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楽器の習い方 音楽・作曲

楽器が下手…才能ないのかな?というあなたへ。上達する2つの方法

楽器が下手な子

「楽器が下手で悩んでる。せっかく買ったんだし、ある程度は演奏できるようにしたいんだけど上達しない。何がダメなんだろう…。才能がないのかな?」

という悩みにお答えします。

 

ミュージックコンポーザーのRyotaです。高校3年から自費でピアノレッスンに参加。音大卒業時点で自由にJazzピアノ演奏を楽しめるレベルになりました。

 

当記事の内容はこちら

  1. 楽器が下手…才能ないのかな?というあなたが上達する2つの方法
  2. 楽器演奏に才能が関係ない理由『通常演奏レベルは誰でも可能』
  3. 当たり前の楽器練習法に疑問を持つことも考えよう

 

楽器が全く演奏できなかった私なのでお伝えできることがあると思っています。誰でも普通に演奏を楽しめるレベルにはなれます。あなたは壁にぶつかっているだけなんです。

私の体験談と共に解説します。あなたの悩みが解決できますのでどうぞご覧ください。

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1.楽器が下手…才能ないのかな?というあなたが上達する2つの方法

アコーディオンの教本

アコーディオンの教本

以下の2つです。

  1. 担当講師や楽器の学び方を変える
  2. 練習時間を増やす

楽器上達は『新しいことを知る』『繰り返し練習して技術にする』の繰り返し。いつまでも楽器が下手なのは学び方が悪いか練習が足りないかのどちらかです。

方法① 担当講師や楽器の学び方を変える

ピアノを独学している女性

ピアノを独学している女性

練習方法があなたに合っていない可能性があります。

お悩みマン
でも、ちゃんとレッスン受けてるんですよ。先生が流れを作ってくれてますし。
講師との相性でも演奏力って変わります。あなたが自由に楽器を演奏したいのに、教本を1から学ぶ必要はありませんよね。
Ryota

楽器って独学でも習得できます。ギターならC.F.Gの3コードが演奏できるだけでも楽しいです。でも担当講師が運指から教えるタイプだと楽しくないですよね。

逆に独学に失敗するケースもあります。本を片手に練習していても『何が正解か分からない』ので先に進めません。

あなたの性格にあった学び方が大切です。

 

ピアノをバイエルから学ぶ必要はありません

ピアノの練習法として一般的なのが『バイエル』。楽譜の読み方から運指まで学べる定番教本です。各楽器教室でもバイエルから学ぶことをおすすめされます。

でも、譜面って有名楽曲のピアノアレンジからでも学べますよね。運指もピアニストになるつもりがなければ絶対守る必要ってありません。

そもそも譜面どおりに演奏しないといけないの?という疑問もあります。

あなたが楽器を練習する目的は何でしょうか。好きなアーティストの曲を趣味レベルで演奏したいだけなら、その譜面を購入して即練習した方が上達します。

軽音楽部に所属しているなら先生だけじゃなくて先輩からも学べますよね。

「こうじゃなきゃダメだ!」

という考えを捨ててみましょう。

 

クラシックなのかJazzなのかでも勉強方法は変わります

同じ楽器でも演奏する曲のジャンルで学び方は変わります。

クラシックなら既にお話したように『バイエル』からになります。楽譜どおりの演奏が求められるためです。

でもJazzは違います。コードの勉強をして自由に演奏できます。メロディーとコード以外はアドリブを楽しむ演奏法だからです。(もっとも、コードも自由にアレンジできますが。)

楽器演奏が楽しくなくて下手なのならジャンルを変えるのもアリですよ。私はクラシックが向いてなくてJazzが向いていました。
Ryota

方法② 練習時間を増やす

練習時間が演奏レベルになる

練習時間が演奏レベルになる

練習不足だと楽器が下手です。当然ですね。

  • 1日1時間練習する → 365日で365時間
  • 1日3時間練習する → 365日で1,095時間

同じ1年でも上記の違いが出ます。ここで比べると、練習時間の短い人が下手になるに決まってます。

学校や音楽教室に通うと嫌でも楽器を触る時間が増えます。練習内容が自分にあっていなくても独学よりは上達スピードが上がります。

まだ楽器を音楽教室で習っていないのなら、楽器を習うことも考えましょう。おすすめの楽器教室は以下の記事で紹介しています。

音楽教室の選び方とおすすめ教室
大人向け音楽教室の選び方+おすすめ5選『体験談も交えて解説』

続きを見る

 

1日2時間の練習を習慣化する

本気で楽器を上達させたいなら1日2時間を継続します。2時間が無理なら短い時間でも構いません。継続することが大切です。

筋トレと一緒で、楽器って時間が経つと下手になるんですよ。指が忘れちゃうといいますか。一定レベルになると1年触ってなくても演奏できたりするんですけどね。
Ryota
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2.楽器演奏に才能が関係ない理由『通常演奏レベルは誰でも可能』

アコーディオンの配列書類

アコーディオンの配列書類

短期間で楽器が上達した人を『才能がある』と言っているだけです。生まれ付いての才能がある人って数万人に1人のレベル。そういう人と比べても無駄ですよ。

理由:練習時間に比例して演奏レベルが上がります

1日12時間楽器を触っていたら短期間で上達しますよね。才能があると言われている人って練習量が多いです。

元メジャーリーガーのイチロー選手の話が参考になります。

「当たり前のことを当たり前じゃないレベルにするため、毎日コツコツ努力した。」

これですね。

 

