楽器の習い方 音楽

ピアノを独学で演奏する方法『教材選びから学ぶコツ、メリットまで紹介』

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ピアノを独学で演奏

「ピアノを独学で演奏できるようってできるんだろうか。習いに行くのは大変そうだし、趣味レベルでいいから自由に演奏できるようになりたい。」

という悩みにお答えします。

 

ミュージックコンポーザーのRyotaです。高校まで独学で音楽と楽器を勉強。音大に入学できるまでになりました。

 

当記事の内容はこちら

  1. ピアノを独学する練習方法『基本は2つだけ』
  2. ピアノを学ぶための教材・書籍の選び方
  3. 毎日のピアノの練習方法『やるべきことは3つ』
  4. ピアノを独学で学ぶメリットとデメリット

 

実際に個人でピアノを学び音大に入った私なのでお伝えできることがあります。大学は作曲を専攻したものの、授業枠でjazzpianoを学びました。

運指や姿勢って大事ですけど、『趣味で楽しめるレベル』ならそれほど気にする必要は無いんですよ。

当記事を見て独学で『趣味はピアノです』と宣言できるレベルまで上達しましょう。どうぞご覧ください。

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1.ピアノを独学する練習方法『基本は2つだけ』

ピアノを独学で演奏する練習方法

ピアノを独学で演奏する練習方法

以下の2つです。

  1. 好きなコード進行を決めて、アドリブで演奏を楽しむ
  2. 演奏したい曲の簡単アレンジを探して練習する
お悩みマン
運指とか、バイエルとか…そういうのじゃないんです?
ちょっと基本的な学び方を忘れましょう。独学関係なく、楽器を学ぶ上で大事なことがあるんです。
Ryota

しばらく、ピアノはピアノに触れている時間が長いほど上達します。

運指とかバイエルってつまらないんですよね。本当は最初から好きな曲を演奏したり、それっぽくピアノを楽しみたいはず。その気持ちを大事にします。

楽譜どおりに間違いなく演奏したい。クラシックピアノのプロになりたいのなら、そもそも独学をおすすめしません。

ただ、趣味レベルで自由に楽しく演奏できるようになるなら、我流が入ってもいいですよというお話です。

① 好きなコード進行を決めて、アドリブで演奏を楽しむ

好きなコード進行で遊ぶ

好きなコード進行で遊ぶ

王道の格好いいコード進行を4小節分作ります。それを左手で演奏。右手はひたすらメロディーで遊びましょう。

  • 指が開くようになる
  • 指が動くようになる
  • 指の力が付く

上記3つのメリットがあります。最初って3つの音を同時に押すのも大変じゃないですか。遊びで指を動くようにします。

初心者向けコード進行を紹介

基本はⅡ-Ⅴ-Ⅰというコード進行にします。Jazzのスタンダードなコード進行。ポップスでも多様されている王道コード進行の1つです。

ベース音を除いて、以下のように鍵盤を押さえましょう。

ピアノでⅡ-Ⅴ-Ⅰ

ピアノでⅡ-Ⅴ-Ⅰ

  • ファラドミを押さえる
  • ファラシミを押さえる(人差し指だけ移動する)
  • ミソシレを押される(人差し指だけ残して他を移動する)

これが左手。右手はファ以外の音を自由自在に触ります。これで格好いい曲になるんですよ。

以下の楽曲は私がアドリブ演奏したものです。上記のⅡ-Ⅴ-Ⅰを多用しています。こういうのが弾けるようになりますよ。

 

