「複数の収入源の作り方を知りたい。サラリーマンだけだと40歳で会社が倒産したら危ないし…。でも、本業に負担をかけず稼ぐことってできるんだろうか。」
という悩みにお答えします。
パラレルキャリアのRyotaです。新卒から会社員+個人事業で生計を立ててきました。そのおかげで、2018年に会社が傾いてブラック化した時に脱出。働き方を替えることができました。
当記事の内容はこちら
- 複数の収入源の作り方『ポイントは3つの分散』
- 複数の収入源を作ってリスク分散する必要性について
- 私の複数の収入源を持っていて良かった体験談を紹介
実際に複数の収入源でリスクに備えてきて、それが役立った私なのでお伝えできることがあります。正直言って働きつつ別の収入源を作るのは大変です。
でも、会社外で居場所が作れます。スキルアップにもなります。メリットもたくさんあるので挑戦する価値がありますよ。具体的な方法もお話しますので、一緒に複数の収入源を作ってみましょう。
ではご覧ください。
1.複数の収入源の作り方『ポイントは3つの分散』
以下の3つで進めましょう。
- 月にいくら稼ぎたいのかを決定する
- 収入源を作る方法を決定する
- 個人で稼ぐリスクに備える
ポイントは『メインの収入源』+『時給で稼ぐ方法』+『プチ不労所得になる方法』の3つを組み合わせることです。
収入源をさらに細かく分散することでリスク分散になるからですね。
作り方① 月にいくら稼ぎたいのかを決定する
月に1万稼ぎたいのか、月に10万稼ぎたいのかを決めましょう。
複数の収入源を作る時に『夢』を見ちゃうと挫折します。あくまでリアルに考えましょう。
本業が順調で不満ゼロ。会社も安定なら月3万稼ぐくらいでいいんですよ。あなたの状況から判断しましょう。
当然ながら、たくさん稼ぐのは難しいです。でもリスク分散的には最高ですよね。
いくら稼ぐかで難易度とリスク分散率が変わる
- 月1万 → 簡単・どんな仕事でも達成可能・努力で何とかなる
- 月20万 → 難しい・仕事選びも大事・努力だけじゃダメ。勉強も必須
体感だと月5万までは努力で何とかなりますね。でもそれ以上は『セミナーで勉強』とか『数年単位でコツコツ作業』が必要です。
私は個人事業で月100万を達成しました。でも7年間かかりました…。最初の2年間は収益ゼロ。それでも心を折らず努力した結果です。
作り方② 収入源を作る方法を決定する
何の仕事をするか決めましょう。
基本的には『副業』か『フリーランス向けの仕事』になります。仕事の決め方は以下のとおり、
- 自己分析する
- いくら稼ぎたいか決める
- 使える時間や労力を考える
- 得意なことにする
お金を稼ぐ方法ってシンプルです。何かを『売る』のがほとんどですからね。
※あなたの労働を売るのが仕事です。個人で労働を売ることも可能ですよ。スキマ時間を使って稼ぐのも立派な『収入源の1つ』ですから。
詳しくは【副業の始め方】明日から自分でお金を稼ぐ5つの流れ【実践済み】で解説しています。合わせてご覧ください。
時給で稼ぐ方法とストック収入になる方法の2つを同時に試す
例えば『Webライター』や『テープ起こし』って時給で稼ぐ方法です。単価の高い仕事を短時間で終わらせば時給が上がりますよね。でも絶対に『時間が必要』。
でも『株の配当金』や『ストックフォト』『オーディオストック』は違います。あなたが何もしていなくてもお金になる可能性がありますよね。
時給で稼ぐ方法+『ストック収入(プチ不労所得)』になる方法を2つ同時に試しましょう。これで収入源のベースを上げつつ、収入を確保することができます。
1年で月に1万円稼ぐイメージで積み重ねる
でも個人で稼ぐのって簡単じゃありません。1年で月1万アップしていく考えで続けます。
25歳~35歳まで続ければ月10万の稼ぎになります。45歳まで続ければ月20万。会社がダメになっても食べていけるレベルですよね。
人と比べずコツコツ続けましょう。
副業の種類はこちらで解説しています
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副業の種類を5つの分類で紹介 | おすすめな22の仕事を徹底解説
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作り方③ 個人で稼ぐリスクに備える
会社のように責任を取ってくれる場所はありません。全ての責任があなたにあります。
例えば以下のリスクがあります。
- 納期が遅れてクライアントに損失を与えた
- 作業中、第三者を事故に巻き込んだ
- 納品物にミスがあった
- 預かったものを壊してしまった
お金を稼ぐはずが逆に失う結果になります。それも10万とかのレベルじゃないです。下手したら1,000万円レベルです。
だから個人事業者・フリーランス向けの損害賠償補償サービスに入った方がいいですよ。他にも『会社にバレるリスク』もありますよね。
本業と別の収入源を作る前に補償とバレリスク回避の2つは備えましょう。備える方法は『覚えておきたい副業の3大リスク『兼業サラリーマンは特に注意』』という記事で紹介しています。
個人で稼ぐのって大変そうだな…って思いますよね。でも、これだけ頑張って収入源を作る価値があるんです。その理由が『リスク分散』。以下続けて解説します。
2.複数の収入源を作ってリスク分散する必要性について
以下の3つです。
- 会社の倒産・リストラ時の備えにする
- 貯金を増やして老後の備えにする
- 精神的に潰れた時に正社員にこだわらなくていい
同じ会社に60歳まで勤められるかって怪しいですよね…。政府が老後に『2,000万円いる』みたいな発言もしています。
後はストレスで潰れてしまった時です。うつ病になるとしばらく働けません。会社の居場所もなくなります…余計にうつになっちゃいますよね。
そういう時の備えにします。
必要性① 会社の倒産・リストラ時の備えにする
本業がダメになってしまった時の備えになります。
- 売れなくなって倒産した
- 労働力不足についていけず倒産した
- 人件費削減のためリストラされた
- 転勤か退職かを迫られた
色んなパターンが考えられますよね。もし45歳で本業がダメになったとして、あなたは別の会社に転職できますか?
