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DTM 音楽・作曲

DTMを学ぶために専門学校に入る必要がない理由『音大出身者が解説』

DTMを学ぶために専門学校は必要ない

「DTMを学んで音楽でプロになりたいんだけど、専門学校や音大って通ったほうが良いのかな?実際に通った人の話を聞きたい。」

という疑問にお答えします。

 

ミュージックコンポーザーのRyotaです。以下のような経歴があります。

  • 名古屋の音大でサウンドメディア・作曲を学ぶ
  • 音楽プロダクションと音楽作家契約を結ぶ
  • 音楽だけで食べていくことを挫折する

 

当記事の内容はこちら

  1. DTMを学ぶために専門学校に入る必要がない理由
  2. DTMを『自分で学ぶ』方法
  3. 音楽を利用してお金を稼ぐマインドについて

 

実際に音大で寝る間を惜しんで勉強した私なので信頼できる情報がお伝えできると思います。音楽を学ぶって『メチャクチャお金がかかる』ので、慎重に考えましょう。

どうぞご覧ください。

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1.DTMを学ぶために専門学校に入る必要がない理由

  1. DTMに関して言えばレベルが低い
  2. 学費が高い
  3. 音楽系の仕事に就く人が少ない

上記3つですね。

理由① DTMに関して言えばレベルが低い

DTMで使用するシンセサイザー

DTMで使用するシンセサイザー

完全初心者向け学習から始まります。

ネットでも見つかるような情報を学ぶだけなので、わざわざ学校に通う必要は無かったなという結論です。

学校である以上、全員が歩みを揃えて学ばないといけません。既に『DTMで曲が作れる人』と『DTMって何?』という人が一緒にいれば学習進度の遅い生徒のペースになりますね。

講師に質問できるのがメリットです。しかし生徒が多い+出来の悪い生徒に講師が付きっ切りになるので『個人でレベルアップできる人は勝手にやってね』というスタンスです。当然ですね。

 

専門学校のDTM学習について

  • MIDIとは何か
  • どうやって音を決めて録音していくのか
  • 4小節分の曲を作成←課題

こんな感じです。それぞれ1授業枠を取ったりしますので、DTM実践できない日もあります。

理由② 学費が高い

音楽専門学校 2年間で200万円

私立の音大 4年間で800万円

という感じです。

 

文部科学省の私立大学の授業料調査結果は以下の通り。

平成28年度の私立大学(学部)における授業料については、対前年度比1.1%増の877,735円となっており、入学料は、対前年度比1.0%減の253,461円となっております。

引用 私立大学等の平成28年度入学者に係る学生納付金等調査結果について

 

通常の大学の倍くらいです。高すぎですよね…。

私は奨学金を250万円ほど借り、アルバイトで親にお金を渡しつつ音大に通っていました。授業料を稼ぐために貴重な時間を使うことになるので勿体無いです。

別の大学か専門学校に入って、アルバイトする時間を削り独学でDTMを学んだ方が上達するだろうという結論です。

理由③ 音楽系の仕事に就く人が少ない

私が通っていた音大のサウンドメディア学科から音楽系の仕事に就いた人って2割くらいです。

何かしら音楽のプロになるために大学に入ったのに、音楽の仕事に就けないんですよね。そのくらい音楽系企業への入社って難しいです。

作曲家・プレイヤーで食べていける人はゼロでして、『レコーディングエンジニア』とかの方が需要があります。

でもレコーディングエンジニアになるような学生は『アルバイト先がレコーディングスタジオ』だったりするので学校に通う必要はないよなと感じました。(本人も言ってましたね。)

 

