し会議室

ソラシアの貸し会議室

以下の3つに気をつけます。

  1. ディスプレイやプロジェクターの有無
  2. 収納人数
  3. 駐車場の台数

設備が悪いとホワイトボードのみで説明になります。作った資料が無駄になりますね。収納人数の限界を超えての募集も不可能です。同じく駐車場の台数もチェックしましょう。

なお、貸し会議室・イベントスペースは私が実際に取材した記事があります。どういう場所なのか分かるので『1度も利用したことのない方』はご覧ください。

Sorasia
岐阜の貸し会議室・イベントスペースならSORASIA『取材記事』

続きを見る

注意点① ディスプレイやプロジェクターの有無

プロジェクターのあるイベントスペース

プロジェクターのあるイベントスペース

貸し会議室・イベントスペースによって設備が違います。

  • プロジェクター
  • ディスプレイ(テレビ)

この2つがないとホワイトボードでの説明になります。せっかくのプレゼン資料も無駄になるので要注意。

設備が整っていると『フリードリンク』『空気清浄機完備』『応募をSNSのDMで対応してくれる』などのサービスがあります。

注意点② 収納人数

収納人数を超えた人は収納できません。

基本的には椅子の数で決まりますね。人が少ないのに大きな部屋を取ってしまうのも予算の無駄です。最初に『小規模なのか大規模なのか』を決定して会場の下見をしましょう。

注意点③ 駐車場の台数

駐車場がないと人が集まらない

駐車場がないと人が集まらない

遠方から車で来る人もいます。駐車場がないと思うように人が集まりません。

  • 専用駐車場があるのかどうか
  • 駐車場代金が必要かどうか
  • コインパーキングはあるのか

上記3つを『セミナー詳細』に盛り込みましょう。

アクセス大事ですよ。人数が15名なのに駐車場6台なら困っちゃいますからね…。それについても会場の担当者と打ち合わせすべき。
Ryota

セミナーの内容と場所が決まったら『販促』します。

3.セミナーに人を集める企画『販促方法』

セミナーに人を集める方法

セミナーに人を集める方法

以下の3つの方法が簡単ですね。もちろん、口コミやリアルで宣伝する方法もあります。

  1. SNSで発信する
  2. 個人ブログで発信する
  3. ストアカで販売する

あなたにブランド力がないと人って集まりません。身近な人に宣伝して少しずつ認知してもらうことからスタートしましょう。

身内でワイワイやる勉強会から大きくすることもできますよ。

① SNSで発信する

私は以下のツイートで人が集まりました。およそ3日間で収納人数が限界になったので締め切ってます。

岐阜でブログ初心者向けの勉強・交流会を開催します

7/10 10:00~15:00(予定)
会費 3,000円(昼食代込み) モレラ岐阜付近

ブログの構造やキーワードのリサーチ方法など初心者向け内容のみです。講師は私。

平日+直近なので10名ほどの少人数予定。

希望の方はDMお願いします。詳細を返信します

もともとブログ関係の話題を記事にして発信したので人が集まりました。SNSでの募集は特にデメリットもありません。積極的に宣伝しましょう。

② 個人ブログで発信する

個人ブログを持っていた場合、募集用の記事を作成します。

  • いつどこでやるのか
  • 何時間かかるのか
  • 価格はいくらなのか
  • 参加することで何が学べるのか、どうなるのか
  • その後の交流会はあるのか

上記を目安に作成しましょう。お問い合わせフォームも作成して連絡できる状況を作りましょうね。以下の記事が参考になります。

お問い合わせ窓口の人
ブログにお問い合わせフォームを作るメリット『リアルビジネス入口』

続きを見る

③ ストアカで販売する

ストアカのWEBサイト

ストアカのWEBサイト

ストアカは先生登録して講座を掲載。人を募集できるサービスですね。

人を募集するのも大変ですし、お金の管理も面倒じゃないですか。そういうのも一括でやってくれます。クレジットカード決済も可能。

ストアカから人が応募した場合に10~20%の手数料が取られます。ただし、口コミ記載などあなたの評判が高まるサービスもありますね。今後もセミナーするなら利用も考えましょう。