役職があり、キャリアとして自信があるならいいでしょう。でも工場のオペレーターとかキャリアにならない仕事だと終わりですよね。
こんな時も別の収入源があれば取りあえず食べていけます。
必要性② 貯金を増やして老後の備えにする
本業が年収350万円ほどだと全く貯金ができません。
60歳になったとき、あなたがどういう状況かって分かりませんよね。だから本業と別の収入源を確保して『老後の備え』を作ります。
60歳で元気とは限らない
- 大病で思うように働けないかもしれない
- 体力がなくて、仕事に就けないかもしれない
- 妻が病気であなたが働けないかもしれない
上記のような健康上の問題がありますよね。元気なら働けばいいんです。でも元気かどうかって分かりません。だから備えは必要です。
早期にお金があるとローンを組まなくて済む
複数の収入源を確保できると20代でも貯金ができます。貯金があれば住宅ローンやマイカーローンをたくさん借りなくていいですよね。
ローンの額が減れば支払う利子が減ります。早くお金を持っていればお得なんです。得すれば老後の資金が増えますね。
必要性③ 精神的に潰れた時に正社員にこだわらなくていい
会社依存の生活だと会社の言いなりになります。
- 転勤しろ
- 残業を月60時間に増やす
- この仕事も責任を持ってやれ
でも、ストレス耐性は人それぞれ。限界を超えちゃうと働けなくなりますよね。会社に行くのが怖くなって、普通に働くことも難しくなります。
精神的に潰れてしまっても別の収入源があれば『逃げ道』になりますよね。
月20万を個人で稼げれば人生は何とかなる
月20万の収入があると『最低限の生活』はできます。後は低ストレスの『パート』とか『派遣社員』で収入源を増やせばOK。
正社員ほど責任が重くありません。仕事時間も短いので個人の仕事量も増やせますよね。
こうやって個人と仕事のバランスを取っていきます。ストレスバランスも調整できるので精神的に潰れなくなりますよ。
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3.私の複数の収入源を持っていて良かった体験談を紹介
私はずっと工場で働いていました。
途中で利益が悪いから『交代制をやるぞ!』との指示。「これはヤバイな…。」と思って個人事業のマネタイズを加速させました。
それが『正解』だったんです。
33歳で会社がブラック化。パワハラ的に退職になる
- 月残業100時間もあると。と言われる
- 2つの場所の仕事を責任を持ってやれと言われる
- それは無理だと相談しても断られる
- 「辞めるのか辞めないのかどっちにするんだ」と言われる
この状況だと評価も上がりませんよね…。会社から「辞めるの?」って言われてますから。なので辞めました。
今は会社勤めは『パート』にして、勤めたり勤めなかったりです。必要な稼ぎは個人事業で獲得しています。
もちろん将来的な不安もあります。でも、HSPで人と一緒に働くのが苦痛だった私にとっては今の働き方がベスト。大きなストレスもありませんし、後は努力するだけと考えています。
子どもの子ども時代を一緒に過ごせる
工場時代は子どもの寝顔しか見ていませんでした。
子どもが寝ている頃に出社。子どもが寝た頃に帰宅していたからです。正直言って「何のために働いているんだろう?」って思いました。
今は子どもが懐きすぎて、家で仕事をするのも大変なくらいです。
いざとなればどうにでも食べていける
我が家はかなり支出が少ないです。月20万+年金・健康保険代があれば食べていけます。
いざとなれば個人事業で月10万+フルタイムのパートで食べていけるんですよね。個人事業で月10万はコツを知っていれば難しくありません。
「どうにもならない…。」
という事態を回避できたのは複数の収入源を持っていたおかげです。
まとめ:すぐに複数の収入源を作りましょう
複数の収入源を作るのがこれからの働き方なんですよね。
大企業が数千人レベルでリストラをしています。小さな企業は労働力不足倒産の危機です。何がどうなるかって見えません。
ジョブホッパー的にポンポン転職してキャリアアップできればいいんですけど、やっぱり難しいじゃないですか。個人でコツコツ稼ぐ方がチャンスがあります。
複数の収入源作りは早ければ早いほどメリットがあります。早速、自己分析から開始してみましょう。
以上、『複数の収入源の作り方『リスク分散の必要性・経験談もあわせて解説』』という記事でした。
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