「バーチャルオフィスとは何だろう。副業する時に便利って話を聞くけど、どういうメリットがあるのか知りたい。もちろんデメリットや注意点も分かれば嬉しい。」
という疑問にお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒の頃から複数の仕事をこなしており、副業のみで月100万円以上の収益も達成しています。
当記事の内容はこちら
- バーチャルオフィスとは『何ができるのか基本を解説』
- バーチャルオフィスが副業に便利な4つのメリット
- バーチャルオフィスを利用する注意点・デメリットについて
- 『使うならここ』お勧めのバーチャルオフィスを紹介
副業をしていると『住所の記載』に困るんですよね。特にハンドメイド関係。そういう時に使って欲しいのがバーチャルオフィスです。
そもそもバーチャルオフィスが何なのか。どういう人にお勧めなのか詳しく解説します。これから副業を始めようとするあなたはどうぞご覧ください。
1.バーチャルオフィスとは『何ができるのか基本を解説』
以下の3つです。
- 住所をレンタルできる
- 宅配物の転送・電話番号の貸し出し
- 有料サービスで利用内容が増える
レンタルオフィスと違って『場所を借りる』ものじゃありません。自宅をオフィスにする便利サービスだと思えばOKです。
① 住所をレンタルできる
特定の住所を借りることができます。
- 東京都23区の住所
- 地元の一等地の住所
- 近くの都市部の住所
どこの住所をレンタルするかで値段が変わります。東京都の『銀座』みたいな信用されやすい住所だと月10,000円以上になりますね。
これがバーチャルオフィスを使う理由です。自宅の住所を書かなくて良くなりますよね。使い方の具体例については記事中盤でお話します。
② 宅配物の転送・電話番号の貸し出し
バーチャルオフィスの住所をメインにすると宅配物や郵便物が届きますよね。それをあなたの自宅に転送してくれます。
- 資料請求
- 企業向けの広告が欲しい
上記の時に便利です。
③ 有料サービスで利用内容が増える
月額とは別で有料のプランがあります。
- 会議室のレンタル
- イベントスペースのレンタル
- 確定申告代行
- ナンバーポータビリティ
- 登記サービス
- 会社設立代行
あなたの個人事業の雑務を代行してくれるプランですね。
今後は『事務代行』『営業代行』『秘書代行』も加わるだろうと予想できます。あなた1人でも会社を運用できるサービスと思ってください。
会議室やイベントスペースレンタルに関しては『コワーキングスペースでもいいんじゃないの?』って思いますよね。
住所が記載されているので、バーチャルオフィスの住所に来客があるんです。
以上がバーチャルオフィスの基本的なサービス内容です。次にバーチャルオフィスが『なぜ副業に便利なの?』にお答えします。もちろん、便利だから利用者が増えているんですよ。
2.バーチャルオフィスが副業に便利な4つのメリット
以下の4つです。
- ネット上で住所が記載できる
- 名刺に住所・電話番号が記載できる
- ちゃんとした事業者だと思われやすい
- 経費にできる
『自由な住所がある』って副業でホント便利なんですよ…。
1人暮らしアパートなら自宅の住所を書いてもいいですよ。でも、既婚者・家族持ちだと自宅の住所を知られるって不安じゃないですか。
もちろんビジネス的なメリットもあります。それぞれ解説しますね。
メリット① ネット上で住所が記載できる
ECショップはもちろん、ブログやメディアの運営者情報にも住所を掲載できます。
でも、ネット上に住所を記載すると面倒ごとに巻き込まれそうで不安ですよね。嫌がらせ程度ならまだしも、ストーカー的にやってくる人もいるでしょうし。
バーチャルオフィスならそういう不安も解決です。
ネット上に住所を記載したい場合の例
- 運営しているブログ、メディアの会社・事業者情報
- ハンドメイド品販売時の住所記載
- プレスリリース配信時の住所記載
メリット② 名刺に住所・電話番号が記載できる
名刺にもバーチャルオフィスの住所を記載できます。
- 打ち合わせ場所が分かる
- 資料等を送る場所が分かる
- 自宅住所がバレない
というメリットがありますね。
最近だと名刺をスキャンして保存しちゃうビジネスSNS『Eight』が登場しています。『副業がバレる』『個人情報が抜かれる』という不安がありますよね。
副業用名刺は仕事の依頼を増やすビジネスツール。バーチャルオフィスを使って活用しましょう。
副業用名刺の作り方は以下の記事をご覧ください。
-
