「ブログで全く稼げない。どうしたらいいんだろう…。何がダメなんだろう…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事ではブログで稼げないあなた向けの『チェックリスト』をご用意しています。
アフィリエイターのRyotaです。最初の2年間は収益ゼロでした。
結果には原因があります。
私自身、ブログで月10万円以上稼げるようになるまで6年かかりました。
経験から『何がダメなのかをチェックできるリスト』を作成。具体的な内容ばかりになっています。
それぞれの項目で役立つ記事へのリンクも紹介しています。
当記事を保存して教科書的にお使いください。
▼ブログで挫折しそうなら▼
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【つらい…】ブログを挫折しそうなあなたへ。長期で考える心に優しいブログの運営法
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▼ドメインパワーをつける戦略▼
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ブログ初心者がドメインパワーを付けるための3つの戦略『実践中』
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1.稼げないブログチェックリスト
特に点数付けは必要ありません。
該当した内容について、後述する項目別の改善案を見ながら改善しましょう。
- 大げさな表現が多い
- 言い切る表現が無い
- 英語や難しい漢字の表現が多い
- 常に同じ文面から記事がスタートしている
- 具体的な数値や内容を出していない
- 同じワードを狙った記事が多い
- カテゴリー分けができていない
- タイトルロゴ・プロフィール画像が手抜き
- 画像の位置やデザインが崩れている
- 本文の書体を変更している
- タイトルと見出しを見ても記事内容が分からない
- ブログ立ち上げから1度もリライトをしていない
- 知識が無いジャンルに手を出している
- 広告の数が多い
- 自分の利益を優先している(Amazon欲しいものリンクなど)
- 本文途中に広告を掲載している
- サイドバーにメイン広告を掲載している
- アフィリエイト広告を記事に『追記』している
- 全ページの記事中にアフィリエイト広告を掲載している
- 記事数が100以上なのに1日のアクセス数が100未満
- 直帰率が高い(95%以上)
- 記事内容がネット情報のまとめになっている
- 雑記ブログで『ターゲット層』を意識していない
- アドセンス広告+SNS集客で運営している
- アフィリエイトが悩みの解決口になっていない
- 内部リンク・広告に対する説明ができていない
- 自身の意見を前面に出すオピニオン記事が多い
- アクセス数に対して広告のクリック率が低い
- デメリットを伝えていない
- ブログ運営の目的が統一されていない
上記の見出しを見つつ改善できた方は以下の記事をご覧ください。ブログに関する記事をまとめており、収益化にも役立ちます。
2.ブログチェックリスト各項目別の改善案
各項目ごとに解説していきます。合わせて改善案もお話します。
一緒に月1万円稼ぐブログを目指しましょう。
①大げさな表現が多い
ユーザーは大げさな表現に敏感です。裏がある・デメリットがあると感じるためです。
「とても凄く役立つんです!」
「買わなきゃ損ですよ!」
のように、2重に強調している。得だけを伝えている。「!」を多用しているあなたは要注意です。
そのアフィリエイト商材を買ったらどんな価値があるのか。その価値を実現しているメリットはどうなっているのか。
この2つを伝えましょう。
②言い切る表現が無い
「これを着れば、格好良いと思われるかもしれません。」
「この方法なら稼げる可能性がありますよ。」
自信の無い表現はユーザーに不安を与えます。
その商材にリスクが無い限り、あなたは自信をもって言い切る流れを作らなければいけません。
「これを着れば格好良いですよ。デートも大成功です。」
まで言えば成約率は高まります。
当ブログでオススメしているロボアドバイザー。これは元本割れのリスクがあるため「可能性があります」と伝えています。正しい情報であれば、言い切る部分と分けて伝えましょう。
③英語や難しい漢字の表現が多い
ユーザーに理解されない単語や表現はユーザービリティに良くありません。
カテゴリー表記も「fashion」ではなく「ファッション」と書けばユーザーに一瞬で理解されます。
「曖昧」も普段は使わない難しい漢字。「あいまい」と書きましょう。
④常に同じ文面からスタートしている
記事の最初の文章が自分の挨拶文から始まる設計だと、関連記事やブログカードの内部リンク説明が
「こんにちは!●●の●●です。」だけになってしまいます。
最初に誰向けの何を解決する記事なのかを説明しておき、その後で挨拶文を入れた方が分かりやすいです。
— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) February 4, 2018
記事の最初の文はブログカードや関連記事で表示されます。
自己紹介から始まると、全ての記事の説明が自己紹介で終わります。
ユーザビリティに悪いためクリック率も下がります。記事の内容の説明や結論から始めましょう。
⑤具体的な数値や内容を出していない
ユーザーは具体的な内容を信用します。
「この方法ならアクセス数は倍増します。」
よりも、
「タイトルと見出しに無いクエリを追記することで、アクセス数を3倍に増やすことができます。」
と書いた方が納得できますよね。
⑥同じワードを狙った記事が多い
グーグル検索順位を意識し過ぎて同じワードを狙った記事を書いていませんか?