※別に上記のコード進行に限らず、あなたの好きなコード進行で遊んでもらえれば問題ありません。ピアノの慣れるのが目的。楽しく演奏できるものにしましょう。

代表的なコード進行は即使える!王道のコード進行12パターン『印刷PDF+サンプル音あり』という記事で紹介しています。

② 演奏したい曲の簡単アレンジを探して練習する

演奏したい曲の簡単アレンジを探す

演奏したい曲の簡単アレンジを探す

やっぱり楽器を始める以上、演奏してみたい曲ってありますよね。最初から演奏しちゃいましょう。

お悩みマン
さすがに演奏できないんじゃないです?
アレンジ通り演奏する必要ってないんですよ。『それっぽく演奏できるところ』から開始します。
Ryota

有名な曲なら『ピアノ演奏用のアレンジ』が販売されています。それを使いましょう。

コード進行+メロディーのみでOK

コード進行とメロディーラインが分かれば『その楽曲』だと分かる程度に演奏できます。リズムや細かい『装飾音』まで加える必要はありません。

楽器は突然上達するものじゃないんです。簡単な曲が演奏できるようになってから次のレベルに進みます。

ピアノは触れば触るほど上達する

簡単なアレンジからスタートするメリットがコレ。

楽器って楽しみながらじゃないと続きません。大人になると色んな楽しみの経験を知っちゃってます。バイエルからコツコツ学ぶってできないんですよ。
Ryota

大人は使える時間も限られます。楽しくなければ挫折するだけ。それじゃもったいないですよね。なので、好きな曲を演奏して『楽しくてやめられない状況』を作ります。

私が音大に入学した時、入学式で教授が話したこともコレでした。以下のとおりです。

「音楽は学ぶことがたくさんあります。楽器も簡単じゃありません。でも、音楽の根底は『楽しいもの』なんです。だから音楽生活で目いっぱい楽しみましょう!」

クラシックの学び方からスタートする必要はない

私は大学に入ってから個人でクラシックピアノを習ってみました。当時は河合楽器で受講しましたね。

そしたら、全く上達しないんですよ…。

  • 与えられた練習本をそのとおりに演奏するだけ。
  • 毎日、ドレミファソラシドの機械的な指運動
  • 2年経っても簡単な譜面しか演奏できない

一方でjazzよりの演奏法はドンドン上達しました。

好きな曲も自由に弾けます。コードとメロディーさえ分かれば、それっぽくなるからです。独学の良さは『自分にあった方法で学べること』。

あなたも、ピアノを楽しみながら学ぶ方法を実践しましょう。

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2.ピアノを学ぶための教材・書籍の選び方

ピアノの教材や書籍の選び方

ピアノの教材や書籍の選び方

譜面以外と触れ合えるかがポイントです。

お悩みマン
譜面って大事なんじゃないんです?
1音も間違えず演奏するよりも、全体をそれなりに演奏できる方が大切なんですよ。細かいところはどうにでもなりますから。
Ryota

だから、譜面じゃ見えない部分を理解するのが大切。動画を見るだったり、コードの勉強が大切ですね。

教材:基本の形+簡単アレンジ+動画がセットになっているもの

ピアノ教材は複合型を選ぶ

ピアノ教材は複合型を選ぶ

教材は複合型を選びます。

教材でありがちなのが『譜面だけ』のタイプ。これ、独学だと『演奏できたのか』の決定ができないんですよ。次のステップへ進んでいいのか判断できません。

本当は微妙なのに、自分に甘く採点することもありますよね。見本があればいいな…って思うじゃないですか。

なので、譜面+練習用教材+動画のような複合型にしましょう。

楽譜のみの練習教材では上達しづらい

私の経験談からお話します。

  • 次のステップに進んでいいか分からない
  • 失敗した部分ばかり練習して、全体の流れが上達しない
  • その楽譜しか演奏できない

上記のとおりです。

書籍:楽典やコード進行系のもの

ピアノとコードの本

ピアノとコードの本

『調』や『和音』の知識を付けましょう。

シャープとかフラットが付くと演奏って難しくなりますよね。でも、その楽曲の『調』が理解できるとどの鍵盤を触ればいいのか分かるんです。(もちろん突発的に別の調のコードを使うことありますが。)

コードの構成音が分かると、ポップスならどういう曲でも演奏できるようになります。

ピアノ教材や日々の『遊び』で指を鍛えると共に、音楽の知識を学びましょう。

『音を楽しむこと』を考える

コードが分かると和音の美しさが理解できます。

「あ、俺の好きな曲。あのコード進行だった!」という気付きもありますね。アドリブ演奏もできるようになります。音楽知識を身に付けることでピアノ初心者でもピアノが楽しめるんですよ。

『買うならコレ』おすすめのピアノ教材・書籍を紹介

30日でマスターするピアノ教本 | 年配者向けなので、説明が丁寧。ピアノの音の配置や譜面の読み方まで基本から学べます。

当講座では、誰もが知っている楽しい曲でレッスンをしていきます。楽譜には全てドレミが書いてあるので、楽譜が読めないと挫折することなく楽しく続けられます。

ピアノ教室に通うと1年で12万円くらいかかります。それに比べて3万5千円で学べるのはお得ですね。他の書籍も買う必要がないので手間もありません。

新実践コードワーク①と楽典 | 音大でも利用する教科書。コード進行とは何なのか。どういう構成音なのか全部分かります。

作曲のためにピアノを学びたい…というあなたは、作曲の独学方法も合わせてご覧ください。

作曲に使うキーボード
【完全初心者向け】独学で作曲を学ぶ方法『1年でオリジナル曲完成』

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3.毎日のピアノの練習習慣『やるべきことは3つ』

ピアノは無理なく毎日継続

ピアノは無理なく毎日継続

ピアノは練習方法が分かっても練習しないと上達しません。なので、コツコツ継続することが近道です。

以下の3つをルーティーンにしましょう。

  1. 15分だけ自由にピアノを演奏して楽しむ
  2. 教材や動画を元に30分間、楽曲を練習する
  3. 15分間、音の並びやコード進行を学ぶ

1日でもサボっちゃうと習慣でサボっちゃうんです。無理にでも15分以上は鍵盤の前に向かうべき。そしたら集中できますので。

夜間にもピアノが弾ける環境を整えましょう。ヘッドフォンが使える電子ピアノをおすすめします。
Ryota

① 15分だけ自由にピアノを演奏して楽しむ

実際に私が自由に演奏するとこんな感じです。

音もリズムもメチャクチャ。不協和音も多いですよね。でも楽しく演奏していることは伝わるはずです。

最初は動かなかった指も徐々に動くようになります。

中学生がギターを買ってもらった時を想像してください。楽しくて四六時中触ってます。そのうちちょっと演奏できるようになってきます。あれと一緒で、ピアノを楽しむ感覚を覚えましょう。