副業の種類を5つの分類で紹介 | おすすめな22の仕事を徹底解説
続きを見る
メリット③ ちゃんとした事業者だと思われやすい
事業者・運営者の情報を公開することで人に信用してもらえます。
- 住所:東京都足立区○○…
- 住所:岐阜県岐南町○○…集合アパート1F201号室
- 住所:非公開
上記なら『東京都足立区』が信用されやすいです。「あ、東京の住所なんだ。ちゃんとしてるな。」みたいなイメージですね。
なお、私の場合は住所記載はしていません。プロフィールには公開ブログとこれまでの経歴を掲載しています。リアルでも活動してますし、特に必要がないと考えているためです。
一等地の住所にするとブランディングに便利
金融情報など、難しい・デリケートな情報を扱う場合は一等地の住所を借りましょう。その方がブランディングに便利です。
逆に『日記的なブログ』なら、一等地の住所はNGかなと思います。適材適所ですね。
メリット④ 経費にできる
バーチャルオフィスはビジネスで使うもの。もちろん全額経費にできます。
※METS OFFICEさんが税理士に確認を取っています。経費の科目については業務委託料扱いが適切とのこと。
税理士に確認を取ったところ、バーチャルオフィスの住所利用に関しては業務委託料扱いが適切だという見解だった
引用 METS OFFICE
月額3,150円だったとしても、負担額は月額2,000円ほどになると想像できますね。
メリットばかりなバーチャルオフィスですが、もちろん注意点やデメリットもあります。
3.バーチャルオフィスを利用する注意点・デメリットについて
バーチャルオフィス各社によって利用規則があります。
後は『お金がかかる』『レンタルオフィスではない』という点ですね。それぞれ解説します。
注意点:ネット上に住所記載する場合は取り決めがある
- 画像で住所を掲載しないといけない
- テキストの場合は記載記事をnoindex・nofollowにする
上記のとおりです。(バーチャルオフィス各社によって内容は変わります。必ず確認しましょう。)
たくさんの人が同じ住所を使います。その住所をネットで検索されたら『バーチャルオフィス』って分かっちゃいますよね。それを防ぐ狙いです。
デメリット① 月3,000~5,000円必要
当然ですがお金がかかります。
バーチャルオフィス各社によって費用はピンキリ。格安だと480円。高いと10,000円以上します。
バーチャルオフィスの価格差による違いについて
一等地の住所かどうかです。
バーチャルオフィスを使うメリットって『住所の貸し出し』に集中してます。東京の銀座ならもう凄いブランディングになるじゃないですか。でも地方のアパートなら微妙…。
あなたがどういう商売を始めるのかで考えるといいですよ。
デメリット② 事業によっては開業できない
実店舗必須の仕事だと開業できないケースがあります。
開業に『実務スペースが必要』『設備が必要』なものだと「えっ?スペースないのに開業するの?」ってなりますね。
公的機関で『バーチャルオフィスを利用すること』を正直に伝えましょう。相談に乗ってもらうのが1番です。
4.『使うならここ』お勧めのバーチャルオフィスを紹介
以下の3社です。それぞれピンキリを揃えました。
Karigo | 月額3,150円で一等地+荷物の転送+共有FAXが利用可能。電話関連のサービスも充実しています。芸能人や大手企業も利用しているほど。
バーチャルオフィスjp | 何と月額480円から利用可能。電話や宅配関係については『後払い』なので要注意。オフィス所在地も少なめ。
1 STOP BUSINESS CENTER | 月額4,800円~で銀座など一等地の利用も可能。来客対応もあるので副業が軌道に乗ってきたあなたにおすすめ。
安定して使いやすいのは『Karigo』ですね。サービスも整ってますし、月額もほどほど。安すぎると経費で節税を狙うのも難しくなります。
ハンドメイド品販売で月3万くらい稼げるあなたにピッタリです。初期投資を抑えて起業したい場合にも使えますね。
まとめ:バーチャルオフィスは副業のハードルを下げてくれます
副業って難しく感じるじゃないですか。
在宅ワークならともかく『モノを売りたい』『積極的に人と交流したい』なら、住所がないと難しいです。そういう時にバーチャルオフィスは副業のハードルを下げてくれます。
事務所をレンタルするって家賃高いですからね…。
早速、バーチャルオフィスをレンタルして副業を開始しましょう。
以上、「バーチャルオフィスとは『副業に便利な3つのメリット+注意点で解説』」という記事でした。