「ブログ運営のコツ / 正しいタイトルの付け方」
「ブログ運営のコツ / 上がるタイトルの秘密」
これは全く同じユーザー層しか集まらないため、アクセス数アップにつながりません。
「アクセス数が上がらないブログの原因」
のように、全く別のタイトル付けが必要になります。
⑦カテゴリー分けができていない
複数のカテゴリーにまたがる場合、カテゴリー分けに失敗しています。
1つの記事が別カテゴリーに存在する場合、ユーザーが迷ってしまいます。
『まとめ記事』をメニューに表示させるなどの工夫を行いましょう。
当ブログの場合は各『目次記事』をメニューに表示させています
⑧タイトルロゴ・プロフィール画像が手抜き
落書きのようなプロフィール画像、タイトルロゴを付けていませんか。
タイトルロゴはブログの看板。
プロフィールは代表者の顔。
下手な画像を貼り付けるくらいならプロフィール画像は無しにして、タイトルロゴは文字だけにしましょう。
ロゴ作成や画像作成にはcanvaが初心者向けです。無料でも使えます。
参考 【便利すぎ】Canvaの有料版の機能が必要以上に充実?素材だけでもブログの時短ツールになる理由
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【便利すぎ】Canvaの有料版の機能が必要以上に充実?素材だけでもブログの時短ツールになる理由
⑨画像の位置やデザインがずれている
カスタマイズに失敗して、サイドバーのデザインやSNSロゴがずれているブログを見かけます。
ユーザーは記事を読みませんが細かなデザインは見ています。
ブログのマイナスポイントはユーザーの信用を落とすため、ユーザーの離脱につながります。
⑩本文の書体を変更している
格好良いからと本文を「明朝体」にしていませんか?
英文フォントの変更もオススメしません。
ユーザーはインターネットで様々な文章を見ています。見慣れない書体はそれだけで読む気が無くなります。
例 fashion → fashion
⑪タイトルと見出しを見ても記事内容が分からない
リライトするなら本文を直すより
・タイトル
・見出しの2点から。特にタイトルで損しちゃっている方が多いです。
「30歳4人家族の家計簿を公開!」
では、誰向けに何を伝えたいか全く分かりません。検索もされません。「30歳4人家族でも月5万円貯金する主婦の家計簿がこれだ!」
なら検索されます— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) January 30, 2018
タイトルが「仮想通貨で稼ぐ方法」なのに、最初の見出しが「仮想通貨とは」では記事内容がチグハグです。
見出しで「これは凄い!」のような本文の延長上の言葉を使うのもNG。
見出しは目次で表示されるため、ユーザーの注目を集めます。
タイトルと見出しだけで内容が分かる記事はユーザーが読みやすい記事になります。
⑫ブログ立ち上げから1度もリライトをしていない
ブログは過去記事が埋もれやすい作りになっています。
過去記事をリライトし、直近の記事へリンクを飛ばすことでユーザーの滞在時間を延ばせます。
ユーザーが求めている情報がグーグルサーチコンソールに表示されるため、クエリを追加してリライトすることも重要です。
1度もリライトせずに記事を更新していると過去記事が足を引っ張るようになります。
リライトについては以下の記事をご覧下さい。成果の出る方法です。
参考 【即採用】ブログ記事をリライトで検索順位1位にする方法/サーチコンソールを使って今すぐ実践可能!
-
【即採用】ブログ記事をリライトで検索順位1位にする2つの方法
⑬知識が無いジャンルに手を出している
稼げないブログでありがちなのが『知識の無いジャンルに挑戦していること』ですね。
知識を得てからブログを作り出さないと、あいまいな表現。逃げの表現が多くなり、ユーザーに信頼感を与えません。先に勉強する姿勢が大事です。
— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) February 3, 2018
高単価のアフィリエイト商材につられて知識の無いジャンルに挑戦するのは止めましょう。
ちゃんとした答えが出せないため、あいまいな表現が多くなります。
文字数を増やそうと似た表現も多くなり、薄っぺらいだけのブログになります。もちろん成果も出ません。
⑭広告の数が多い
「稼ぎたい!そうだ。広告を増やそう。」
そう思ってアドセンス広告を増やしていませんか?
