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音楽・作曲

音大の就職先を見つける方法を卒業者が解説『一般企業+音楽で稼ぐ』

音大の就職先を見つける方法

「音大の就職って見つからないんだろうか。どういう就職先があって、どうやって就職活動をすれば良いのか卒業生から聞きたい。できれば音楽も仕事に役立てたいけど…。」

という悩みにお答えします。

 

パラレルワーカーのRyotaです。以下のような経歴、働き方です。

  • 名古屋芸大のサウンドメディア学科を卒業
  • 会社員+個人事業(メディア運営・音楽活動)で生計を立てる

 

当記事の内容はこちら

  1. 音大の就職先を見つける方法を解説『4つある』
  2. もっとも安定する音大の就職は一般企業+音楽で副業

 

実際に音大を卒業して何度も転職を繰り返した私なのでお伝えできることがあります。音大生の就職って難しいです。当記事はあなたが就職に成功できるよう考えて書きました。

お役立て頂ければ幸いです。

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1.音大の就職先を見つける方法を解説『4つある』

音大の就職先を探している女性

音大の就職先を探している女性

以下の4つです。

  1. 音大の就職科から仕事を斡旋してもらう
  2. 他大学の学生同様就職活動をする
  3. 学校の先生になる
  4. コネで就職先を紹介してもらう

就職活動の中で『音大』をどうやって生かすかがポイントですね。

それぞれ解説します。

方法① 音大の就職科から仕事を斡旋してもらう

まずは就職科を使いましょう。就職科はあなたを就職させるため以下のようなサポートを揃えています。

  • 個別面談
  • インターンシップの支援
  • 求人票の公開
  • 面接練習
  • カウンセラーとの相談

しかもあなたを就職させる熱意があります。なぜなら、あなたが就職すれば大学側の『就職率』が上がるから。お互いにwin-winな関係だから分かりやすいですね。

 

企業側も大学へ求人を出すのは安心

欲しい人材が狙いやすいですよね。音大に求人を出すのは『音大生にメリットを感じている』ため。クリエイティブな仕事の求人が多いはずです。

求人サイトに広告をうつよりも安いですし、大学側と相談して『良い人材を紹介してもらう』みたいなコネクションも出てきます。

あなたが真っ先に使うべきは大学の就職科です。

方法② 他大学の学生同様就職活動をする

スマホで就職活動をしている男性

スマホで就職活動をしている男性

個人で就職活動をします。

各地で開催されている新卒向けの就職フェアに参加するのも大切です。一般企業で興味ある分野が見つかるためです。

音大生だから音楽系に就職しないと…!と言う気持ちがあるのは分かります。でも、音楽系って狭き門なんですよ。音大生の1割も音楽で食べていけてないです。

なので、まずは一般企業の道も検討しましょう。

音大生の需要が高いのが広告業・マーケティング業です。コミュニケーション能力や発想力が求められる分野だからです。

私の大学でも電通など大手広告代理店に入社した学生がいました。検討する価値はあるかと思います。イベントで音楽と関わることもできますからね。

以下、個人での就職活動に便利なサービスです。

 

就職先を見つけやすいサービスのまとめ

MeetsCompany  | 企業の人事や社長など決定権を持つ人がいる就職イベント。即内定もあるので、音大生でも就職しやすい。就活生の5人に1人が利用している。

LINEで就活【digmee】 | LINEを使って隙間時間に就職活動が可。企業の人事と直接会うこともできるので、音大生のコミュニケーション能力を発揮しやすい。

クリ博ナビ | ゲーム会社・広告・テレビ局・音楽・マスコミの就職に強い。

 

方法③ 学校の先生になる

小学校の廊下

小学校の廊下

教員免許を取得して小学校や中学校の先生になります。

音楽の授業を通して音楽に触れ合えることから、多くの音大学生が小学校の先生になります。特に女性生徒に人気です。

就職先が決まらなかった時の保険として教員免許を取得する生徒もいます。

 

教員免許を取得が絶対条件です

高校で音楽教師になるのなら高等学校教諭1種免許状(音楽)が必要になります。和声など演奏以外の分野も教えなければならないので、難易度は高いです。倍率も高いですね。

小学校の場合はおよそ4倍の倍率で教員免許が取得できます。

小学校教師の採用倍率は約4倍。年々倍率が下がってきている状態です。しかし、地域よって競争率に差があります。

引用 キャリアガーデン

 

1つ注意です。学校の先生になってから1年で辞めてしまう音大生が多いです。理由は『今までは教えられる側だったのに教える側になったこと』。この2つのスキルって違うんですよね。