教材も書籍も全て忘れて、自由に演奏する

これは練習と言うより『ストレッチ』のようなもの。楽譜や教材、コード本も見ずに好きな音を自由に組み合わせてみましょう。

覚えたコード進行なども試してみる

前日の練習で新しく覚えたコードがあれば取り入れてみます。

コードって何度も練習すると指が勝手に動くようになるんです。頭だけで覚えても演奏には使えません。ちゃんと試すのが大事。そういう『実験の時間』でもあります。

② 教材や動画を元に30分間、楽曲を練習する

電子ピアノで演奏中

電子ピアノで演奏中

指もほぐれてくるので、次は教材や書籍を使って実施します。

  • 楽譜を見ながら練習
  • 動画を見ながら合わせる
  • 左手だけ・右手だけで演奏する

これは教材や書籍の指定どおりに演奏すればOKです。独学なので叱られることもありません。何度も練習を繰り返しましょう。

1日1回だけメトロノームを使って曲を通し演奏してください。どうしても曲の中間や後半って練習不足になるんですよ。

メトロノームを使って『失敗してもいいから曲の終わりまで到達する』を習慣化させると上達します。

※メトロノームは最近の電子ピアノなら機能で付属しています。スマホアプリでもありますので買う必要はありませんよ。

③ 15分間、音の並びやコード進行を学ぶ

ピアノをコツコツ練習している人

ピアノをコツコツ練習している人

最後は座学の時間です。

「今日はDmのコード音を覚えるぞ!」みたいに、1日1つコードの構成音を覚えましょう。英会話の暗記に似ていますね。

コードの構成音が分かると、コードのつながりも理解できるようになります。まずはたくさんのコードを知り響きを体感することから始めましょう。

4.ピアノを独学で学ぶメリットとデメリット

ピアノを独学している女性

ピアノを独学している女性

最後に『ピアノを独学するメリットとデメリット』をお話します。

ピアノって『オンライン』『教室に通う』の2つの学び方もあるじゃないですか。当然ながらピアノ教室で相性の良い先生を見つけた方が時短になります。

でも、独学には独学ならではの良さがあるんですよ。

メリット:安い・時短になる・自由がある

ピアノの独学のメリット

ピアノの独学のメリット

1番のメリットは価格です。独学だと3万円前後で揃います。

  • 複合型教材 → 3万円ほど
  • 書籍や動画を個人で揃える → 最終的に2万円ほど(徐々に買い足す必要がある)

でも、通うと月謝で月々6,000円~。入会金や教材費、スタジオ利用料が別途必要です。年間で10万円くらいかかりますね。

先生との相性も大切。学校の先生も面白い人・つまらない人がいましたよね。ピアノの先生もただ『教材を説明するだけ』の人多いんです。

だから、ピアノを習ってたけど独学に切り替える人も多いんですよ。

デメリット:サボれる・質問できない

ピアノの独学のデメリット

ピアノの独学のデメリット

自己管理のできない人は全く上達しません。

既に何度もお話していますが「ピアノを触らないと上達しない」んです。1日サボっちゃうと、そのままずっとサボっちゃいますよね。筋トレと同じです。

自分に甘い人なら迷わず厳しい先生のピアノ教師に通うべき。それなら楽器を始めない方がいいです。

ピアノを教室で学びたいと感じたあなたへ

講師の質が高い教室に行きましょう。

お悩みマン
講師でそんなに違うんです?
これまでアコーディオンなど複数の楽器を習ってきました。ただ「成果を見るだけ」の講師が多すぎです…。ちゃんと『生徒それぞれ違う教え方』をしている講師を選びましょう。
Ryota

バイエルを練習してきたとします。

「はい。演奏して。」 → 演奏する

これで授業が終わったらお金の無駄じゃないですか。どういうことを練習すべきなのか。現在の練習でいいのかなど、教えることってたくさんあります。

おすすめの楽器教室も紹介しています。以下の記事の5つから選びましょう。

音楽教室の選び方とおすすめ教室
大人向け音楽教室の選び方+おすすめ5選『体験談も交えて解説』

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まとめ:ピアノは趣味レベルなら独学で習得可能です

ピアノって高難易度の楽器です。

でも、半年~1年ほどコツコツ練習すれば『ポップスの楽曲』なら演奏できるようになります。(オリジナルそのままは難しいですが。)

バーとかカフェで演奏できるって楽しいですよ。ギターやドラムとセッションするとどんどんピアノの面白さにはまるはず。

独学なら低コストで始められます。早速、ピアノを独学で学んでいきましょう。

 

以上、「ピアノを独学で演奏する方法『教材選びから学ぶコツ、メリットまで紹介』」という記事でした。

 

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Ryota@パラレルワーカー

会社員・メディア運営・作曲家のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。婚約破棄されたりパワハラで退職したりしましたが元気です。■詳しいプロフィールはこちら

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