広告が多いとユーザーは記事を読みません。うさんくさく感じるためです。
保険屋さんにあなたが口を挟む暇も無く営業トークされたらうんざりしますよね。
広告の多さとは押し売りの強さ。売れるものも売れなくなります。
⑮自分の利益を優先している
アクセス数が1日100以下なのに、
「私のAmazon欲しいものリストはこちらです。」
とプロフィールの下に書いていませんか。
ブログで稼ぎたいなら徹底的にユーザー優先にしないといけません。広告がユーザーの悩みの解決口になるためです。
特にAmazon欲しいものリストはユーザーに何のメリットもありません。
収益化するなら有益な情報を提供するなどの対価が必要です。
⑯本文の途中に広告を掲載している
アドセンス広告で収益性の高い位置が
- リード文下
- 記事下
の2つ。
次が記事中です。
記事中にアドセンスを入れる際、H2見出しの上に入れましょう。
本文を遮って途中に入れると誤クリックの原因になります。記事も読みづらくなります。
プラグインのWP QUADSでMiddle of Postを使うのは簡単ですが、記事中に配置される恐れがあります。手間ですが記事ごとに自分で挿入しましょう。
⑰サイドバーにメイン広告を掲載している
ユーザーの7割以上がスマホを使ってあなたのブログを読んでいます。
スマホの場合、サイドバーは記事の後に配置されます。
サイドバーに広告を貼っても全体の15%のユーザーにしか見られません。
サイドバーはサブ的なもの。メイン広告を掲載しても効果はありません。
⑱アフィリエイト広告を記事に『追記』している
アクセスが伸びてきた記事にアフィリエイト広告を追記していませんか?
アフィリエイトは悩みの解決口にしなければなりません。
その記事全体でユーザーの検索意図に対する答えを書き、アフィリエイトを悩みの解決口にする戦略が必要です。
「上司との人間関係に悩んだら転職がオススメです。当ブログでは転職サイトの●●がイチオシ。」
のように追記しても「広告感」が強いですよね。
⑲全ページの記事中にアフィリエイト広告を掲載している
アフィリエイト広告は記事ごとに貼り付けるものではありません。
そのアフィリエイトを紹介する記事を作成し、そちらへ内部リンクで飛ばすことで成約率を高めます。
特にバナー広告は「広告感」が強いです。
全ページにバナー広告を掲載しているとユーザーの離脱率が上がります。
テキスト広告利用やアフィリエイト紹介記事へつなげる流れを作りましょう。
記事下は既にユーザーが記事を読み終わっているため、広告をたくさん配置しても構いません。
⑳記事数が100以上なのに1日のアクセス数が100未満
更新頻度が低い訳じゃ無いのにアクセス数が集まらない場合、致命的な原因があると考えられます。
- ジャンル選びに失敗している
- タイトル・キーワードを意識していない
- ブログテーマがSEO的に弱い
アクセス数が集まらなくてもアフィリエイトなら収益化できます。
ただし、高度なライティング技術が必要です。
逆に言えばアクセス数が多いならどんな方法でも収益化ができます。
私が安定して高いアクセス数を獲得し、収益化に成功しているブログテーマはこちらです。
参考 【初心者向け特典付き】AFFINGER5を徹底レビュー!特に実用的だった5つの機能
-
【初心者向け特典付き】AFFINGER5を徹底レビュー!特に実用的だった5つの機能
㉑直帰率が高い(95%以上)
アクセス数が多くても95%以上の直帰率だとブログが読まれていません。
直帰率が高いとアドセンスの広告単価が下がったり関連コンテンツの許可が下りないデメリットがあります。
- 内部リンクを増やす
- 1記事1記事を丁寧に書く
- チェック記事を書く(当記事のようなイメージ)
のような方法で直帰率を下げましょう。
㉒記事内容がネット情報のまとめになっている
オリジナルコンテンツとは『ネットに無い情報』だと考えています。
ブログ記事を書く際にネット情報を参考にしているとオリジナルコンテンツになりません。だから書籍からの情報や実体験が求められます。
— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) February 3, 2018
ブログには目玉コンテンツが必要です。
目玉コンテンツとはオリジナルの内容。既にネットで出回っている情報は需要が無く、グーグルの評価も上がりません。
ネット情報を参考に記事を書くのではなく、書籍を参考にしたり実体験を元にする・購入品紹介をしましょう。
㉓雑記ブログで『ターゲット層』を意識していない
記事ネタに困らないので雑記ブログに挑戦するブロガーが増えています。
ユーザーにとって自分の知りたい情報ジャンル以外の情報はノイズ。見たくもありません。