人前で演奏するレベルになりたいなら100時間触る

楽器の練習時間と上達レベル

楽器の練習時間と上達レベル

100時間ほどまでは練習すればするほど上達します。

基本技術を学んでからは上達スピードが緩やかになります。感情表現や特殊な奏法など、高い技能レベルが求められるためです。

まずは楽器を触り続けて「次は何を学べばいいんだろう?」という状況まで楽器を知りましょう。

私のピアノレッスン経験談

私は高校3年からカワイの音楽教室でクラシックピアノを学びました。音大で楽器演奏の授業があったため、事前に学んでおこうと考えたためです。

でも全く上達しませんでした…。

既にお話しているように『バイエル』からスタート。来る日も音楽と言えないような運指用楽曲の演奏ばかり。楽しくなくて練習時間も減っちゃったんですよね。

音大の楽器授業ではJazzピアノを選択。アメリカ人の先生が担当講師になりました。

  • 各音階のⅡ-Ⅴ-Ⅰを学ぶ。左手の押さえる部分は決まっているものの、右手は全てアドリブ。
  • Jazzのスタンダード演奏を学ぶ。メロディーとコードは決まっているものの、自由に演奏してOK。

これが楽しすぎました。常にピアノを触っている状態となり、4年間で自由にアドリブ演奏できるレベルになりました。

 

才能ではなく環境の問題

楽器が下手なのを才能のせいにするのは簡単です。でも、練習時間の確保で上達するんですから、環境の問題ですよね。

  • 楽しく楽器を学べる状況を作る。(講師を変える・ジャンルを変える・学び方を変える)
  • 自由に楽器演奏できる場所を確保する。(防音部屋やスタジオ)
  • 定期的に楽器演奏を披露。モチベーションを上げる。

上記を取り入れましょう。

 

プロの楽器奏者 → 英才教育です

余談ですが、プロのピアニストやヴァイオリニストって英才教育を受けてます。両親のどちらかがプロの楽器奏者で常に楽器を学んでいる、などですね。

小学校入学までに練習時間10,000時間を超えるとプロになれるとか。そこと比べちゃったらあなたの楽器が下手で当然。まずは練習し続けましょう。

3.当たり前の楽器練習法に疑問を持つことも考えよう

ギターと譜面

ギターと譜面

今の練習方法が正しくない可能性があります。

結果的に楽器が上達すれば良いんです。既にお話したように『絶対バイエルから始めないとダメ』じゃありません。

ギターなんて『格好良いから買った。見よう見まねでコードを演奏している』でもそれなりにレベルアップしますよね。

練習方法の選び方のポイントは『楽しいか楽しくないか』です。

楽しくない練習を続けても苦痛なだけ

楽しくが楽器を演奏する人

楽しくが楽器を演奏する人

ある程度までは練習時間で楽器が上達します。

練習時間を増やすには楽器演奏が楽しくなるのが大切。楽しくないことを人は続けられません。特に楽器は継続して練習が必要です。

  • 先にコードから学ぶ
  • いきなり曲にチャレンジする
  • 先生とセッションする

あなたに向いている内容を選びましょう。

 

どのレベルまで楽器を演奏したいか目的を考える

楽器演奏でお金をもらいたいのか、単純に趣味にしたいのかで目的とする演奏レベルが変わります。趣味レベルならそもそも講師に習う必要がないかもしれません。

私の場合、アコーディオンを趣味で演奏しています。YAMAHAで先生に習ったんですけど、先生の練習法が合っていませんでした。レッスン時間が苦痛になってきたんです。

結局、1年ほどでレッスンは解約。Jazz的にアドリブ演奏していた方が楽しいし上達することが分かりました。

 

楽しむ程度なら運指を無視しても演奏可能

楽器が下手で悩むと運指などの基本に目を向けます。これも目的に応じて考えましょう。楽譜どおりの演奏が求められるなら運指は必要です。

でも、バンド演奏や作曲など『自由に演奏してもOK』なら運指を意識しすぎる必要ってありません。アレンジを変えるとか、同じ曲を繰り返し演奏した方が上達します。

まとめ:楽器が下手なのと才能は関係ありません

まずは以下の2つから考えましょう。

  1. 担当講師や楽器の学び方を変える
  2. 練習時間を増やす

「才能がないから下手。」と思うのは逃げです。楽器演奏は必ず壁にぶつかります。それを練習量で乗り越えて上達する。それの繰り返しです。

他のことと一緒で「楽して上達する方法」はありません。

今までより1時間、練習時間を増やします。それでダメなら勉強方法が間違っています。1つ1つ改善していきましょう。

 

以上、「楽器が下手…才能ないのかな?というあなたへ。上達する2つの方法」という記事でした。

 

 

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Ryota@パラレルワーカー

メディア運営・作曲家・各種アドバイザー・講師のパラレルキャリア。東京サウンドプロダクション所属。 カメラマン・製薬工場など複数の仕事を経験した後、個人事業中心の働き方に切り替え。 HSPで刺激に弱い悩みを持ち、低ストレスで働き生計を立てることを追求。日本の働き方に疲れている方向けに『これからの働き方』について発信し続けている。 ■詳しいプロフィールはこちら

-楽器の習い方, 音楽・作曲

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