専門学校・音大だと講師・教授が『コネ』を持ってます。それで音楽の仕事が貰える可能性はあります。メリットはそのくらいですね。
Ryota

DTMを学校で通って学ぶ必要はないと分かったので、自分で学ぶ方法についてお話していきます。

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2.DTMを『自分で学ぶ』方法

ピアノとコードの本

ピアノとコードの本

  1. 書籍で学ぶ
  2. DTMレッスンを受ける

上記2つです。

なお、作曲を独学する方法は別記事にて解説しています。あわせてご覧ください。

方法① 書籍で学ぶ

専門学校でのDTM学習も書籍やレジュメを使います。同じ本・同じ学習方法が分かれば独学可能です。

ちなみにですがDTMに必要なことってほとんどDAWの説明書に載ってます。

  • 操作方法
  • 各エフェクト類の使用方法
  • ソフトシンセの使い方

これをDAWを触りつつ体感で学べば1ヶ月ほどで自由に操作できるようになります。

他の必要機材については以下の記事をご覧ください。

方法② DTMレッスンを受ける

個人でDTM教室に通います。

1コマ30~45分ほどで1ヶ月1万円ほどです。2年で24万円になりますが、専門学校200万円と比べれば格安です。

メリットは『マンツーマン』であること。

あなたのレベルに応じた内容に変化していくので学校みたいな『損』がありませんね。常に質問できるのも強みです。

 

専門学校と同じ内容+コネもあります

なお、DTM教室の学習内容も専門学校・音大のDTM学習と同じです。実際に触りつつ講師に教えてもらう形。

ライブやオーディション用楽曲の製作から『音楽配信の方法』まで教えてもらえます。担当講師のコネクションもありますので、音楽で食べていく方法について聞きやすいのも嬉しいですね。

 

DTM教室を全国展開している会社は少ないです。シアーミュージックくらいですね。

 

以下の記事も参考になります。

おすすめのDTM教室
『無料体験あり』作曲家の私がおすすめするDTM教室3社と選び方

続きを見る

 

最後に『音楽で食べていく方法』についてお話します。

3.音楽を利用してお金を稼ぐマインドについて

音楽でお金を稼ぐ方法の発想

音楽でお金を稼ぐ方法の発想

音楽だけで食べていくってオリンピック選手くらい難しいです。

 

・ピアノ演奏で食べる ← 有名コンテストで優勝

・オリジナル曲で食べる ← アーティストとしてバカ売れする

・DTMで食べる ← 小室哲也さんくらいの作曲センスが必要

 

こんなイメージですね。

だから音楽以外の武器を手に入れましょう。

マインド:音楽+αで稼ぎます

・音楽+SNS発信+youtube

・音楽+ダンス

・音楽+VJ

 

個人で音楽を使って稼げている人って音楽じゃなくて『広告』とかで稼いでます。youtubeが分かりやすいですね。

歌で稼ぐ4つの方法『仮歌だけじゃない月5万になる副業を紹介する』』という記事を書いています。

  • 仮歌バイトをする
  • 歌や声の素材を売る
  • 弾き語りを動画配信して広告料を得る
  • 歌を使ってユーザーを獲得し、ブログで広告料を得る

ということを紹介しておりまして、どれも『歌以外の発想力』が混じってます。

 

DTMを学びつつ別の実力も付けましょう

専門学校・音大に行っても音楽スキルは学べますが音楽を利用してのお金稼ぎは教えてくれません。だからDTMを個人で学びつつ、学校では食べていく能力を付けるがオススメです。

私が通っていた学校だとアイドル+司会業で食べている同級生が出てきました。こういうイメージですね。

私も音楽ネタを紹介しつつ、広告収入を得ています。これも音楽+広告という特殊な戦い方ですね。お金さえ稼げれば音楽は長期的に学習できます。

長期的に音楽に取り組んでいればチャンスも増えますね。

まとめ:DTMを学ぶのに専門学校に行く必要はありません

DTMを学ぶための専門学校・音大を選択する必要はありません。

ただし、DTM以外の技術…『音楽療法』『音楽ビジネス』『演奏術+作曲法』まで考えるのなら入る価値はありますね。

DTMのために200万円以上使うなら機材を買った方がお得かなとも思います。DTMレッスンを体験してみて決めると良いですよ。

 

以上、「DTMを学ぶために専門学校に入る必要がない理由『音大出身者が解説』」という記事でした。

 

 

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Ryota@パラレルワーカー

メディア運営・作曲家・各種アドバイザー・講師のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

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