雑記ブログはノイズの宝庫。
雑多な内容の中に『ターゲット層を絞ること』で共通点を作りましょう。
- 35歳男性向けの総合情報ブログ
- 20代女性のキラキラした生き方
- 双子子育てに奮闘するパパの息抜きブログ
のようなイメージですね。
㉔アドセンス広告+SNS集客で運営している
アクセス数が多くてもアドセンス収益が増えないケースがあります。
それがSNS集客。
SNSを経由して訪れるユーザーは『徹底的にブログを読む層』が多いんです。しっかり読むからアドセンスをクリックしません。
同じくネット慣れしたユーザーもアドセンスをクリックしません。
SNS集客はアフィリエイトで収益化しましょう。
㉕アフィリエイトが悩みの解決口になっていない
ユーザーは悩みを持って検索しています。
ユーザーの検索意図に合っていない記事は読まれません。悩みの解決にならないためです。
ユーザーがアフィリエイトサービスを利用するのは悩みを解決したいから。
記事で全ての悩みを解決してしまうとアフィリエイト商材を購入する理由が無くなります。
ユーザーの検索意図を考え、アフィリエイトを悩みの解決口になるように記事を書きましょう。
㉖内部リンク・広告に対する説明ができていない
直帰率を下げPVを上げるために内部リンクは必須です。
しかし、何となく内部リンクを作成してもユーザーはクリックしません。
ユーザーがクリックするのは『クリック先に価値がある』と感じたためです。
アフィリエイト広告に関しても同じ。
- こちらの記事はこのように参考になります
- 私も使っている〇〇の公式ページはこちら
と、ひとこと添えるだけでも印象は変わります。
ユーザーに対する気づかいができていないと、ブログは稼げません。
内部リンクはこちらの記事で詳しく解説しています。
内部リンクの重要性やクリック率を増やす方法も分かります。
関連記事 初心者でも内部リンクのクリック率を2倍にできる3つの方法
-
【やるべき】内部リンクの貼り方でクリック率が上がる技!2倍にできる3つの方法
㉗自身の意見を前面に出すオピニオン記事が多い
プロブロガーさんに憧れて自分のことを伝える記事ばかり書いていませんか?
プロブロガーは強いコミュニティを持っているか、ライフスタイルや生き方を貫いている人ばかりです。
彼らに憧れて何となく自分のことを書いても誰も読まれません。
自分のことを書く記事はタイトルがユーザーの検索意図とマッチしないため、検索流入も期待できません。
オピニオン記事は全体の1割にしましょう。
ツイッターのフォロワーが1,000人を超えるようなら、自分の考えを出すだけのブログを作っても勝算があります。
㉘アクセス数に対して広告のクリック率が低い
1日1,000PV以上あるのにアフィリエイト広告がクリックされないのは問題があります。
- ユーザーの検索意図とアフィリエイト商材がマッチしていない
- 広告の質が悪い
- 広告の配置が悪い
- ライティングが悪い
など、致命的なミスがあります。
アクセス数があるので、リライトすれば解決します。
改めて自分のブログの記事やクエリを見返しましょう。
㉙デメリットを伝えていない
ユーザーは『お得な情報』に不安を持っています。
どうして無料なんだろう?
100%の人が満足するものなんて怪しい。
だから、デメリットを伝える必要があります。
大事なのはデメリットをメリットにしてしまうこと。
高い。でも日本製で効果がある。
100%痩せますよ。毎日1時間続ければね。
ユーザーの中にはデメリットがデメリットじゃない人が必ずいます。彼らをターゲットにしましょう。
㉚ブログ運営の目的が統一されていない
収益化したいならアフィリエイトブログにすればドンと稼げます。
安定して稼ぎたいならアドセンス特化。
発信力を付けたいなら、ツイッターを効果的に使いましょう。収益化は二の次です。
アフィリエイトブログなのにツイッターと連動して宣伝しても怪しいだけ。
記事の内容もブレブレになり、収益も発信力も稼げません。
1ブログに求める内容は1つにすべきです。その結果、収益も発信力も稼げる可能性はあります。
まとめ
記事最初でもお伝えしましたが、結果には必ず原因があります。
私はGoogleの自動ペナルティを受けていたにも関わらず、記事を更新していればアクセス数が増えると2年間も信じていました。
結果は惨敗。
間違った方法で収益化・アクセス数アップをしていては結果は出ません。
大事なのは色んな情報を集めて試行錯誤することです。
すぐ実行できることから、ブログ運営の方向性を考えることまで30の項目をご紹介しました。
1つでもあなたのブログに役立つ内容があれば幸いです。
長い記事でしたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。