注意:人が集まらないのなら企画するべきではない

思いつきで企画すると人が集まりません。企画しても参加者がゼロなら意味ありませんよね…。

企画をする前に需要を考えましょう。

  • 自分の情報に価値があるのか
  • セミナーをするとして、来てくれそうな人はいるのか
  • 何人来て欲しいのか

上記を『リアル』に考えます。希望観測で考えるのはやめましょう。

事前にSNS等で需要を確認するのもおすすめです。

4.セミナー当日の服装・進行方法について

ユニクロのポロシャツ

ユニクロのポロシャツ

服装はオフィスカジュアルレベル。進行方法は『最初にざっくり説明』『人に目を向けること』です。

セミナー講師は説明するだけじゃありません。司会者がいなければ司会進行もします。休憩時間も伝えます。

学校の先生をイメージすると分かりやすいですね。教えるだけじゃなくて教室全体を仕切ってるじゃないですか。あなたもその役割になります。

服装:オフィスカジュアルレベルにする

ビジネス系にしましょう。

お悩みマン
汗っかきだから私服がいいんですけど…。
来てもらってるのに失礼じゃないですか。お金をもらう以上、セミナー講師は『仕事』です。それなりの服装で行きましょう。
Ryota

とは言え、ガチガチのスーツにする必要はないと思います。(参加者の層にもよりますが。)

スラックス+ポロシャツなど、ノーネクタイのオフィスカジュアルレベルなら失礼ありません。ユニクロのエアリズムポロシャツが値段以上の品質でおすすめです。

こちら ユニクロ

 

当日の忘れ物にも注意しましょうね。

  • パソコン(充電器、マウス、接続コード含む)
  • 筆記用具
  • 名刺
  • カメラ

上記4つが必須です。特に名刺は大切。個人事業用の名刺が無ければ作りましょう。

 

録音してYouTube投稿するのならリニアPCMレコーダーも必要です。

録音レコーダーDR-05

録音レコーダーDR-05

定番はTASCAMのリニアPCMレコーダー。効果音の録音などにも使える本格派。音量レベルが操作できるのはもちろん、自動的に大きな音を調整してくれます。取材の仕事等にも使えるので買っておきましょう。

進行方法① 最初に大まかな内容と時間・注意点を説明する

セミナー進行の方法について

セミナー進行の方法について

進行のポイントは最初に注意点や説明をすることです。

  • スマホ撮影
  • SNSへの投稿
  • 質疑応答

この3つは事前に決めましょう。そうしないと、撮影したいけどできない人が出てきて『満足度のマイナス』になります。

セミナー参加者は決め事をしといた方が安心します。

休憩時間・質疑応答時間があるのかどうか(その都度質問するスタイルもあり)の2つも決めます。休憩があると分かっていればトイレも行きやすいです。

後はざっくりとした内容ですね。最初に『あらすじ』のように説明することで、参加者が理解しやすくなります。

進行方法② 参加者を見つつスピードを調整する

プレゼン資料ではなく参加者の方を見る

プレゼン資料ではなく参加者の方を見る

参加者を見て説明します。

お悩みマン
ん?どういうことです…?
黒板に書いたことの説明だけする学校の先生って居たじゃないですか。あれだと、分からない子が置いてきぼりですよね。ちゃんと人を見て説明します。
Ryota

メモしている人がいればちょっと中断。あなたが水を飲む時間にすれば参加者が「あ、僕のために待っていてくれたんだ。」って気を使っちゃう不安もありません。

参加者の集中力が切れているなら休憩時間を前倒しするのもありです。

ゴールは参加者にあなたの目的通りの学びをしてもらうこと

大事なのは参加者にあなたの説明した内容を覚えてもらうことですよね。ただ準備した内容を説明するんならブログ記事を書けば解決です。

せっかく目の前に『自分の情報を知りたがっている人』がいるんだから、彼らと向き合いましょう。それがセミナーの成功につながります。

まとめ:セミナー講師は準備すれば誰でもできます

セミナー講師に必要なのは準備です。人に役立つ情報を持っていれば誰だってできますよ。

これからは『スキルの持っている人が求められる時代』です。社会貢献の1つとして知識を共有しましょう。そしたらあなたも嬉しいし参加者も嬉しいです。お互いハッピーな関係が今後も仕事にもつながりますよ。

 

以上、「セミナー講師の準備 | 資料作り・会議室予約・服装や注意点を紹介」という記事でした。

 

 

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Ryota@パラレルワーカー

メディア運営・作曲家・各種アドバイザー・講師のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

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