音楽の家庭教師などを経験して人に教えるのが好きだったら挑戦する。くらいの感覚が良いと思います。

※こちらの記事で学校の先生になる注意点を解説しています。

関連記事 音楽で食べていくのは難しい理由『取り合えず学校の先生は危険』

方法④ コネで就職先を紹介してもらう

最後はコネです。コネって1番ラクな就職方法なんですよね。企業も採用するコストがかからないメリットがあります。

音大の場合は大学の非常勤講師として採用枠がある可能性もあります。大学側に聞いてみましょう。

 

コネで就職先を見つける例

  • 教授からの紹介
  • アルバイト先で正社員になる
  • SNSのフォロワーさんより紹介

大学在中にSNS(ツイッター・インスタグラム)のフォロワーさんを増やして、その流れで就職を斡旋してもらうのも1つの形になっています。

あなたのフォロワーが1万人以上ならインフルエンサー枠として入社できる可能性もありますね。音楽発信からフォロワーさんを増やすことも可能。狙う価値はあるかと思います。

当記事を書いている現在でOWNDAYS RECRUITがインフルエンサー枠を募集しています。月5万円の手当ても出ますね。この厚遇は他には無いです。
Ryota

 

以上、音大の就職先を見つける方法を解説してきました。就活についてさらに詳しく知りたいなら以下の記事もご覧ください。自己分析の段階から解説しています。

音大の就職活動
卒業生が音大の就活方法を解説『自己分析から就職後の話まで分かる』

続きを見る

この中でもっとも安定する働き方が『一般企業勤め+音楽での副業』です。

実践していますので以下詳しくご紹介していきます。

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2.もっとも安定する音大の就職は一般企業+音楽で副業

音楽と触れ合える副業は多い

音楽と触れ合える副業は多い

複数の仕事を掛け持つパラレルワークスタイルで働きます。

年収も増え、リスク分散になり、好きなこともできる。これからの働き方の1つですね。特に音大生にオススメします。

音楽系の企業に勤めるのは困難

繰り返しになりますが音楽系企業ってほとんどありません。

特にプレイヤー。ピアノを演奏して食べていくとか、そういうことはオリンピック選手になるようなもの。基本的には不可能です。

私はカラオケで有名なエクシングに応募しましたが落ちましたね…。音楽と触れ合える企業が音大生を求めているとも限りません。楽器演奏とかの能力は求められませんからね。

 

音大生のほとんどが一般企業か学校の先生になる

音大生の就職先はほぼ一般企業か学校の先生です。最初は音楽系に勤めようと心がけるのですが、徐々に狭き門だと見えてきます。

ブライダルなど華やかな業界に飛び込む生徒も多いですが、これも一般企業ですよね。

だから一般企業に入ることを前提として、音楽を個人で稼ぐ武器にします。

音楽は『副業』として稼ぎやすい技術

  • 音楽ライター
  • 音楽素材を配布、広告費で稼ぐ
  • 仮歌で稼ぐ

クラウドソーシングで案件を見れば需要が簡単に分かります。YouTube需要が高まってますので、音楽を無料配布して人を集めてマネタイズするのもアリです。

私はこれを実践していて、音楽素材を配布しています。

参考 SuzukazeNote

 

音楽を副業にする必須項目はDTMくらいですね。録音して加工、配布・提出だけは必要スキルです。

 

音楽を副業にする手順

  1. DTMを習う(録音方法など)
  2. クラウドソーシングに登録、仕事を請け負う
  3. ココナラに登録、仕事を貰う
  4. 音楽素材を作ってブログで配布、広告を掲載して収益化する

以上です。DTMを習う方法、クラウドソーシングに関しては以下に参考記事を置いておきます。ご覧ください。

おすすめのDTM教室
『無料体験あり』作曲家の私がおすすめするDTM教室3社と選び方

続きを見る

副業をするサラリーマン
サラリーマンが月3万円を半年で稼げる3つの副業『しかも身近な方法』

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まとめ:音大の就職先は音楽業界にこだわらない方が良いです

音大だから音楽業界に進まないといけない。という発想を捨てましょう。個人でどういう技術も役立つ時代です。

音楽業界ってちょっと特殊で、かなり体育会系+薄給です。音楽の楽しさを忘れてしまう危険もあります。音大生で就職に悩んでしまったら当記事でご紹介した方法を1からお試しください。

あなたの就職活動が円滑に進むことを応援しております。

 

以上、「音大の就職先を見つける方法を卒業者が解説『一般企業+音楽で稼ぐ』」という記事でした。

 

音大の就活については以下の記事でも詳しくまとめています。自己分析から企業の選び方まで解説しています。

関連記事 卒業生が音大の就活方法を解説『自己分析から就職後の話まで分かる』

音大の就職活動
卒業生が音大の就活方法を解説『自己分析から就職後の話まで分かる』

続きを見る

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Ryota@パラレルワーカー

メディア運営・作曲家・各種アドバイザー・講師のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

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